=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 10人目 諸橋沙夏
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
TEXT=小山内凛
3カ月に1度をメドに私服を披露してもらう=LOVEの短期集中連載「私服でぽん!」! メンバーの等身大のかわいさをもっと知ってもらいたいとの想いを込めて、今回は春の私服グラビアを公開!
10人目は〝イコラブのディーバ〟諸橋沙夏が登場!
電車に乗って移動してるときとかは
顔が死んでると思います(笑)
――諸橋さんにとって、春といえば?
「圧倒的に、花粉。春が一番しんどいです。セイタカアワダチソウっていう、私の身長よりも高い草が福島の地元によく生えてたんですけど、めっちゃ背が高いから、目の前に花粉が降ってくるんですよ。ひどすぎて、小学校の頃とかはゴーグルをしてたくらい。くしゃみと鼻水が止まらないんです。だから、春にレコーディングとかがあると大変なんですよ。自分でも気づかないくらい鼻声で、ディレクターさんに『今日ちょっと鼻声だね』って言われてようやく気づく、みたいな」。
――では、上京してからも花粉症が治ったわけじゃないんですね。
「また違う花粉にやられてます。あと、東京はハウスダストもすごいじゃないですか。花粉とは関係ないんですけど、私、犬もダメなんですよ。実家で犬を飼っていて、1カ月のうち2週間くらいは母親が犬を連れてこっちに来てくれるんです。でも、抱っこしてほっぺをスリスリすると蕁麻疹が起きちゃうっていう」。
――それ、どう考えてもアレルギーなのでは! 犬離れしたほうがいいんじゃないですか?
「いや、だって、かわいいんだもん……」。
――気持ちはわかりますが(笑)。
「ちゃんとシャンプーにも連れていってるんですよ。毛の長いチワワなんですけど、わざわざカットに行ってショートヘアにもしていて。それでもダメでした。だからもう諦めて、ガンガン一緒に寝たりしてます。それで、次の日の朝起きたら目がパンパンに腫れる(笑)」。
――そのつらさを凌駕するほどの愛があるわけですね。
「だって、私がどれだけその子たちに癒されてるのかっていう話ですよ。お医者さんにも『今すぐ誰かに犬を引き渡してください』って言われたんですけど、離れ離れになるくらいだったら、私はもうどうなってもいいですっていう気持ちなので」。
――覚悟がすごい(笑)。春といえば、5月病という言葉を耳にすることも多いと思いますが、諸橋さんはどうですか?
「5月になると暗示にかかりますよね。ちょっとでも憂鬱な気分になったら『5月のせいだ』って。それが5月病っていうことなんですかね。でも、4月だからやる気が出るっていうことはないです。というか、やる気が出る月はないです(笑)」。
――毎日無気力ですか?
「無気力とまではいかないですけど(笑)。例えばツアーが始まる月とかだと、『よっしゃやるか!』っていう気持ちにはなります」。
――5月はとりわけやる気が出ない?
「そうですね。家から1歩も出たくないです。人と話すことすら億劫になるので」。
――どこかでスイッチが入ることもない?
「ないですね〜」。
――5月はやる気がないまま仕事に行くんですか(笑)?
「それは語弊があります(笑)。レッスン場とか、仕事の場所に一歩でも入ったら変わるかな。電車に乗って移動してるときとかは、顔が死んでると思います(笑)」。
――春になると聴きたくなる曲はありますか?
「イコラブ(=LOVE)だったら『探せ ダイヤモンドリリー』ですね。それ以外で、春だから聴きたくなる曲はないかも。あ、春になるとジブリ作品を観たくなることはあります。なんか、ジブリって春感あるじゃないですか。観てると温かい気持ちになるというか。音楽も全体的に春っぽいですし。そもそも私、ジブリがめっちゃ好きなんですよ」。
――特にどの作品が好きですか?
