HUSTLE PRESSアイドル楽曲大賞(2016年下半期)

今年の漢字一文字「金」で駆け抜けた2016年も終わりが近づいてまいりました。
アイドルシーンにおいては、何といっても欅坂46のデビューが鮮烈だったわけですが、
HUSTLE PRESSでは「HUSTLE PRESSアイドル楽曲大賞(2016年下半期)」をスタッフアンケートをもとに選出いたしました。
皆さまの何かの参考になれば幸いですので、ここに発表したいと思います。

HUSTLE PRESSスタッフ16人にアンケートを実施。ルールは以下の通り。
2016年6月16日~12月15日までに発売(配信)されたアイドルの楽曲(カップリングでも問題なし)で自分がアイドルと思えば、大原櫻子の曲でも可。自由投票となります。
1位には10点、2位には5点、3位には4点、4位には3点、5位には2点を割り振って、トータル得点を計算します。

まずは16人の猛者たちのランキングを発表です。

 
 

井上朝夫

 
1位 「二人セゾン」(2016.11.30)欅坂46
一気に駆け上った欅坂46。また素晴らしい曲を投入。メロディーがキレイなので、ようやく僕にもカラオケで高得点が叩き出せそうな曲に!
 
2位 「恋のレッスン」(2016.7.20)ふわふわ
これもペンライトをシュッシュッと(照)。
 
3位 「世界には愛しかない」(2016.8.10)欅坂46
最初聴いた時の衝撃は忘れない。ポエトリーリーディングという手法を使い攻めの姿勢をみせてくれた一曲。
 
4位 「バッチ来い青春!」(2016.7.27)こぶしファクトリー
こぶしファクトリーのファンキー度が生かされている! ユニフォーム姿が可愛すぎて卒倒した(汗)。
 
5位「HAPPY★LOOPER」(2016.9.7)奥澤村
〝Are you ready?〟部分から。いや、もはやテケテケっていうイントロ部分から変な物質が体内から出ます。タオル振り回し曲なのですが、もう自分の部屋でもぶんぶん丸です。
 
 

斉藤貴志

 
1位「Confession」(2016.6.29) callme
ジャジーなピアノが印象的な、callmeのシングル第3弾にして、ひとつの極みとなった1曲。クールさにシビれる。この曲も9月に発売されたアルバム「This is callme」も相変わらず、すべてMIMORIが作曲。そのメロディーセンスに惚れ込んでいるのは事実だが、つきあいの長い人に「結局お前は目がパッチリした女の子が好きなだけやろ?」と言われたのも否定できず……。まあ、アイドルですから。ヴィジュアルももちろん込みで。
 
2位「まぶしい」(2016.7.23) sora tob sakana
他のアイドル目当ての対バンライブでsora tob sakanaを観て、すっかりハマってしまった。この曲は1stアルバム「sora tob sakana」に収録。タイトル通りの光の反射感、グループ名通りの浮遊感。平均年齢14歳の4人ならではの、あどけなくも澄み渡った世界が広がる。照井順政(ハイスイノナサ)プロデュースのポストロックサウンドで、個人的にはTomato n’ Pineが散開して空いてた場所にスッポリとハマった印象も。
 
3位「二人セゾン」(2016.11.30) 欅坂46
「サイレントマジョリティー」以来、欅坂46の楽曲クオリティの高さに異論はなかったが、個人的にはCDで聴く限り、イマイチ乗れないものがあった。彼女たちが歌っている感じがしなくて。いや、もちろん歌っているんだろうけど、歌声に実体感が欠けるというか。その印象は「二人セゾン」にもある。だが、この曲では夢うつつに歌い掛けられているような儚さを醸し出して胸にくる。夢のなかで泣いているような……。
 
4位「菫アイオライト」(2016.11.15) WHY@DOLL
良かったなぁ~。2月に傑作アルバム「Gemini」を出してからリリースに間が空き、今年はライブの年かと思っていたら、T-Palette Records移籍第1弾のこのシングルが。しかも路線は変わらず、フィリーサウンドの70年代風ファンクディスコ。そこに2人の甘めの声が乗ってノリノリでゴキゲン。歌詞も初挑戦のラップを含め2人の過去、現在、未来が反映されていて、ファンとしてはうれしい。
 
