先週末に日本武道館で開催された有安杏果ソロコンサート「ココロノセンリツvol1.5」と、ももクロのファンクラブイベント「over40祭り」に行ってきました。

ソロコンは準備期間を含めての約2年間、全力でももクロの活動、大学生活、楽器の練習、楽曲の創作活動、販売グッズや衣装やライティングなどを含めたライヴのプロデュース...と寝る時間を削って突っ走ってきた集大成のライヴでした。
武道館に行かれた方はご存じだと思うのですがステージ裏とか真横の席は非常に見づらく、特にステージ裏には観客を入れる事はまずありません。
でも有安さんは多くのオトナ達の反対を押し切ってステージ裏の席にまで観客を入れる決断をします。いわゆる注釈付の座席です。当然ネット上では「同じ金額を払って注釈付ってなんだよ」などとかなり荒れた事は事実。それでも沢山のファンを入れて自分の歌を届けたいという、彼女の言葉を借りると「我が儘」を貫き通しました。直前には有安さんらしい表現で「自分のライヴは光や映像も含めた総合的なステージを楽しんで欲しいから、禁止じゃないけど出来たらペンライトは使わないで欲しいです。」とLINE LIVEでファンにお願いをしましたが、これもまた一部でかなりの議論となりました。それでも「絶対に来て良かったと思えるライヴにする。責任は全部自分が負う。」と、ももクロの緑である事を封印し、自分を貫き通す姿はとても22歳のアイドルとは思えないくらいでした。

そして当日...1曲目の「小さな勇気」はサビの部分をアカペラで熱唱。ピンスポットの中で歌う有安さんがひたすら神々しくて初っ端から涙が溢れます。(歳とると涙もろくなるんすね)
スクリーンには曲に合わせて彼女がセレクトしたであろう自身の写真たちが映し出されてライヴを演出。
5曲目の「feel a heartbeat」ではエレキギター、6曲目の「ありがとうのプレゼント」ではキーボード、7曲目の「First Love」と8曲目の「ペダル」ではアコギの弾き語り...
スポットライトの光に包まれながら歌う有安さんを見つめながら「いま僕らは凄いものを観せられている」と鳥肌が立つ思いでした。
途中のMCでは「この衣装のキラキラは、11年前にここに立たせてもらったときの布なんです。11年前の思いを今日ここに持ってきました!」と話して、自身が11年前にEXILEのバックで踊ったナンバー「Choo Choo TRAIN」を2人のダンサーと20人のキッズダンサーと共にパフォーマンスしたり...これは自分がそうであったように大きなステージに立つ事で彼らの夢が膨らむだろうとの彼女なりのエールだったと思います。そしてこれは後で知ったのですがキッズダンサーの親御さんを招待していたようですよ。
あと、自分が設定した注釈席のファンにも、もの凄く気を遣っていて何度も「注ちゃん!」と弄ったりピックを投げ込んだり乾杯したり...
アンコールではドラムを叩きながら「教育」、そして今日のセットリストをアレンジを変えたバージョンでラスト曲から全曲メドレー(これも絶対大変)
最後は彼女の言葉を借りると「自分が嫌になった時、そんな自分に対して書いた。グァーっておもいっきり一気に書いた。」とノートに書き殴って作詞した「Another story」。
ダブルアンコールでは再びアコギを持ち出して「feel a heartbeat」を会場みんなで大合唱。
メインステージの端から端、そして中央のサブステージまで目一杯走り回って歌って踊って笑わせてくれて泣かせてくれて最高に幸せな時間をプレゼントしてくれました。
そして公演後のエンドロールには「総合プロデュース 有安杏果」の文字...有安さんのファンである事が誇らしいと心から思える瞬間でした。
有安さんのソロコンサート「ココロノセンリツ」シリーズはこれで終了らしいのですが、「これから苦しい事や辛い事が沢山あると思うけれど、この2年間の事を考えるとどんな事でも乗り越えられる気がします」と涙ながらに語った彼女の集大成に立ち会う事が出来て本当に良かったと思います。
ファンとしてはまた沢山心に栄養を与えて力を蓄えて楽曲を作ってソロの有安杏果を見せて欲しいと密かに期待していますが(笑)

