PICK UP IDOL ビターチョコレート

PICK UP IDOL ビターチョコレート

PHOTO=ピー INTERVIEW=村田穫

甘くほろにがくあなたをコーティング!
期間限定ユニット・ビターチョコレート

――くるみん(高橋胡桃)、らむたん(玉川来夢)、るかぴょん(橋本瑠果)、かえぴょん(橋本楓)の4人でユニットを結成したそうですね。

高橋「ゴールデンウィークに『失神タイムスリドル』という舞台をやるんですけど、その為に結成されたんです!」。

楓「ビターチョコレートはこの舞台に登場する4人組のアイドルグループ。期間限定で、今後はイベントなんかも予定してます!」。

玉川「4人で舞台をやるっていう話は以前から聞いてたけど、詳しい内容が決まったのはつい最近なんだよね」。

瑠果「タイトルだけしかわからなかったから、”どんな内容なんだろう?”ってすごく楽しみだった! 今、台本を読みながらイメージを膨らませています」。

――ビターチョコレートっていうグループ名が興味深いなぁ。

高橋「らむたん、かえぴょん、私の3人がChocoLeというグループをやっていたので感慨深いですね!」。

玉川「でも、ビターチョコレートっていう名前になったのはホント偶然で、”こんなことってあるんだ!”ってビックリしました!」。

――ちなみに、みんな”ビター”ってどういう意味かわかる?

玉川「深い……、濃い」。

高橋「……渋い(笑)」。

楓「苦い」。

瑠果「苦い!」。


――なるほどねぇ(笑)。じゃぁ、”甘い”は?

瑠果「えっ、英語で? ホワイト……違うか? スイーツ?」。

楓「ホワイトって(笑)。私はスイート」。

高橋「甘い? シュガー!」。

玉川「私もスイート」。

――「ホワイト」と「シュガー」だと白い砂糖だね(爆笑)。

玉川「甘そう(笑)」。

――ビターは苦いだから、ビターチョコレートは苦いチョコレートって意味です。

楓「私だけが両方正解!」。

――ユニット結成を知ったときの感想を教えて。

楓「結成の話を聞いてすぐに、”ファンの方が喜んでくれそうだな”って思った! もちろん自分もすごく楽しみです!」。

高橋「私は舞台が決まったっていう喜びが大きかったかな。”このユニットは物語の中でどうなっていくんだろう?”って色々と妄想しちゃった(笑)」。

玉川「このところファンの方と接する機会が少なかったので、公演はもちろん、イベントも楽しみ! また、ファンの方と楽しい時間を過ごしたい!」。

瑠果「アイドルとして活動した期間が、4人の中で私が一番短かったんですよ。だから、劇中とは言え、またアイドルができてすごく嬉しいです!」。


――もう、みんなの役どころは決まっているの?

玉川「それがまだなんですよ」。

高橋「メンバー4人のキャラは決まってるんだけど、誰がどの役になるかはこれから決まるんだよね」。

楓「脚本家の方と、その為の面談やオーディションを今やってるんです!」。

瑠果「それを元にして役を振り分けるみたい」。

――それは面白いね。それぞれのキャラクターは?

玉川「気が強そうな子が結構いたよね?」。

楓「確か、強めな子が2人いて、おっとりとした子が1人、普通の子が1人」。

高橋「かえぴょんは多分、おっとりした子じゃない?(笑)」。

瑠果「かえでは弱々しいからね(笑)」。

楓「弱々しいって、言うほどじゃないから(笑)」。

玉川「その子のキャラは、弱々しいっていうより、強めの2人に比べればおとなしくておっとりしてるっていう印象」。

瑠果「こんな感じで、想像してます(笑)」。

高橋「役の決定がすごく楽しみ!」。

――らむたんはしっかりしていて自分の意見を言うタイプだから、強めの子になりそう。

玉川「私もそうなると思ってます(笑)。ズバズバ意見を言うセリフもあるし……」。

高橋「私は、らむたんとるかぴょんが強めの2人をやるところを見てみたいな」。

――最年少だけどるかぴょんはガンガンいくからね(笑)。

瑠果「ガハハハハ!」。

玉川「でも、強めのイメージがあまり無いくるみんとかえぴょんが、強めの2人をやるのも逆に面白そう」。

楓「誰がどの役になるかの話をすると、すごく盛り上がるよね!」。

――それじゃ、話せる範囲内で舞台の内容をお願いします!

楓「ビターチョコレートは、すでに解散しちゃったアイドルグループなんですよ」。

玉川「現在おばさんになった私たちが、タイムスリップしてアイドル時代と現在を行き来するんです」。

――だから、”タイムスリドル”なんだ!!!

