=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 10人目 大場花菜
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志
=LOVEのメンバーに私服を披露してもらう短期集中連載の冬編もいよいよ大詰め。10人目で大場花菜が登場です。いつも素敵な笑顔を見せてくれますが、成人式を済ませて、今日が20歳の誕生日。心境の変化はあるのか?
冷え性で厚着のまま踊ったら
腹巻きもしていて汗だくに(笑)
――今回の私服はどんなテーマなんですか?
「ナチュラルです(笑)。いつも『私服でぽん!』はすっごい悩んじゃうんですけど、今回は即決でした」。
――単純に自分が気に入った服で?
「そうですね。オレンジ系が自分に似合うと思って選ぶことが多いんですけど、今回は最初にマフラーがかわいくて手に取りました。それで同じ店に、肩のところのボタンが外せる服があって、マフラーを巻いたら肩をチラ見せできて、ちょうどいいから『よしよし』と」。
――なるほど。オシャレですね。
「でも、下は何を合わせればいいかわからなくて、きのうロングスカートを買いました。短いほうが良いかなとも思いましたけど、まあ冬だし。傍にいる彼女的な感じでいきました」。
――バッチリです! ところで花菜さんは冬というと、どんなことが思い浮かびますか?
「暖炉? 高校のクラスメイトの家に暖炉があって、いい犬もいると小耳にはさんで、行ったことはないんですけど、夢の世界だなと思いました」。
――大場家の別荘には暖炉はないんですか?
「大場家には別荘がないので(笑)、暖炉のあるおうちで薪をくべるのが憧れです」。
――冬という季節自体は、好き嫌いでいうと?
「あまり好きではないです。めちゃめちゃ冷え性で、しもやけができやすい体質で、子どもの頃は赤く腫れ上がっていたので。イコラブ(=LOVE)に入ってからは、登下校みたいな寒い時間に外を歩くことはあまりなくなって、しもやけはできなくなりましたけど、夜寝るときは必ずモコモコの靴下を2枚重ねて履いてます。1枚だけだと寒いんですよ」。
――結構な冷え性なんですね。
「手足が冷たくなるんです。家ではホットカーペットを敷いていて、その上で寝落ちすることが多くて。体の水分を取られて喉が嗄れちゃって、風邪をひくこともよくあるので、今年は寝落ちしないように頑張ります(笑)」。
――ロケ撮影とかで寒くて死にそうになったこともありますか?
「『探せ ダイヤモンドリリー』のMVのときはめちゃめちゃ寒くて、肩の震えが止まらなくて『死ぬ! 死ぬ!』と言ってました(笑)。NHKさんが中部地方で放送している『Uta-Tube』のときは、朝イチで現場に入って『場当たりをする』ということだったので、来たままの格好で行ったんですね。厚手のスカートにヒートテックに腹巻き、ピッチリのタートルネックで、場当たりだけかと思ったら、4曲通して、逆に死ぬほど汗をかきました(笑)。終わって着替えたとき、『私、腹巻きをしたまま踊っていたんだ!』と気づきました(笑)」。
――そんな冬に、楽しいこともないですか?
「おしるこがおいしい(笑)。冬になると、お母さんがあずきを煮て作ってくれます。砂糖ではないヘルシーなもので甘い味付けにするんです。お正月には、パイナップルきんとん。栗きんとんの栗の代わりにパイナップルをさつまいもの中に入れて、めっちゃおいしいです」。
――お母さん、料理上手なんですね。
「もともと栄養士でした。ポトフもよく作ってくれて、それも好きです。普通のウィンナーではなくて、ハーブウィンナーを使ってます」。
――そういうお母さんの料理を、花菜さんも受け継いでいるんですか?
「私はあまり料理はしません。食べる専門(笑)。クリスマスも毎年お母さんがミネストローネを作ってくれて、地元の鳥肉屋さんでチキンも買ってきて食べます」。
――クリスマスシーズンにディズニーランドとかに行くノリはないですか?
「行かないです。誘ってくれる友だちがあまりいないし、自分から誘えないタイプだし。冬は家でほのぼのと過ごしていることが多いです(笑)」。
――「僕らの制服クリスマス」のMVはイイ感じですよね。
「あのMVは盛れてました(笑)。今観返しても、キラキラしてかわいいです。私が長い黒髪の若かりし頃でした(笑)」。
――冬といえば、受験勉強の思い出はないですか?
