=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 6人目 佐々木舞香

==LOVE連載 私服でぽん! 6人目 佐々木舞香

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
=LOVEメンバーの冬の私服グラビア連載も半分まで来て、6人目は21歳になった佐々木舞香。ネットで注文した冬服が撮影までに届かず「秋カムバック、という感じになりました(笑)」とのこと。“マイルール”がテーマのインタビューは、自由な彼女のノールールぶりが際立つ結果に。
 
 


 
 

 
 

 
 

偽らない自分を受け入れてくれる人に
好きになってもらえるだけでいいです

 
 
――この私服グラビア企画ではいつも、他のメンバーから服を借りている舞香さんですが、今回は全部自前ですか?

「靴は(髙松)瞳にもらったんです。ヒールの部分がキラキラしたオシャレなブーツで、瞳が『足が痛いから舞香にあげる』ってくれたんです」。

――瞳さんの足には小さかったと?

「でも、瞳の靴は私に比べたら大きいんですよ。私の足が小さいこともあって。だから中敷きを入れてもブカブカで、何枚か入れないといけないんですけど、かわいい靴だから、普通に履きたいなと思いました」。

――それから、舞香さんはピアスを開けたんですよね。なのに、アクセサリー類には興味なかったと(笑)。

「そうなんです。本当にアクセサリーにあまり興味がないので自分ではあまり見ないですね」。

――じゃあ、なぜピアスを開けようと思ったんですか(笑)?

「衝動的に『開けたいな』と。特に意味はないです。(佐竹)のん乃に開けてもらって、動画も撮りました」。

――いい感じで開いて?

「のん乃はすごく怖がってましたけど、全然痛くもなく、上手にスッと開けてくれて助かりました」。

――髪もまた切ったんですね。

「伸ばしたい気持ちはあるんですけど、1回短いのを経験しちゃうと、面倒くさいなというのがあって」。

――お手入れが?

「はい。今回は『青春“サブリミナル”』のMV撮影の前日に衣装を見て、合うように切りたくなりました。何もなかったら、まだ伸ばしていたと思います」。

――前に短くしたときは、瞳さんに「(『ちびまる子ちゃん』の)まる子みたい」と言われたそうですね(笑)。

「今回は瞳から『おしゃれな切り方だから、全然まる子じゃないよ』と言われました(笑)。でも、自分で『まる子だな』と思ってます。というか、ちょっと切りすぎちゃったかなと。まあ、髪は伸びるからいいんですけど」。

――今回のグラビアを掲載する頃には、伸びてそうですね。あと、「落とし物をしてしまい見つからずぴえん」というツイートがありました。

「あれは見つかりました。財布を落としたんです。気づいたらなかったので、人生で初めてくらい焦ったんですけど、中身もそのまま戻ってきて良かったです」。

――よく戻ってきましたね。

「奇跡的に拾ってくださった方がいたみたいです。まだみんなに見つかった報告はしてないので、これで『財布をなくしていたんだ』と知ると思います(笑)」。

――そして、このグラビアが載る頃は、舞香さんは21歳になっています。20歳になってから1年、変わったことはありましたか?

「特にありませんでした。お酒は友だちと一緒にちょっと飲んだりしましたけど、1人では飲みませんし、10代との違いはそんなに感じてないですかね」。

――今回は“マイルール”をテーマにお話をうかがっていきますが、舞香さんが毎日決まってやることはありますか?

「メイクしたり髪を乾かしながら、ドラマを観ています。目が余っているからもったいないので(笑)。だから、ほぼ毎日、朝と夜はドラマを観ているかもしれません」。

――前回は「昔のドラマを繰り返し観ている」との話でした。

「最近は普通に新しいドラマを観ています。『危険なヴィーナス』とか『極主夫道』とか。真剣に観るというより、流し見という感じですけど」。

――舞香さんは日記なんかつけないですよね?

「つけないですね。つけようと思ったことはありますけど、面倒くさくて私は絶対1回でやめちゃうから、日記帳を買いもしませんでした」。

――ライブ前の楽屋でするルーティンは?

「あまりないかもしれません。リップロールをするくらい。プルルル~とずっとやってます。あとは普通にリハ動画を観たり、ストレッチをしたり、前髪を直したりしています」。

――何かを食べるようにしていたりは?

「ライブ前に食べるものはないですけど、終わったら絶対、オロナミンCを飲みたいです。炭酸で『ハーッ。いっぱい動いたな』という感じです(笑)」。

――大きな意味で、アイドル活動をする上で心掛けていることはありません?

「自分はアイドルに向いてないと思うので、とりあえず自分らしくいるようにしています。それでも私を受け入れてくれる人が、好きでいてくれれば。すべての人に好かれなくてもいいと思っています。だから、とにかく自分を偽らないようにします」。

――ファンの方のハートを掴むために、無理に何かはしないと。

「そういうのはあまり好きじゃないというか、得意ではなくて。私がそんなことをしたら、気持ち悪いじゃないですか(笑)。自分がそういうことをされるのも好きじゃなくて、『嘘やん!』となります」。
 
 

毎日何を着るか考えるのが面倒くさくて
イコラブの制服を作ってほしいです(笑)

 
 

――何かで落ち込んだときはどうしますか?

