=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 6人目 齊藤なぎさ
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志
=LOVEメンバーのファッションセンスも楽しめる、秋の私服グラビア連載。6人目は華の17歳、齊藤なぎさ。「ちょっと挑戦」ということでモノトーンで大人っぽくキメて、オシャレ女子な感じです。
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ひさしぶりに食べた白米がおいしくて
感動して涙がボロボロ出ました
――今年の夏は猛暑でしたが、バテたりしませんでした?
「熱中症になりやすいので、結構バテました。夏はバーベキューとかプールとか海に行きたいタイプなので、今年は行けなかったのが寂しいですね」。
――7月にはなぎささん自身とお母さんの誕生日もあったんですよね?
「私は糖質制限でケーキを食べられないので、誕生日はお肉をいっぱい食べました。プレゼントにいい感じのリラクゼーション系のものをもらいました」。
――お母さんの誕生日は?
「お母さんの好きなチョコバタークリームケーキを買って、お化粧品をいっぱいプレゼントしました」。
――自分は食べないケーキを買ったと。お母さんと本当に仲良いみたいですね。
「もうお母さんが大好きで。ケンカは言葉の言い回しとかでめっちゃするんですけど、結局は私の一番の理解者かなと思います」。
――あと、なぎささんはドラマをよく観るそうですが、夏には「私の家政夫ナギサさん」が流行ってました。
「観てなくて、今度観たいと思ってます。『ナギサさん』だけに(笑)」。
――佐々木舞香さんが「部屋が散らかりすぎて、家政夫ナギサさん来てほしい。齊藤ナギサさんでもいい」とツイートしてました。
「そうでしたね。私の部屋はきれいですけど、全部お母さんが片付けてくれているので(笑)、自分ではまったく片付けはしないかもしれません。服とか全部ポーンという感じで、お母さんがいなかったらヤバイと思います(笑)」。
――最近観たドラマはどの辺ですか?
「『私たちはどうかしている』は原作から知っていて、楽しみにしてました。あと、『コンフィデンスマンJP』の映画がすごく面白かったです。でも、最近はアニメの『アイカツ!』に今になってハマリすぎて、ずっと沼というか。毎日、寝ても起きても『アイカツ!』を観て曲を聴いて……ということしかしていません(笑)」。
――でも、何で今だったんですか? 最初のシリーズが始まって流行った8年前は観てなくて?
「そうなんです。今年の夏に観始めて、『アイカツ!』しか勝たんってなりました。『プリティーリズム』は観たことあったんですけど、そういうアイドル系のアニメを観たいなと思って、観始めたのが、きっかけです」。
――感動しました?
「たまに泣きそうになります。アニメの中のソレイユというグループが好きで、頑張ってる姿に心打たれて」。
――自分もアイドルをやっているから、共感するところも?
「そうですね。『アイカツ!』を観ていると“あるある”だなということは多いです。MVを撮るシーンでうまくいかなかったり、『こういうことはあるよね』と思いながら観ています」。
――今回はまさに「感動することに意味がある」というテーマでうかがっていますが、他にも感動したアニメやドラマはありますか?
「恋愛モノが好きで、感動ではないですけど、海外ドラマを観て泣いたりはします」。
――なぎささんがオムニバスの1篇に主演した映画「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」もDVD化されました。
「春、夏、秋、冬の短編で、春を観てめちゃめちゃ泣きました。かけがえのない人がいついなくなるかわからないというのが、すごく心に染みて苦しくなりました」。
――「ナツヨゾラ」での自分の演技については?
「観ていて恥ずかしかったです(笑)。でも、夢だった映画に出させていただいて、こういうふうに形になったのは、すごく嬉しいです」。
――日常で感動したことは、最近ありした?
「この前、本当に久しぶりに白米を食べたんですよ。その白米が本当においしすぎて、涙がボロボロ出ました。それは人生で久しぶりの感動でした」。
――白米をずっと食べてなかったんですか?
「ダイエットで炭水化物を摂りすぎないようにしていて、もち麦とかを食べていました。それで久しぶりに食べた白米が土鍋で炊いたコシヒカリで、フワフワしているけど食感があって、ツヤツヤで甘くて。天国に行ったような気持ちになりました」。
――そこまででしたか(笑)。
「白米って最高だと思いました。何で普段は食べられないんだろう……って」。
――なぎささんが自分でストイックに決めたんですよね(笑)?
「それっきり、また白米は食べていません」。
――感動すると泣きがちではあるんですか?
「あまり泣かないかな。ワンちゃんが入院することになってしまったとか、つらいことや悲しいことがあったら泣きますけど、感動はどうだろう?」。
――おいしいものに感動することはよくあります?