高橋「物語は、主婦になっている現在の4人から始まって、4人が同時に失神するとタイムスリップ!」。

瑠果「でも、心の中はおばさんのまま(笑)。おばさんのノリで、未来を変えようとするサスペンスコメディになってます!」。


――心の中は現在のままっていうのがミソだね。ちなみに、アイドル当時の時代設定ってあるの?

楓「ビターチョコレートの解散が1991年だから、今から25年前です」。

――1991年ってことは、まだみんなが生まれる前だ!

玉川「だから、そこが難しいんですよ。喋り方や仕草なんかもおばさんを意識しなきゃいけないんで……」。

瑠果「お母さん世代に近い感じだよね」。

高橋「これからは、お母さんの振る舞いを観察していこう(笑)」。

――今着ている衣装はアイドル時代のものだと思うけど、やっぱり90年代初頭を意識しているのかな?

玉川「衣装は、1991年ver.と2016年ver.の融合です。なので、スカート丈が長かったり、ボタンや襟がアンティーク調だったりしています。今回の舞台は衣装も見どころです!」。

――衣装を着た感想は?

瑠果「あんまりこういった黒の大人っぽい衣装を着たことがなかったから、衣装だけでも大人になれたかなって思いました(笑)」。

――いやいや、お会いするたびに成長しているって感じで、これからはこういう衣装がどんどん似合うようになってくると思います!

瑠果「うぁ、嬉しい! 今後はこういう服が似合うようになっていきたいです!」。

――隣で笑っているお姉ちゃんは?

楓「でも、ホントに身長とかもあんまり変わんなくなってきて、そろそろ抜かれるだろうなって感じてますね。私の衣装は、学ラン……、じゃなくて……」。

高橋「セーラー服(笑)」。

玉川「学ランって(笑)」。

楓「セーラー服っぽいんですよ。去年高校を卒業して、もう制服が着られない歳なので、なんか嬉しいですね」。

――くるみんとらむたんもお願いします。

高橋「ピンクの衣装っていうのは聞いてたんですけど、事前に見せていただいた衣装のイラスト通りって感じで、とてもかわいかったです。スカートの丈もみんな意外と長めで、その時代に合わせてるのかなって感じました。帽子もポイントですね」。

玉川「確かに! 今日、初めてみんな衣装を着たんだけど、イラスト通りだったよね。私の場合、これまでにあまり無かった水色の衣装なので、違った私を見ていただけるんじゃないかな。髪型もツインテールで頑張ってます!(笑)」。


――めちゃめちゃかわいいですよ!!!

玉川「ひとりひとりのテイストは違うんですけど、4人揃うとまとまって見えるんです」。

瑠果「不思議と違和感無いよね」。

――演劇だと滑舌がよくないと声が通りにくいと思うけど、そのへんは?

高橋「私、普通に喋ってるときは『滑舌悪いね』って言われるんですけど、舞台上だったら『あれ、いいじゃない。聞こえやすい』って言われることが多いんですよ」。

瑠果「会話だと空気が抜けてくもんね。スーっと(笑)」。

高橋「アハハハハ!」。

玉川「でも、くるみん、気合い入れるとビシっとなるんです」。

高橋「どうも、セリフみたいに決まった言葉を喋る場合は大丈夫みたい(笑)」。

――かえぴょんも普段は”スー”って感じだよね(笑)。

楓「もう、スゥ――――(笑)。だから、滑舌の練習をしてるんですよ」。

――ちょっと練習の成果を見せて!

楓「じゃぁ、今やってる『ういろう売り』を。『拙者(せっしゃ)、親方と申すは、お立ち会いの内(うち)に、ご存じのお方もございましょうが、お江戸を立って、二十里上方(かみがた)、相州(そうしゅう)小田原、一色町(いっしきまち)を、お過ぎなされて……』」。

――スラスラじゃないですか!!! じゃあ、「赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ」を!

楓「赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ!(3回繰り返す)」。

――全然噛まないね! 感激した!!! そんなお姉ちゃんを見てどう?

瑠果「前まで何喋ってんのかわかんなかったのに(笑)、家でずっと練習してて、着々と言えるようになってるからビックリ! 最初の頃は『◎△$♪×¥●&%#?!』みたいな感じだったんだけど(笑)」。

――そんなるかぴょんは、滑舌、自信あるの?

瑠果「……無いですね。声は通るんだけど、滑舌は悪いよね?(姉に尋ねる)」。

楓「いや、声がうるさいとはよく思うけど(笑)、滑舌が悪いとは感じないなぁ」。

瑠果「でも、得意とまではいかないですね」。

――イメージ的には、らむたんが一番上手そうな気がする。

高橋「確かにそうだよね」。

玉川「滑舌が悪いと言われたことは無いかな。でも、自信があるかと言われれば、まだ『あります』とは言えないから、レッスンを受けて頑張りたいと思います!」。

――舞台に向けての意気込みと抱負を!