5位「僕はいない」(2016.8.3) NMB48
切ないなぁ……。夏に染みた、みるきーラストシングル。推していたのは一瞬だったけど、やっぱり去っていくのは寂しい。引退するとも復帰するともはっきりさせない卒業は、結局すり抜けていく彼女らしいが。メロウなメロディに“すべて幻 夢の終わり 言い聞かせている”との歌詞が泣かせる。ところで、今期のアイドル楽曲は豊作ではなかったですか? 個人的にはだいぶ迷いました。他に入れたかったのが「アイム・アフター・タイム」(フィロソフィーのダンス)、「ミルフィーユ」(東京女子流)、「ブランコ」(乃木坂46/カップリング曲)、「IN THE CITY」(脇田もなり)など。アイドルなのか、わからない人もいますが。
 
番外1位 「完全なるアイドル」(2016.9.28) わーすた
どうしてもランク付けできない1曲。でも、最も愛した1曲。上記のような楽曲と自分のなかで位相が違うというか。アイドルの裏表、本音と建前の二面性を歌い、曲調もアイドルポップスからゴシックロックへ変調。そして“嗚呼、繰り返される悪夢 「5時起き」”といった歌詞がおかしく感じられるのは、それがちゃんと耽美的なロックのマナーで歌われているから。廣川奈々聖と三品瑠香のヴォーカル力が隠し味として機能している。やっぱり歌の上手いアイドルは良い……と思いつつ、奈々聖に関しても「結局お前は目のパッチリした女の子が」と言われたら、それも否定できないニャ。
 
 

五戸美樹

 
1位「ソラシド~ねえねえ~」(2016.9.21)Buono!
形態はDVDシングル。4年ぶりのシングルが、まさに“Buono!な曲”で感激。作詞作曲は津野米咲さん(赤い公園)。その才能、アッパレ。澄み渡る青空が似合う最高に明るい前向きソング。伸びのある美声を響かせる鈴木愛理ちゃん、いつもと違うロックな嗣永桃子ちゃん、再び歌ってくれたアーティストな夏焼雅ちゃん。3人の魅力が存分に発揮される大好きな曲です。またライブが行われますように…。
 
2位「バッチ来い青春!」(2016.7.27)こぶしファクトリー
「サンバ!こぶしジャネイロ」「オラはにんきもの」とのトリプルA面シングル。こぶしは良曲が多く、選ぶのが難しかったです…。11月リリースの1stアルバム「辛夷其ノ壱」にも良曲たっぷり。「バッチ来い青春!」は野球をテーマに、輝く青春を“こぶし”をきかせて歌う、覚えやすく完成度の高い曲。一緒に「バッチ来い!」と盛り上がれるのも楽しい。いつか夏の甲子園の入場曲にならないかなぁ。
 
3位「上手く言えない」(2016.10.19)アンジュルム
「愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間」「忘れてあげる」とのトリプルA面シングル。田村芽実ちゃん卒業後、5期として笠原桃奈ちゃんが加入した新9人体制での初シングル。アンジュルムは新メンバーの扱い方が実にうまく、笠原ちゃんが程よく目立つ曲に。天才・室田瑞希ちゃんが弾ける笑顔で歌うのも見どころ。カラオケでは「う・ま・く・い・え・な・い」と、スタッカートにすると、う・ま・く・い・え・ま・す!
 
