=LOVE（イコールラブ）連載 私服でぽん！ 2人目 大場花菜
PHOTO＝堀内亮 HAIR＆MAKE＝オサレカンパニー
INTERVIEW＝斉藤貴志
新年から日本武道館2daysを大成功させた=LOVE。メンバーの私服グラビア連載・冬編の2人目は、21歳の誕生日が近づく大場花菜です。最近の好みというレトロファッションで登場してくれました。
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大正ロマンが世の中で流行っていて
レトロ好きな私の時代が来たなと(笑)
――今回の私服も念入りに選んだんですか？
「はい。前回はスポーティー、前々回はクールだったから、今回はレトロで大人な感じにしました。最近はオンラインお話し会でも、好きな系統の服をテーマにしています。だから、レトロを極める2021年です(笑)」。
――今回の服のファッション的なポイントは？
「セーラーっぽい感じで、深緑でかわいくて、ポイントが金と黒なので、イヤリングも合わせました。でも、本当はもうちょっと大きめのイヤリングが良かったんです。ネットで買って、小さいなと思って確認したら、“1㎝”と書いてあって。私に似合うベストイヤリングは2.4㎝だと、この数日で気づきました(笑)」。
――帽子もハマってました。
「冬用のカンカン帽です。昨日の夜、鏡の前で全身着てみて、『めっちゃ似合う！』って大興奮でした(笑)」。
――レトロの中でも大正志向ですか？
「大正ロマンが最近、世の中で流行っているらしくて。『鬼滅の刃』も大正なんですよね？ 宝塚でも『はいからさんが通る』をやって、世が大正ロマンに追い付いてきたなら、私の時代が来るなと(笑)」。
――舞台では「ビリー・エリオット」も観たそうですが、元宝塚の柚希礼音さんが出ていたから？
「TBSの『アカデミーナイトG』に出演させていただいたとき、『ビリー・エリオット』の特集をやっていて、家族と『これは絶対観に行きたいね』と話してました。子どもたちが感動の物語を作っていて、本当にすごかったです。タップもバレエもやって、歌って、お芝居して。アクロバットもあったし、空を飛んだりもして、素敵な世界が広がっていました。その中で、柚希礼音さんが先生役で出演されていました。柚希さんの宝塚時代は私が好きになる前で、最近テレビで柚希さんの舞台やライブを観たんです。そしたらもうカッコ良すぎて！」。
――名前はレジェンド的に知っていて？
「そうなんです。長年、宝塚のトップスターを務めてらっしゃって、退団された後のコンサートを拝見したんですけど、ダンスが本当に情熱的で美しい！ 表現の幅がすごく広くて、こんなに踊れたら最高だろうなと思いました」。
――自分も舞台に立ちたい気持ちになりました？
「なりますね。あんな舞台に立って、自分の体で表現できたら、すごく楽しいだろうと思います」。
――レトロの話だと、鉄道博物館に行ったときも「レトロな世界に紛れ込んだような」とのツイートがありました。
「オープンしたときから、埼玉なので『一度は行こう』とずっと言っていたんです。ちょうどお母さんも仕事が休みの平日にやっていたので、ようやく行けました。私は鉄道に詳しいわけではないですけど、誰でも乗ったことはあるじゃないですか。レトロな車両とか、すごく楽しかったです」。
――それから、≠MEの川中子奈月心さんがお下がりを着てくれたと、喜んでいましたね。
「服の断捨離をしていて、ノイミー（≠ME）ちゃんにあげられたらいいなと思って、『24girls』のレッスンが始まって2日目くらいに、私はなつみん（川中子）とペアなので、さり気なく『要る？』と聞いてみたんです。そしたら『欲しいです！』と言ってくれたので、4着くらい持ってきてあげました」。
――前から仲良かったんですか？
「1回目の『24girls』でもペアを組んで、そこからですね。ノイミーちゃんとはレッスンですれ違うことはあっても、ちゃんとお話しする機会はなかなかないので、久しぶりに会えて嬉しかったです」。
――奈月心さんはまだ中学生ですよね。
「年下には見えません。久しぶりに会ったら、私より身長が高くなってました(笑)。お互い人見知りの傾向があって、グイグイいけないタイプなので、目が合ってハーッみたいな感じでしたけど、なつみんには私の女の子に対する理想が詰まっています。エキゾチックな顔立ちで、声がちょっと低めで、いるだけでハッとさせられる感じ。しかも、最年少で身長が高いのもポイントですよね」。
――そんな奈月心さんに似合う服をあげたんですか？