「一番好きなのは『千と千尋の神隠し』です。セリフをほとんど全部覚えるくらい好きなんです。小さい頃に母親と一緒に映画館へ観に行ったのが最初。当時は劇中で出てきた湯婆婆がめちゃめちゃ怖くて、映画の途中で大泣きしちゃって。館内に響き渡るくらいの大きな声で(笑)。それで、最後のシーンが終わると、エンドロールと同時にエンディング曲が流れるじゃないですか。映画を観るのは初めてなのに、なぜかその曲だけ知ってたらしく、曲に合わせて館内で熱唱したんです。『呼んでいる〜!』って。もう、大迷惑ですよね。今からでも、そのとき同じ空間にいた人たちに謝りたいです(笑)」。
どうやったら“やってます感”じゃなくて
自然とかわいい表現ができるのかを勉強してます
――7thシングル「CAMEO」はどんな曲になっていますか?
「計算高い女の子のことを歌った曲です。『あなたの前ではか弱い女を演じてるけど、裏では全部計算してそれをやってるって知ってた? 私、本当はそんな女なのよ……』みたいな感じ(笑)。ヤな女の歌です」。
――今回は、初めて振り入れ合宿をしたんだとか。
「そうなんですよ。今回のダンスは、それをしなきゃいけないくらいマジでレベルが高いんです。腰の動きひとつとっても、1番と2番で同じ箇所なのに全然違う、みたいな。あとは、移動がめちゃくちゃ多くて、ちゃんとフォーメーションも揃えないといけないから大変です。激しいダンスなのに、そういった微調整もきっちりやらなきゃいけないっていう」。
――曲調はカッコいい系ですが、ダンスもそれに合ったテイストですか?
「そうですね。カッコいい系のダンスです。“カッコかわいい”が一番合うかな。女子が好きそうな感じです」。
――カッコいいもかわいいも、どちらも兼ね備えているんですね。
「私、かわいい表現がマジでできないんですよ。ダンスの先生にも、『あなたはカッコいいとかセクシーは上手だけど、かわいいはもう少し頑張らなきゃね』って言われるくらい。いまだに課題です」。
――カッコいい表現は得意?
「年齢的にもそうだし、そもそもK-POPみたいなダンスが好きなので。でも、かわいいダンスはイメージがまったく湧かない(笑)。だから、どうしても行き詰まったときは、(齊藤)なぎさや(齋藤)樹愛羅を見るようにしていて、どうやったら“やってます感”じゃなくて、自然とかわいい表現ができるのかを勉強してます。こういう角度や表情をすればかわいく見えるんだとか、レッスン中に2人を凝視しますね」。
――カッコかわいい諸橋さんが見られるのを楽しみにしています。
「いつになることやら……(笑)」。
――最後に、最近ハマっていることを教えてください!
「なんだろうなぁ。YouTuberさんの質問コーナーみたいな動画を無心で観ること(笑)。あとは、えみりんっていうYouTuberさんの動画が好きで、よく観てます。食べてる動画とか、日常の雰囲気が伝わる動画を観るのが好きで」。
――YouTubeをやってみたい気持ちも……?
「あるにはあるけど、ネタが切れたら怖いなって思うから、一歩踏み出せないでいます」。
――もしやるとしたら、どういう系の動画を撮りたいですか?
「女の子目線でいくと、美容系の動画ですよね。あとは、モーニングルーティーンとか1日密着みたいな動画をやりたいです。朝起きたところから始まって……」。
――すっぴんを見せるのは問題ないですか?
「問題ありますねぇ(笑)。だからそこは、すっぴん風の超ナチュラルメイクで(笑)」。
諸橋沙夏(もろはし・さな)
生年月日:1996年8月3日(23歳)
出身地:福島県
血液型:B型
諸橋沙夏 個人Twitter
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「めざせ!プログラミングスター~プロスタ★キッズ大集合~」(BS日テレ/土曜10:30~)、レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 7thシングル「CAMEO」は発売延期発売日未定。
詳しくは=LOVE 公式HPへ
7thシングル 表題曲「CAMEO」のMVはこちら!
7thシングル諸橋沙夏ソロ楽曲「My Voice Is For You」のMVはこちら!