4位「どーだっていいの」(2016.9.28)カントリー・ガールズ
「涙のリクエスト」との両A面シングル。稲場愛香ちゃん卒業後の6人体制初シングル。前作に続いてロカビリーテイスト。2期の船木結ちゃんの太い声が実に合う。賛否ある曲ですが、耳に残るし、“つまんないことはどーだっていいの”と言ってくれる姿は強い女性を感じさせてくれてとてもカッコイイと思っています。嗣永桃子ちゃんの卒業が発表され、2017年はカントリーが生まれ変わる年になりますね。
 
5位「夢幻クライマックス」(2016.11.2)℃-ute
「愛はまるで静電気」「Singing~あの頃のように~」とのトリプルA面シングル。作詞作曲の大森靖子さん、℃-uteの解散を知ったのち、歌詞を書き直したそうで、メンバーの名前が隠されています。℃-ute史上最高難度と言ってもいい、ピアノの音に合わせて少しずつダンスをずらすカノンも見どころ。℃-uteの解散は来年6月。ついにあと半年…あぁ、時間よ止まれ…。
 
 

左藤豊

 
1位「今ならば」(2016.8.3)さやみるきー(NMB48)
発足時は僕が大阪在住だったこともあり、当初から近くで見続けていたNMB48。「山本彩と渡辺美優紀の2TOP」と言われていた頃を知る身としては、渡辺さんの卒業によってひとつの時代が終わった気がしています。彼女がどのような思いを胸に一歩を踏み出したのか僕には知る由もありませんが、卒業に際してこの曲があって本当に良かった。山本さん作曲による楽曲の音楽性もさることながら、『今ならば』が存在したことで、2人は物語を完結させられたと思う。ワールド記念ホールでのデュエットも感動的でした。あの場に立ち会えたことが幸せです。
 
2位「好感度あげたい!」(2016.9.21)フィロソフィーのダンス
今年の頭にこのグループの存在を知って興味を持ち、TIFのSKY STAGEで夜景を背に歌う4人を見て「この子たちについて行こう」と決めました。ただ、ステージデビューからわずか1年ちょっとでここまで名前が知られるようになるなんて、最初は思っていなかったです。まぁ一番驚いたのは、メンバーの奥津マリリさんがグラビア界に進出して、しかも賞まで獲ってしまったことですけどね。フィロのスの楽曲のクオリティの高さについてはいろんな音楽評論家さんたちが言及している通りであり、今さら僕が付け加えることはないです。ライブで一緒に踊りましょう。
 
3位「二人セゾン」(2016.11.30)欅坂46
昨年の今頃の欅坂46といえば、テレビでひな壇に並んでも口数は少なく、伏し目がちに小さな笑みを浮かべるばかり。それがたった1年でここまで自信に満ちた表情で溌溂としたパフォーマンスを見せるようになるなんて、申し訳ないけれど僕は想像していなかった。それだけ彼女たちの進化の速度は恐るべきものだったと思うんです。後に伝説として語られてもおかしくないような1年を締めくくる『二人セゾン』は、2016年のアイドル界の象徴的楽曲と呼んでも良いのでは。
 
4位「わたしになる」(2016.9.21)寺嶋由芙
今年、この曲のMVを何度繰り返し観たことか。朝ドラ大好きっ子としては、それをオマージュした「連続テレビ小話」は見事にツボでした。もし本企画にベストMV部門があったら、僕はこれをNo.1に推します。ゆっふぃーさんの演技(表情)はもちろん、パンケーキを食する加茂啓太郎さんもいい味を出していますから。ちなみにこの曲と2位に挙げた「好感度あげたい!」の作編曲を手掛けているのは宮野弦士さん。22歳という若さに驚き!
 
5位「なんでもないや(movie ver.)」(2016.10.5)上白石萌音
上白石さんが声優として出演していた映画『君の名は。』にひどく感涙してしまった以上、この曲に票を投じないわけにはいかなくなりました。ただ、『なんでもないや』ももちろん素敵なんですけど、これが収録されたカバーアルバム『chouchou』がとても素晴らしいんです。そもそも『366日』『Woman “Wの悲劇”より』『変わらないもの』…という「僕の音楽の嗜好を知っているのでは?」と疑ってしまうような選曲で、最初聴いた時は鳥肌が立ってしまいました。
 
 

田井庸介

 
1位「Atlas」(2016.8.24)amiinA
デュオのamiinaが、メンバーを入れ替え、表記も最後を大文字にして、約1年ぶりのシングル!
メンバーが変わっても、amiinAの地平はさらに奥行きを広げ、その彼方へ僕らを連れ去っていく!
 
