=LOVE（イコールラブ）連載 私服でぽん！ 5人目 齊藤なぎさ
PHOTO＝堀内亮 HAIR＆MAKE＝オサレカンパニー
INTERVIEW＝斉藤貴志
メンバーの個性が溢れる=LOVEの冬の私服グラビア連載。5人目はモデル活動も始めた17歳の齊藤なぎさ。今回の服は1年前の正月に買ったLODISPOTTOの福袋に入っていたものとか。“マイルール”をテーマにしたインタビューでは、ストイックさが浮き彫りになりました。
30分の筋トレを1日2回はしていて
ごはんも毎日同じものを食べています
――昨秋から「LARME」のレギュラーモデルになりました。
「休刊する前に何度か呼んでいただいて、ずっと出たいと思っていた憧れの雑誌だったからすごく嬉しくて、自分の載ったページを切り抜いて毎日眺めていたんです。レギュラーモデルのお話をいただいたときは車の中で号泣して、『こんなに幸せなことがあるんだ』と思いました」。
――そこまでの嬉しさでしたか。
「やっぱり今回のことはグッときました」。
――モデルの仕事もやりたかったんですか？
「そうですね。でも、『LARME』のモデルになりたい気持ちが大きかったです」。
――オシャレにも小さい頃から興味があって？
「そんなにオシャレでもなかったんですけど、小学3年生くらいから、ネイルをしたりはしていて、早いほうだったと思います」。
――服も自分で選んでいたんですか？
「はい。小学2～3年生くらいから、大人っぽいお洋服を着ていました」。
――たぶん顔だちも周りの子より大人っぽかったんでしょうね。
「そんなことはないです。結構日焼けしていて黒かったので、少年みたいな感じでした(笑)」。
――ピンクは昔から好きだったんですか？
「自分の中ではずっとピンクが一番お気に入りの色で、変わりません。自分に似合うのは赤や黒だと思いますけど、着たいのはピンクです」。
――齋藤樹愛羅さんは「ピンクは飽きちゃった」と話していました。
「そうなんです。きあらが最近ピンクを着なくなっちゃって、寂しくて。ぴんくえんじぇるなのに……と思っています(笑)」。
――それから、なぎささんがやっていた、佐々木舞香さんのセンター発表のときの顔マネが大ウケでした。
「舞香のあの顔が好きすぎて、本当にかわいいなと思って何度も観ていたら、できるようになっていました(笑)」。
――他にモノマネのネタはないですよね？
「全然しません。舞香だけ、やってみました。私は舞香の顔が大好きで、あのときはかわいくて、守りたくなるなと思いました」。
――今回は“マイルール”をテーマにお話をうかがっていきますが、なぎささんの日常生活でルールにしていることはありますか？
「あります。毎日30分の筋トレを2回はします。忙しい日でも絶対やります。あと私、朝、昼、夜のごはんが基本、毎日同じなんです。それは自分の中で決めています」。
――糖質制限の話は前から聞いていましたが……。まず筋トレのことからうかがうと、1日のどのタイミングでやっているんですか？
「まず朝起きて、ちょっと何か口に入れてから、30分ガッツリやります。何か食べてからやらないと、筋肉が減っちゃうので。それで筋トレが終わったあとに、お肉とかたんぱく質をいっぱい食べる生活を朝にしています」。
――どんな筋トレをするんですか？
「腹筋を80回やるのが中心で、あとは脚パカ（開脚運動）を100回やったり、背筋をしたり、体を全体的に鍛えています」。
――それを夜にもやる感じ？
「やってます。お休みの日はお昼にもやります」。
――すごいですね。それと、ごはんが毎日同じというのは……。
「特に昼と夜は毎日一緒です。お昼は豆腐そうめんに、大豆のタコスミートと、ブロッコリーと枝豆のサラダを食べます。夜は納豆キムチとプロテインです」。
――他のものを食べたくはなりませんか？
「毎日食べたくなります。昨日の夜もお腹が空きすぎて、ずっと白米のことを考えていました(笑)」。
――考えても、他のものは口にしないと。
「食べないですね」。
――本当にストイックですね。でも、なぎささんは焼肉が好きだったのでは？
「友だちと焼肉に行くときは必ずお昼にしています。そのお昼の焼肉には幸せが待っていますね(笑)」。
――糖質制限はいつから始めたんでしたっけ？
「3年前の中2の冬からです。確か『けものフレンズ』の舞台のあたりからやり始めました。自分が変化しているのがわかるので、ごはんは我慢できます。これからも続けると思います」。
オンラインお話し会は2人だけの世界なので
私のことをもっと好きになってほしいです
――ライブやレコーディング前のルーティンはありますか？
「私は毎朝、何があっても7時に起きるんです。それで声を出して慣らしてます」。
――ライブ前に緊張をほぐすためにすることは？