翌日の、ももクロファンイベント「over40祭り」では夏菜子の「座って良いですよ」のMCを受けて一斉に座る僕らに「すぐ座るよね」と毒を吐くももクロの緑担当「有安杏果」の顔に戻っていて、2つの顔を堪能出来る有安ファンは2度美味しいよなあ...とつくづく思う事でした(笑)
ファンイベントは開演の注意事項を最高齢88歳のモノノフのお姉さん(おばあさんではない)が読んでくれたり、ゲッタマンが登場してストレッチを教えてくれたり、おおたわ史絵先生が健康講座をしたり...
極めつきは癒しの音楽に合わせて風景写真がスクリーンに映し出され、それをみんなで眺める時間があるというwww
ももクロちゃん達もステージに体育座りしてそれを眺めてるので、僕らはその後ろ姿を眺めてるというシュールな画に「これなに?」と笑いが止まりませんでした。
それでもまあセトリは高齢者にも容赦ない激しいものばかりで『激しいセトリ、休ませない、医師が待機』がコンセプト。歌ってコールしてペンラ振って思いっきり楽しめましたけどね。

いやあ、それにしても楽しかった。聖地巡りも出来たし、感想戦で全国のモノノフさん達と話が出来たし、心の栄養を沢山充填出来ました。

【ココロノセンリツ セットリスト】

01. 小さな勇気
02. 心の旋律
03. Catch up
04. ハムスター
05. feel a heartbeat
06. ありがとうのプレゼント
07. First Love
08. ペダル
09. Choo Choo TRAIN
10. Drive Drive
11. 裸
12. 愛されたくて
13. 遠吠え
14. TRAVEL FANTASISTA
15. 色えんぴつ
16. ヒカリの声
<アンコール>
17. 教育
18. メドレー
19. Another story
<ダブルアンコール>
20. feel a heartbeat

【over40 セットリスト】

オーバーチュア
01.ピンキー
02.モーレツ
03.チャイマ
MC 自己紹介&ゲッタマン体操
04.夢の浮世に咲いてみな
05.Zの誓い
06.ワーズ
おおたわ史絵先生の健康講座
07.黒い週末
08.ビリーブ
MC
09.DNA狂詩曲
10.走れ
<アンコール>
11.労働賛歌

 

先週の土曜、日曜と下甑島に行っておりました。
いつもの磯釣りではなく「第6回こしき島アクアスロン」へ出場する為です。

高速船はギュウギュウ詰めで、かなり揺れましたが、去年の2日目の船釣りの揺れに比べたら屁みたいなもんで、鼻歌歌いながら楽勝でクリア♪

到着して昼ごはん食べて浅野審判長の有難いお話を聞いて競技開始...

先ずはスイム...水温は高いし凪状態でブイも見易いし凄く良いコンディション♪しかしタイムは36分22秒の54位(笑)見事なブービー賞(笑)
海から上がって呼吸を整えながら着替えを済ませてランへ...すれ違う仲間と声を掛けあいながら旧武家屋敷通りを抜け、一個目の坂...これは思っていたよりキツさも無く、手打トンネルでスピードを上げて青瀬トンネルへ繋いで最後の坂...その手前で「社長!」という声援(笑)K原さんでした。苦しかったけど思わず笑ってしまいました(笑)楽しい応援どうもありがとう!
ここの坂、急坂だし長いしめちゃめちゃ足にきましたが、脳内でずっと「ペダル」を歌いながら...そして島の方々の温かい応援のお陰で歩く事もなく無事にクリア♪
ラスト3kmはずっと下りなので楽しく走れ、みんなに出迎えて貰って無事にゴール♪ランのタイムは1時間17分11秒の26位。
トータルでは1時間53分33秒の37位という成績でした。徳之島の後でも思ったけど、やっぱりスイムの練習は細々とでもちゃんとした方が良いな、こりゃ(^^;


暫く仲間のゴールを応援し、ロングに出場したオトコマエなソノハタケさんを置いて一度宿に戻って温泉でゆっくりしてメインイベントのBBQ!
こしき島の海の幸山の幸&暫く封印していたビールを解禁して仲間とのお喋りに花を咲かせ、楽しい時間を過ごさせて頂きました。


そしてその後は、K原さんのお友達の家に招待して頂いて0時半まで宴会♪絶対に食べ切れねえ!という位のご馳走とお酒を用意して下さって、楽しい話で大盛り上がり!
こしき島の方々は本当に温かい!料理も全部美味しかったです。お世話になりました!