2位「完全なるアイドル」(2016.9.28)わーすた
キョンキョンの「なんてったってアイドル」(作詞:秋元康)の21世紀版みたいな作り込まれた演出と、それに応えるわーすたの、高次元のせめぎあいに目がくらむ!
 
3位「バチェロレッテは終わらない」(2016.7.27)PASSPO☆
日本クラウン移籍後の第2弾シングル。にぎやかさの中に切なさがにじみゆくサビの質感は、7人体勢でも上昇し続けるPASSPO☆にだけ許された高み!
 
4位「僕はいない」(2016.8.3) NMB48
「2人セゾン」と迷った。サビのコード進行がなんか同じに聞こえる。どちらも好きだけど、関西人だし、みるきーのラストソングということも加味して、こっちを選択!
 
5位「夏の扉」(2016.7.23)sora tob sakana
アルバム曲なんですが、MVがしっかり作られていたので入れさせてもらいました。「夏の扉」っていうと松田聖子を思い出すけど、それに負けず劣らずの名曲
 
 

犬飼華

 
1位「世界には愛しかない」(2016.8.10)欅坂46
なんと言っても、平手友梨奈のダンスに尽きる(特に“誰に反対されても”の箇所)。これほど躍動感と説得力を持つ動きには、少なくともアイドルシーンでは出会ったことがない。奇をてらうことなく、今しっかりと評価しておく必要があるのでは。
 
2位「二人セゾン」(2016.11.30)欅坂46
これもまた平手友梨奈のダンスがすさまじいインパクトを与えている(“花のない~”の箇所)。ソロダンスは毎回変えているので、見ていて飽きることがない。
 
3位「シークレットグラフィティー」(2016.7.27)乃木坂46
『裸足でSummer』のカップリングながら、ファンにも愛される名曲(取材で判明したが、生駒里奈も激推し)。オールディーズと乃木坂46がここまで見事に融合するとは。
 
4位「ブランコ」(2016.11.9)乃木坂46
『サヨナラの意味』のカップリング。寺田蘭世の、眼光の鋭さでほとんどを表現するセンター感込みで。日本武道館でのパフォーマンスを観て、急上昇。
 
5位「サヨナラの意味」(2016.11.9)乃木坂46
乃木坂46らしさがほどよく楽曲で表現されている。橋本奈々未への惜別の念を込めて。
 
 

雨森大

 
1位「オーケストラ」(2016.10.5) BiSH
アイナ・ジ・エンドのトウモロコシの皮のような声。
 
2位「辛夷の花」(2016.11.30)こぶしファクトリー
井上玲音のツキノワグマのような唸り声。
 
3位「トラベラーズ・ハイ」(2016.7.26)アイドルネッサンス 
石野理子のトビウオが跳ねるような声。
 
4位「誰よりも高く跳べ!」(2016.11.30) けやき坂46
 
5位「ホロスコープ」(2016.11.26) ヤなことそっとミュート
 
 

YKDM

 
1位「二人セゾン」(2016.11.30)欅坂46
二人セゾン二人セゾンって、ふと口ずさむことがしばしば。平手友梨奈のソロダンスかっこ良すぎて震えた。
 
2位「サヨナラの意味」(2016.11.9)乃木坂46
“サヨナラに強くなれ”という歌詞通り、悲しくも前向きになれる曲。最近、齋藤飛鳥がとても可愛い…好き…。
 
3位「ミルフィーユ」(2016.7.20)ふわふわ
“恋はミルフィーユ”、まさにその通り!!!
 
4位「世界には愛しかない」(2016.8.10)欅坂46
MVの大草原を駆け抜ける姿が素晴らしい!一緒に走りたい!踊りたい!
 