瑠果「今回の舞台で舞台を始めてから1年になるので、これまで出演してきた舞台で教わったことをすべて発揮し、最高の舞台にしたいと思います!」。

楓「私は他の3人よりも舞台経験が少ないので、その分、3人を見習ってレッスンに励みます。ファンの皆さんに楽しんでもらえるように、そして自分自身も楽しめるように頑張りたいと思います!」。

高橋「この4人が揃うことはファンの皆さんも待ち望んでいたことだと思うので、その期待を裏切らないように力を合わせて頑張ります。舞台以外でも4人でいろんなことをしてみたいです!」。

玉川「この4人でできることがとにかく嬉しいですね。あと、今回はコメディの要素が強いので、皆さんに爆笑してもらいたいです。そして、なんと、公演期間中に私、誕生日を迎えるんですよ!!!」。


――それは素晴らしい!(一同拍手)

玉川「18歳最後、そして19歳最初の節目の舞台になるので、悔いの無いように頑張りたいと思います!」。

――さっきくるみんが「舞台以外でも4人でいろんなことをやりたい」って言っていたけど、具体的にやりたいことは? イベント的なことでも、ボーリングや釣りなどプライベートなことでも、何でもOKですよ!

玉川「今、釣りって言われてすごくやりたくなっちゃった(笑)。私、釣りに興味があって、やってみたいって思ってたんですよ!」。

――釣りって「忍耐」の1文字だけど大丈夫? 釣れるまでじっと待たなきゃいけないよ。

玉川「私、待つの得意なんですよ(笑)。あとは4人で遊園地かな」。

高橋「私はたこやきパーティ!」。

玉川「いいねぇ。やるなら(当たりや外れがある)ロシアンにしよう!」。

高橋「友だちと計画はするんだけどなかなか実現しないんで、ぜひこの4人でやりたい!」。

楓「ファンの皆さんとやるのなら、ホワイトデーが近いからホワイトデーイベントかな。個人的には4人でくるみんの家にお泊りしたい!」。

高橋「なんで私の家なの?」。

楓「くるみん以外は神奈川県出身だから、ちょっと遠くへ行ってみたいの(笑)」。

瑠果「私は富士山に登りたい! それか、代々木公園でみんなでお弁当を食べたいな」。

――日本最高地点と平地、両極端なものを出してきましたね(笑)。

瑠果「富士山は1度も登ったことが無いのでぜひ!」。

――今、富士山が出てきたけど、みんなは富士山の高さってわかる?

高橋「確か3千7百……、63!」。

瑠果「3.15!」。

楓「3は覚えてるんですよ。34……」。

高橋「37だよ!」。

楓「いや、4だって。えっと、341!」。

――いやぁ、相変わらずすごい姉妹だなぁ(笑)。

玉川「何の話してたんだっけ(笑)、富士山の高さですよね。3千6百……、52」。

――くるみんとらむたんは近いですね。正解は3776m。ミナナロで覚えればいいんですよ。

高橋「惜しい!」。

――橋本姉妹は円周率と勘違いしていますね(笑)。しかも、円周率でも不正解(笑)。

瑠果「そうだ円周率だ! あれ、違ったっけ?」。

――円周率は3.14です!

瑠果「違いますね! 間違えたわ(笑)」。

楓「ビターとスイートは正解だったけど、ここでやっちゃった(笑)」。

――これは、るかぴょんにはついて行かない方がいいかもね(笑)。

高橋「富士山は1人で登ってね(笑)」。

瑠果「なんで~! 1人は寂しいよ~(笑)」。
 


 

高橋胡桃(たかはし・くるみ)
ニックネーム:くるみん

生年月日:1997年3月27日(18歳)
出身地:埼玉県
血液型:A型
 


 

玉川来夢(たまがわ・らむ)
ニックネーム:らむたん

生年月日:1997年4月30日(18歳)
出身地:神奈川県
血液型:A型


 

橋本瑠果(はしもと・るか)
ニックネーム:るかぴょん

生年月日:1999年9月25日(16歳)
出身地:神奈川県
血液型:AB型
 


 

橋本楓(はしもと・かえで)
ニックネーム:かえぴょん

生年月日:1997年1月21日(19歳)
出身地:神奈川県
血液型:A型
  

ビターチョコレート(びたーちょこれーと)

ゴールデンウィークに開催される舞台「失神タイムスリドル」に登場する劇中内のアイドルユニット。現実の世界でも期間限定ユニットとして、公演に先立ち、イベントなどの活動が予定されている。
  

【CHECK IT】
4月29日(金)~5月2日(月)に新宿村ライブにて開催される舞台「失神タイムスリドル」(4日間、全7公演)に出演。3月13日(日)に新宿ReNYにて開催される「DMM.yell Live 2016 in 新宿ReNY」に出演。ビターチョコレートとして初のライブパフォーマンスとなる。
 

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