「緊張はめちゃくちゃします。たぶん私はグループいちの緊張しぃかもしれません。だから、ずっと『大丈夫、大丈夫、大丈夫……』って自分に言い聞かせています」。
――大きな意味で、アイドルをする上でのポリシーはありますか？
「私は本当にファンの方に支えていただいているんです。いろいろ悩んだときもファンの方の言葉で頑張れるので、感謝を忘れず『大好き』という気持ちを常に持つことを大事にしています。持つことが大事というか、本当にそういう気持ちだから、自然にそうなるんです。自分の中ではファンの方を大切にすることが、一番大きいかもしれません」。
――ファンの方に大切にしている気持ちを伝えるために、意識していることは？
「全力のパフォーマンスだったり、SNSだったり……。でも、ファンの方に伝わっているのか、不安はいつもあります」。
――伝わっている以上の気持ちがある感じですか？
「やっぱり1人1人のファンの方が好きなので。握手会では目を合わせて、距離感を近くして、たくさん愛を伝えるようにしていました。私のために時間を割いて来てくれているので、少しでも『楽しかったな』と思ってもらえるように努力したいです」。
――オンラインお話し会だと、また違うことがありますか？
「オンラインもすごく楽しいです。2人だけの世界で、言いたいことを落ち着いて話せるし、会えない期間だからこそ、できることだと思います。私のことをもっと好きになってもらえるように……と考えています」。
――では、なぎささんが落ち込んだときには、どんな対処法をしてますか？
「うちで1人で泣いたり、お風呂で泣くことは結構あります。そういうときは人に連絡したり、お母さんに話をします。お母さんはいつも『うん、うん』と聴いてくれて、やさしく慰めてくれるので、話すだけで全然違います。あと、焼肉に連れて行ってもらえたら、それで3年は生きられます(笑)」。
――齊藤家での決まりみたいなものはありますか？
「特にないです。でも、『勉強は頑張るように』ということは、小さい頃からいつも言われてきました。両親が学業に熱心だったので。今は芸能活動も応援してくれていますけど」。
――今のなぎささんが、勉強との両立のために自分に課しているルールもありますか？
「英単語を1日に15～20個覚えることは徹底しています。忙しかった夜でも、必ず単語帳を見て覚えています」。
――そんなに覚えられるものですか？ すぐ忘れちゃったりしませんか？
「意外と覚えられます。英語は、しゃべるのはあまり得意ではないですけど、覚えたり書いたりするのは得意です」。
――買い物をするときのルールはありますか？
「5000円以上のものは買いません。それで、買うものはいつもリピートするように決めています。あまり冒険をしたくなくて。新しいものを買うより、いつも使っているものを補充していく感じです」。
――冒険して失敗したことがあったから？
「いえ、失敗したときのことを考えると、お金がもったいないので(笑)。だから、同じものを繰り返し買っています。数百円のものだったら、ちょっと冒険しますけど(笑)」。
――去年変わったルールはないですか？
「家で筋トレするのは、自粛期間中に体を鍛えたいと思って始めました。あと、勉強も自粛中から頑張ろうと思うようになりました。そのふたつですね」。
――2021年はどう進んでいきますか？
「イコラブ（=LOVE）も4年目に入るので、毎回言ってますけど、もっと大きくなりたいです。日本武道館から、さらに大きいステージに立たせていただけるように頑張りたいです。個人的にはドラマや映画やCMに出たいと、大きい夢を言っておきます」。
――自分でもドラマは相変わらずよく観るんですか？
「ドラマは大好きです。でも、アニメもよく観ます。『赤髪の白雪姫』がめっちゃ好きで全話観て、それから『フルーツバスケット』を観ました」。
――プライベートでしたいことは何ですか？
「ワンちゃんをもう1匹飼いたいです。でも、無理と言われたので、今飼っているポムをいっぱいかわいがりたいと思います(笑)」。
齊藤なぎさ（さいとう・なぎさ）
生年月日：2003年7月6日（17歳）
出身地：神奈川県
血液型：AB型
齊藤なぎさ 個人Twitter
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラーラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」（文化放送 超！A＆G＋／土曜26:00～）が放送中。また、毎月「=PRESS」（弊社刊）を発売中！ 8thシングル「青春“サブリミナル”」が発売中。個人では「LARME」（徳間書店）でレギュラーモデルを務める。
詳しくは=LOVE 公式HPへ