5位「晴天HOLIDAY」(2016.11.9)ふわふわ
“…だって一緒にいたいんだもん。”“だって大好きなんだもん!”、とか歌詞の語尾が可愛すぎる…
 
 

村田穫

 
1位「いつかまた会えるその日まで」(2016.11.30)横山ルリカ
先月リリースされた横山ルリカの2ndアルバム「ミチシルベ」に収録された楽曲。疾走感溢れるアップテンポの曲が多い中、本作はライブのエンディングを意識したミディアムナンバーで、感謝の気持ちを伸びのある美声で歌っている。横山自身が作詞しており、アルバムでの位置づけはエピローグ曲となっている。ファンを含む周囲の方へのメッセージソングと言えるだろう。
 
2位「溜息と不安の夜に」(2016.9.21)遠藤舞
2年振りにリリースされた遠藤舞の4thシングル。プロデュースを担当したのはGREAT3の片寄明人で、前作までのピアノポップロック路線から一転したバラードとなっている。遠藤が書きためたワードを片寄が編集するという形の共同作詞になっているのも特徴だ。都会に生きる女性の心情をしっとりと歌い上げる姿に、女性シンガーとしての新たな一面が垣間見える。
 
3位「ハットトリック」(2016.7.19)Booing!!!
YURICA (橘ゆりか)とLUKA(倉田瑠夏)によるデュオユニット・Booing!!!の1st シングル「CROSSOVER」のカップリング曲。ライブでは既に定番曲となっており、ファンからのCD化の要望に応え、満を持して収録された。2人が初めて作詞に挑戦した楽曲でもあり、「目標に向かって新たな一歩を踏み出していこう」という前向きなメッセージを軽やかに歌っている。
 
4位「梅酒にかかってこい!」(2016.8.6)梅酒 with メンテナンス&整備士
元アイドリング!!!のメンバー6名(酒井瞳、河村唯、尾島知佳、朝日奈央、古橋舞悠、関谷真由)からなるアイドルグループ・メンテナンスの楽曲。酒井&河村のグループ内ユニット・梅酒がメインボーカルで、他の4名がコーラスを担当している。コミカルな歌詞とノリのいいリズム、要所に入る「うめ、うめ、うめ、うめ、うめ、うめ、うめしゅ!」のコーラスが印象的。
 
5位「Magiかよ!? BiliBili☆パンチライン」(2016.7.20)マジカル・パンチライン
佐藤麗奈がリーダーを務めるアイドルグループ・マジカル・パンチラインのデビューミニアルバム「MAGiCAL PUNCHLiNE」のリード曲。グループの世界観やメンバーの紹介を取り込んだストーリー性のある歌詞と、途中で何度もテンポが変わるメロディーが最大の特徴だ。メンバーのイメージカラーを意識した衣装や独特のダンスなど、視覚的にも楽しむことができる。
 
 

田中裕幸

 
1位「なんでもないや(movie ver.)」(2016.10.5)上白石萌音
深みのあるボーカルは、この季節に聴くとじんわり心に染み入る。その歌声は野田洋次郎楽曲と相性がとても良い。自身の出世作『君の名は。』のテーマになっている同曲のRADWIMPS版ともひと味違う輝きが。
 
2位「cloudy irony」(2016.11.30)Maison book girl
サウンド、ビジュアル、パフォーマンスなどトータルの世界観が魅力。90年代に“渋谷系”“スウェディッシュポップ”が好きだったオジサンもハマる感じ。
 
3位「深海」(2016.8.31)東京女子流
聴き込むとじわじわと魅力がわかってくる良曲。アウトロのダンスパフォーマンスにはしびれる!
 