翌日は7時半に朝食を食べ、早く帰る仲間を見送ってから島内観光へ...K原さんが鹿島まで工事途中の橋と下甑特有の地層を見に連れて行ってくれました。
下甑の地層はいつも磯釣りに行った時に眺めるのですが、本当に圧倒されるくらい素晴らしいので、まだ実物を見た事のない方は是非見に行って欲しいと思います。
カノコユリの時期にも写真撮りに行ってみたいな...

港に戻ってボリュームあり過ぎ1000円のミックスフライ定食を食べ、餅投げならぬ餅配りでお餅をGETしたりしてのんびりと島時間を過ごして帰りの高速船へ...
船底のお部屋は貸切状態でぐっすり眠って帰れました。

徳之島もそうですが、こしき島から帰って来ると直ぐに「こしきロス」に襲われます。そしてまた来年も!と思ってしまいます(^-^)
それだけ心癒される時間を過ごせるという事でしょうね。仲間や島の皆さんとの濃い時間は宝物だなあ...とつくづく感じます。

運営スタッフの皆様、島民の皆様、本当にお疲れ様でした。素敵な2日間を有難うございました。また来年お世話になります!

先週の土曜日、この歳になって初めて夏フェス(宗像フェス)なるものに行って来ました~!
お察しの通り(笑)ももクロとしてではなく歌い手有安杏果として、たった一人でフェスに初参加する有安さんを応援する為です。
世間に認識されている、ももクロの煽り曲を封印し、モノノフしか知らないであろう自分のソロ曲だけをひっさげて勝負したアーティストとしての有安杏果の姿勢が素晴らしかった。

セトリは...
 M1 Another Story
 M2 Feel a Heartbeat※エレキ
  MC
 M3 ペダル※アコギのみの弾き語り
 M4 裸
  MC
 M5 TRAVEL FANTASISTA
 M6 Drive Drive
  MC
 M7 小さな勇気

1曲目、2曲目で会場のボルテージを上げ、3曲目ではバンドメンバーを引っ込めて自分一人で拙いけれどアコギの弾き語り、4曲目も自分自身の心の葛藤を歌い上げる静かな曲...
5曲目、6曲目は「クラップしたりタオルを回してな~!」と煽りを入れて会場を再び盛り上げ...
ラストに持って来た曲は昨年の熊本地震を受け九州の為に何かしたいと開催を決めた大分のソロコン用に自分で作詞作曲した「小さな勇気」でした。
曲の前のMCでは「被災して辛い日々を送ってる方、普段の生活で色んな悩みや苦しみを抱えてる方、そしてこの空で繋がっているみんなに...初めて自分自身ではなく他の人の為に作りました」と静かにスタンバイ...淡いライトに浮かび上がる有安さんが神々しい...
辺りは暗くなって風とヒグラシの声と木々のざわめきと夜空の朧月と...そして始まるピアノの前奏...もう最高のシチュエーション♪その中でしっとりと、そして堂々と歌い上げてくれました。
アイドルグループから一人で来て大丈夫?と思っていたであろうモノノフ以外のお客様の心に響いてくれたんじゃないかなと思います。近くにいた和楽器バンドさんのファンの方々も「この子凄いね」「歌上手い!」とザワついていましたんで(笑)
セトリもMCも全部自分で考えてプロデュースしたみたいだし、この一年の有安さんの成長が頼もしくて本当に誇らしいと思えた時間でした♪

あ、去り際の「また来るけん!元気にしとってな!好いとーよ!」はアイドル全開だったかな(笑)