「ごはんを食べます(笑)。すごくイライラした日はスーパーに2軒くらい寄って、いろいろ買います。この前はローストビーフと惣菜を何種類かと鍋の具材を買って帰りました。たぶん1週間くらい持つ程度の食材を買い込んで、夜中に鍋を作りました(笑)。最近ずっと白湯の鍋を食べています」。

――それで元気が出ると。

「というか、イライラが収まるかな。あとは、メンバーに愚痴をいっぱい言います(笑)」。

――そういうのは、どんなメンバーに?

「瞳とか(山本)杏奈ですかね。だいたいLINEで相談します」。

――長文を送って?

「いや、全然。短文でポン、ポン、ポンと」。

――普段の食事で気を配っていることは?

「特にないです。財布も戻ってきたので、浪費の時期になりました(笑)。気にせず食べています」。

――スタイルキープのためにしていることもないですか?

「ないですね。運動は嫌いなので(笑)。太ったとか顔にあまり出ないらしくて、『いいね』とよく言われますけど、まあ、どうでもいいやと。どうせ、いつか死ぬんだし(笑)」。

――また極端な(笑)。買い物するときの自分のルールはありますか?

「洋服を選ぶのが苦手です。イコラブ(=LOVE)で制服を作ってほしいんですよね。『いつもこれを着てください』というものがあれば、コーデを考えなくていいから、めっちゃ楽じゃないですか。毎日の服を決めるのが面倒くさいので(笑)」。

――じゃあ、舞香さんは何にお金を多く使うんですか?

「食費が多いですね。あとは、要らないもの?」。

――要らないものを何で買うんですか(笑)?

「買ってから『要らないな』と思うものが、いろいろあります(笑)。何を買ったか覚えてませんけど、洋服もそうで、『これかわいいな』と思って買って、着てみたら『要らなかったな』と思って捨てちゃいます(笑)。たまに妹にあげたりもしますけど、送料がかかるので」。

――佐々木家での決まりごとは何かありました?

「いえ、特に。みんな自由にやっていました」。

――門限とかは?

「全然なかったです。何時に帰るか連絡もしないし、遅くなっても全然怒られませんでした。めっちゃ放任だったと思います」。

――「勉強しなさい」とも言われず?

「はい。自由に生きてこられて良かったです。今も干渉されません。私、家族にライブの感想を言われるのが苦手なんですけど、そういうことも全然言ってきません。言ったとしても『○○ちゃんがかわいかったね』とか他のメンバーのことで、私の話は絶対しないのがありがたいです」。

――身内と仕事の話をするのが嫌だと?

「良いことだけを言ってほしい(笑)。だって、悪いことは自分でわかっていますから。人に言われなくても自覚しているので、もし親にそういうことを言われていたら、LINEをブロックしちゃってましたね(笑)」。

――仕事全般でこだわりを持っていることはないですか?

「いつも『これっきりだ』と思ってやること。前は『失敗したらどうしよう……』って緊張してましたけど、失敗しても『これっきり』で、次に繋がらなくても別にいい。そう考えると、すごく楽なんです。それで気楽になったら、自分を出せるようになりました」。

――去年は自分の考え方が変わったことはありました?

「ないですね。世の中はコロナで大変でしたけど、私は家にいる時間が増えたことに関しては楽しかったです。家にいればいるほど、外に出るのが嫌になって、お仕事始まりが逆に大変でした(笑)」。

――では、2021年も特に目標を立てたりしないでいくんですか?

「健康に過ごしたいです。でも私、小学校か中学校のときに書いた未来設計図では、21歳で結婚している予定でした(笑)。たぶん、その頃は21歳というと、すごく大人なイメージだったんですよね。それくらいの大人になりたいとは思います」。

――どういうふうになったら、大人ですかね?

「どうだろう? 全部自分でできるようになったら? 私、手続きとかそういうのが、まったくわからないので。あと、親離れしてすねをかじらなくなるとか。今もかじってないんですけど。去年から、自分の携帯代は自分で払うようになりました。機種変したのを機に。それは私、めっちゃ偉いなと思うので(笑)、他にもいろいろなことを自分でできるようになって、自立したいです」。

――新たにやりたいこともあるんですか?

「お料理をやりたいです。この前、(瀧脇)笙古がカボチャのグラタンを作っていて、すごくてビックリしました。写真を見て食べたいなと思って、自分でもやりたいなと。たぶん言うだけで、やらないんですけど(笑)。笙古がいつか私のために作ってくれないかなと思いつつ、自分で作るのは面倒くさくて(笑)」。
 
 

 
 

 
 

佐々木舞香(ささき・まいか)

生年月日:2000年1月21日(21歳)
出身地:愛知県
血液型:A型

佐々木舞香 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラーラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 8thシングル「青春“サブリミナル”」が発売中。カップリング曲「しゅきぴ」でセンターを務める。個人ではラジオ「A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!」(文化放送/土曜19:00~)にレポーターとして出演。
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