4位「Dream Road ~心が躍り出してる~」(2016.10.26)Juice=Juice
Juice=Juiceの新たな魅力を引き出している一方、つんく♂さんの彼女たちに対する変わらぬ愛情が伝わってくる。
 
5位「夏一色」(2016.8.24) Le Lien
残念ながら年内いっぱいで解散するLe Lien。爽やかさ全開の最後のシングル。もし本人たちの気持ちが切れてなかったのなら、もうちょい粘って続けてほしかった。
 
 

古賀良郎

 
1位「完全なるアイドル」(2016.9.28)わーすた
ブッ飛んだ曲ですが、歌うまいです。
 
2位「セクシーキャットの演説」(2016.11.23)モーニング娘。’16
1位と同じくネコ耳付いてます。歌もうまいです。セクシー。
 
3位「Singing~あの頃のように~」(2016.11.2)℃-ute
つんく♂作詞作曲。解散を控えたメンバーの気持ちがそのまま歌詞に
なっています。泣けます。
 
4位「誰よりも高く跳べ!」(2016.11.30) けやき坂46
MVで長濱ねるちゃんと柿崎芽実ちゃんが図書委員をやっています。
この二人が図書委員なら毎日図書館行きます。
かっこつけて難しい哲学書とか借ります。読まないけど。
 
5位「だけどユメ見る」(2016.11.23)ロッカジャポニカ
若い人のひたむきさが出てる。
根拠もない自信で溢れてるのは私もいっしょだけど…。
 
 

ヂクくん

 
1位「恋のレッスン」(2016.7.20)ふわふわ
恋に恋い焦がれる心情をふわふわという美少女アイドルが見事に表現。秀逸な一曲。
 
2位「上手く言えない」(2016.10.19)アンジュルム
笠原桃奈加入後のアンジュルムの初シングル。いいっすよ!
 
3位「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」(2016.8.3) チームしゃちほこ
元気をもらえる。いや、むしろ元気を奮い立たせる曲。勢いをつけたヘドバンは腰に注意!
 
4位「世界には愛しかない」(2016.08.10)欅坂46
ポエトリーっていったい何?って思ったけど、今では納得。
 
5位 「だけどユメ見る」(2016.11.23)ロッカジャポニカ
漫画仕立てのMV好き。
 
 

ちーちゃん

 
1位「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」(2016.8.3)チームしゃちほこ
ひたすら楽しい!! 今までありそうでなかった、しゃちほこの新しいヘドバン曲。MVは公開されてから何度も観ていますが、未だに泣いてます。エモさ満載の最高に素敵なMVです! ちなみに曲名はサビのリズムに合わせないとちゃんと言えません(笑)。
 
2位「最上級の愛の言葉」(2016.8.3)チームしゃちほこ
結婚行進曲に乗せた歌詞がたまらない!! “死んでもいいくらいの この思い あなたが笑えば それだけで幸せ”という歌詞には思わず胸がきゅっとなります! 元気いっぱいな曲も素敵だけど、女の子らしい恋の歌も似合うなと改めて感じた1曲でした。
 
3位「眠れないナイNIGHT!」(2016.8.3)チームしゃちほこ
ノリのいいサビは一度聴いたらクセになっちゃいます! キャッチーなリズムに思わず体が勝手に踊り出してしまいます(笑)。
 
4位「バッチ来い青春!」(2016.7.27) こぶしファクトリー
野球の構えや、みんなで円陣を組む振り付けが楽しい!
 
5位「セクシーキャットの演説」(2016.11.23) モーニング娘。’16
MVがとにかくセクシーで、しかも可愛い!! 思わずリピートしちゃいます(笑)。
 
 

R.S

 
1位「リーダーシップ」(2016.7.27)夢みるアドレセンス
ずっと聞いてられるテンポの良さと、ダンスチューンという新たな試みに挑戦してるのにしっかりはまっていて“夢アド感”が感じられて最高!
 