「私は中学生のときに引きこもってましたけど、埼玉は高校受験のために北辰テストというのを受けないといけなくて、会場に行くまでがめちゃめちゃ嫌で。学校の誰にも会いたくなくて、雨が降っていたから傘で顔を隠しながら、始まるギリギリにコソコソ入ってました(笑)」。
結膜炎でも泣いちゃったので(笑)
20歳の目標は泣かないことです!
――去年はプライベートで良いことはありましたか?
「仕事に繋がっちゃうんですけど、ずっと私、自分の名前の花菜で検索をかけると、“花菜(かな)ガーデン”というのが出てきたんです。クリックしたら、お花の庭園みたいなところで、『私と同じ名前でこんな場所があるんだ。行ってみたい!』と思って、6月に一度、お母さんと一緒に行ったんですね。平塚のほうにあって、ガーデンで写真を撮ったり、カフェでケーキを食べて、ツイッターにも上げたら、そのあとにタイアップが決まったんです」。
――「花菜さんぽ」ですね。そのときのツイッターがきっかけだったんですか?
「もともと花菜ガーデンさんのほうも、名前から私のことを知ってくださっていたみたいで、声を掛けていただきました。花菜ガーデンさんはディズニーランドのお花を全部育てていて、すごいので、うれしかったです。はなまるうどんさんに続く名前繋がりで、親に感謝ですね(笑)」。
――去年の年頭には1年の目標をたくさん掲げてブログに上げてましたが、今年はなかったですね。
「去年達成できたものもあるかもしれませんけど、今後も続いていく目標も挙げたので、継続していく感じです。あとは20歳になるので、ずっと前から1コ決めていた目標が『泣かない』という。私、すぐギャースカ泣いちゃう人間なので(笑)」。
――公式チャンネルのドキュメンタリーでも「小さい頃に泣きわめいていた」と話してましたが、今でも?
「そうなんです。小さい頃からずっと。涙がどんどん溢れてきちゃって、静かに泣くならまだいいですけど、泣きわめいちゃうんです(笑)。20歳になったら、というか今から、なるべく泣かないようにしたいと思ってます」。
――最近だと、どんなことで泣いたんですか?
「結膜炎になったとき、一生治らないんじゃないかと思って、『失明したらどうしよう……』と不安にかられて泣いてしまいました(笑)。めちゃくちゃ泣いたから目が赤くなったのかと思って、先生に聞いたら『関係ない』と言われました(笑)」。
――ドラマとかを観ても、すぐ泣くほうですか?
「そんな気がします。宝塚の『ファントム』を観たときも、親子愛が描かれたお芝居で、ファントム(怪人)のエリックとお父さんのキャリエールの歌が、親子の絆を感じさせて心に響いて泣きました」。
――相変わらず宝塚には熱いですね。
「私は雪組が好きなんですけど、永久輝せあさんと朝月希和さんが花組に組替えされたので、花組ももっと観に行きたいです。『はいからさんが通る』が再演されるので、家族と観に行けたらと思います。(原作の)マンガが家にあって、みんな好きなので」。
――自分も花菜さんの影響で、テレビで宝塚の番組を観ていたら、花組トップ娘役の華優希さんにひと目惚れしました(笑)。かわいくて、はんなりしていて……。
「宝塚の娘役の方は品があって、おきれいで、しゃべり方がフワフワしている方が多いんです。それでハマる男性も結構いますね」。
――ともあれ、花菜さんは以前、「20歳になるのは嫌」と話してました。
「今もあまりなりたくない……ですね(笑)。でも、私は見た目がそんなに幼くないし、好きなものも大人っぽいと思うんです。服装だったり、宝塚やミュージカルもそうかな。だから、年相応の女性になっていけたらいいかなと思います」。
――「泣かない」が目標でも、うれし泣きはいっぱいできたらいいですよね。
「そうですね。最近だと、自分のドキュメンタリー動画を観て、めっちゃ泣いたくらいですけど、良いことでも感情は高ぶるので、うれし泣きはしたいです」。
大場花菜(おおば・はな)
生年月日:2000年2月4日(20歳)
出身地:埼玉県
血液型:A型
大場花菜 個人Twitter
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2017年4月に指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースアイドルとして結成された=LOVEのメンバー。7thシングル「タイトル未定」が4月29日(水)に発売。それに伴う握手会を開催。レギュラー番組「めざせ!プログラミングスター~プロスタ★キッズ大集合~」(BS日テレ/土曜10:30〜)、レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中!
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