「私、ごはんでしか感動しません(笑)。おいしいお肉を食べたときは本当にハーッとなります。脂身がすごく好きです」。
――どこ産の牛がいいとかは?
「そこまでこだわりはないですけど、国産牛はおいしいです(笑)」。
自分の存在がファンの方の支えに
少しでもなれていたら嬉しいです
――イコラブ(=LOVE)の活動で感動することもないですか?
「常にファンの方に支えてもらっていて、つらくなってしまった時期に励ましの声とかファンレターを読んでボロボロ泣きますし、SHOWROOMで、ファンの方に書いてもらった言葉にもすごく救われていて。いつも感動しています」。
――特に覚えているファンの方の言葉というと?
「いつもの朝や夜に『おはよう。今日もなぎさちゃんのおかげで頑張れるよ』とか『おやすみ。なぎさちゃんのおかげで1日頑張れたよ』とか言っていただくことですね。私の存在がファンの方の支えに少しでもなれていたら、アイドルとしてすごく嬉しいです」。
――他のメンバーを見ていて感動したことは?
「イコラブの1stコンサートと2周年コンサートのDVDを観て、みんなの頑張っている姿、キラキラしている姿に感動しました。誰がとかではなくて、1人1人がいろいろなことに挑戦してやっているのがカッコ良くて」。
――自分をDVDで観ると?
「どっちのコンサートのときも自分の中ですごく追い詰められていて、メイキングではつらそうというか、ちょっと沈んでいるシーンもあります。たぶんファンの方が観ても、わからないと思いますけど」。
――プレッシャーがあったんですか?
「受験とかぶっていたり、精神的にいろいろと……」。
――大変だったでしょうけど、ステージはバッチリでした。他のアイドルやアーティストのライブを観て感動したこともありますか?
「やっぱり山本彩さんのライブに行った後は、ずっと余韻に浸っていました。山本彩さんが本当に存在してくれていただけで『ありがとうございます』って感じで(笑)、ライブを観ていても好きすぎて苦しくなって。歌声にも感動しました」。
――最初に観た山本彩さんのライブは覚えていますか?
「結構前で『リクアワ(リクエストアワー)』だったかな。ギターを弾いて『ジャングルジム』を歌われてました」。
――今はシンガーソングライターとして活躍しています。
「ずっと私の愛は変わりません」。
――会ったこともあるんですよね?
「はい。もうキラキラしたオーラを身にまとっていらっしゃって、私なんかが近づいてはいけない感じでした。かわいくてカッコ良くて、目も見られなくて。お話できて、お手紙も渡せて良かったんですけど、緊張しすぎて何を話したか全然覚えていません」。
――他にも会って感動した人はいますか?
「指原(莉乃)さんはいつ会っても感動します。握手会に行ったこともあって、ずっと見ていた存在が目の前にいることに、今でもビックリします」。
――プロデューサーとして接するようになって、印象が変わったりは?
「すごくやさしくて、気さくでフレンドリーで、何でも答えてくださって、お姉さんみたいな感じで、いろいろなことでお世話になっています」。
――よく聞くのは、LINEをすると、すぐ返事が来るそうですね。
「すごく早く返ってきます。些細なことから相談まで、結構LINEさせてもらっているかもしれません」。
――指原さんに言われて、特に印象的だった言葉は?
「私はいつも自分を認めてもらえてないんじゃないかと思ってしまうので、認めてもらえるとすごく嬉しいです。指原さんにもファンの方にも、そういう言葉を掛けてもらえると染みます」。
――では、どこかの景色に感動したことはありました?
「パリでエッフェル塔を見たときは、『あーっ、すごい!』と思いました。ずっと写真とかで見ていた景色が目の前にあったので、ビックリしたし感動しました。あと、小学生の頃にタイに行って、ゾウに乗ったときも感動でした」。
――最後に、何かと大変だった今年の残り3カ月で、やっておきたいことはありますか?
「自分の気持ちをもっとファンの方に伝えられたらと思っています。今までも伝えてはいましたけど、自分の中で『これは言っちゃいけないかな』とか制限したりしてしまうので。私のことをもっと知っていただきたいです」。
齊藤なぎさ(さいとう・なぎさ)
生年月日:2003年7月6日(17歳)
出身地:神奈川県
血液型:AB型
齊藤なぎさ 個人Twitter
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「今こそ知りたい!めざせ!プログラミングスター」(BS日テレ/土曜10:30~)、ラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 個人では「LARME」(徳間書店)でレギュラーモデルを務める。10月24日(土)にぴあアリーナMMにて、=LOVEと≠MEによる合同コンサート「=LOVE ≠ME スペシャルコンサート24girls 2020」を開催。8thシングルの発売が決定。
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