2位「My Girls♡」(2016.11.9)清 竜人25
ご存知「一夫多妻制アイドル」のコンセプトにぴったりの楽曲。楽曲中ではこれでもかというくらいに夫人たちの夫に対する愛情が歌われていて、聴いているだけでかなり満たされる。来年6月の解散が本当に惜しまれる…。
 
3位「本当本気」(2016.10.05)BiSH
これがアイドル楽曲なのか!と思うくらい疾走感がものすごい曲。アイナさんの力強い歌声も健在!この楽曲はアイドルに詳しくない方にこそ聴いてほしい。その人のアイドル観が変わることまちがいなし。
 
4位「完全なるアイドル」(2016.9.28)わーすた
わーすたといえば衣装、楽曲共にガーリーでキュートな“カワイイ”系統のアイドルだという認識のファンがほとんどであろう。その固定概念を良い意味で崩しにきたのがこの楽曲である。歌詞中にも現代のアイドル戦国時代へのマンネリ化を言及するような表現が使用されていたり、MVの衣装も初めて黒基調のものを使用したりと、わーすたの新たな進路、可能性を感じた。
 
5位「タイムマシン」(2016.10.18)まねきケチャ
「きみわずらい」で話題になった千愛ちゃんの歌唱力をより引き立たせる一曲。なんていうんだろう、かなり落ち着く。
 
 

まりか

 
1位「愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間」(2016.10.19)アンジュルム
タイトルなっがいです。間奏のダンスがめっちゃかっこよくて好きです。機械っぽい振り付けが良いですね。“始発電車 動き出さなくては… 逢いにいけないよ”って歌詞が好きです。
 
2位「愛はまるで静電気」(2016.11.2)℃-ute
℃-uteらしい曲で、MVでもとってもかわいい℃-uteが見れてすてきです。
 
3位「上手く言えない」(2016.10.19)アンジュルム
2番の職業が順番に歌詞に出てくるとこが好きです。
MV、楽しそうな雰囲気が出ていて良いです。
 
4位「リーダーシップ」(2016.7.27)夢みるアドレセンス
曲もMVもセクシーですね。MVの斜めのやつがすごい…!
 
5位「どーだっていいの」(2016.9.28)カントリー・ガールズ
衣装が可愛くて好きです。
MVがオシャレ…!
 
 

クオリアス

 
1位「Spotlight」(2016.7.20)GEM
クッソ振り付け可愛い。思い出の曲。
 
2位「サドンデス」(2016.11.16)私立恵比寿中学
MVはドラマでもあり、ファンタジーでもあり、日本のアイドルの縮図を暗示している。
 
3位「Dream Road~心が踊り出してる~」(2016.10.26)Juice=Juice
エモ曲。永リピ。鬼アゲ。
 
4位「愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間」(2016.10.19)アンジュルム
これぞ!というプレイリストで毎日聴くほど、中毒性ある曲。自然と口ずさんでいる。
 
5位「本当本気」(2016.10.5)BISH
メッセージは双括型。在宅が思わず家を飛び出してLiveに行きたくなる曲。
 
 

いつもどおり……スタッフの趣味趣向に大きく影響されてはいるものの「HUSTLE PRESSアイドル楽曲大賞(2016年下半期)」の1位~10位を一気に紹介します。ひとつの参考としていただければと思います。アイドル楽曲って、いいですよ……。

 
 
1位「二人セゾン」(2016.11.30)欅坂46 33点

 
 
2位「世界には愛しかない」(2016.08.10)欅坂46 20点

 
 
3位「完全なるアイドル」(2016.9.28)わーすた 18点

 
 
4位「恋のレッスン」(2016.7.20)ふわふわ 15点

 
 
5位「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」(2016.8.3) チームしゃちほこ 14点

 
 
6位「リーダーシップ」(2016.7.27)夢みるアドレセンス 13点

 
 
6位「愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間」(2016.10.19)アンジュルム 13点

 
 
6位「上手く言えない」(2016.10.19)アンジュルム 13点

 
 
9位「なんでもないや(movie ver.)」(2016.10.5)上白石萌音 12点
※オフィシャルMV動画が存在していません。
 
 
10位 「バッチ来い青春!」(2016.7.27)こぶしファクトリー 11点

 
 
HUSTLE PRESSアイドル楽曲大賞(2016年下半期)も、やはり下馬評通りに欅坂46が盤石の強さをみせる。アイドル楽曲はいいですよ、ホント。なかなか自分の推し以外の楽曲を聴くタイミングがないという方も一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
 
 

HUSTLE PRESS 井上朝夫