「似合う服ではなくて、私がもう着なくなったラブリーなのをあげました(笑)」。
――人見知りという話が出ましたが、「イコラジ」で音嶋莉沙さんが花菜さんを「人見知りが一番直ったメンバー」と言ってました。
「直ったわけではないですけど、MCをする機会が多いので、そういうふうに見られたのかな。話せるようにはなったと思います」。
――そのための努力もしたんですか？
「そんなにしてないです。特に話す才能があるわけではなくて、人ともうまくしゃべれるほうではないので、自然体で無理に頑張ろうとはしません」。
朝起きたら顔のマッサージをして
食べ過ぎたら胃腸を動かすヨガも
――今回は“マイルール”というテーマで話をうかがっていきますが、花菜さんが日常で欠かさずやっていることはありますか？
「朝起きたら、顔のマッサージをします。今日もむくみ取りを30分かけてやりました。電気で動くコロコロみたいなEMSを当てています。あと最近、目元専用の美容液を買いました。私は目にむくみが溜まりやすいので、それで取っています。それから二重あご防止で、舌回しの運動も毎日やっています」。
――いろいろやっているんですね。食生活にも気を使っていますか？
「レッスンに行くと、どうしてもコンビニ食になってしまう中で、たんぱく質のあるものとサラダとか野菜をセットで買うようにしています。最近だと、サラダチキンバーとヒジキやキュウリが入っていて食物繊維をたくさん摂れる小鉢の組み合わせが多いです」。
――運動系はどうですか？
「ヨガをよくやっています。ライブ前にごはんを食べたら、お腹が張るじゃないですか。衣装は体にピッタリに作られているので、入らなかったらまずいと思って、この前は胃腸ヨガをやりました」。
――そんなヨガがあるんですか？
「お腹の動きを良くしてくれるヨガです。それをやったらスッキリしたので、今度から、食べすぎたときはやろうと思いました」。
――他に、ライブ前に必ずやるルーティンはありますか？
「のど飴を死ぬほどなめる(笑)。『24girls』のときは喉が痛くなっちゃって、1日で9個くらいなめました。水は飲むとお腹に溜まっちゃって、チャプチャプするのが嫌なので、ライブ中はあまり飲まないようにしていて。だから、捌けたときにのど飴をなめて、出番直前に出して、バーッと行きます」。
――全部なめないで、喉を潤す感じなんですね。
「そうです。あと、ライブ前は自分のソロパートや何人かで歌うところを、ひと通り全部練習してからステージに出ます。失敗できないから不安すぎて、当日に自分でセットリストを最後まで通して、しっかり歌っておきます」。
――握手会やお話し会で心掛けていることは？
「常に明るくいること、ですかね。あと、1人1人のファンの人のことを『わかっているよ』と、しっかり伝えてあげること。showroomやツイッターだと、“私と皆さん”という感じですけど、握手会やお話し会では1対1の関係性なので、ちゃんとその人のことを話すのは心掛けています」。
――前回はこんな話をした、とか覚えていて？
「そうですね。『こんなリプをくれたから、こういう話をしようかな』と考えたり、『こういうお手紙をくれたよね』とか『ライブでああいううちわを持っていたよね』とか、結構覚えています」。
――オンラインのお話し会は、握手会とは感覚がだいぶ違いますか？
「違いますね。握手会だと直接会って思い出せることもありますし、お別れのところで『あーっ！』と言いながらも話せますけど、オンラインだと切れてしまうので。短い時間に話したいことをババババと言って、伝わるようにしています。あと、服は画面に映る上半身に気合いを入れます(笑)」。
――では、花菜さんは落ち込んだときにはどんなことをしますか？
「だいたい泣いてます(笑)」。
――20歳になったとき、「泣かない」を目標にしてませんでしたっけ(笑)？
「でも、家では悲しくなると泣いちゃいます。涙が出てくるのは変わりません」。
――逆に、泣くことで気分も変わるとか？
「そんな傾向があります。泣くのを抑えていると、どんどん溜まってきて、余計に爆発しちゃうから、その前にワーッと。静かに泣くというより、大泣きすることが多いです」。
――家族に聞こえるくらいに？
「子どもの頃から泣いているので、家族はもう慣れています(笑)。『うるさい！』と言われて、本当にすいませんという感じです」。
――他にも、自分の中で決めているルールはありますか？
「何でも事前に決めておきたいタイプです。いろいろな物ごとに対して、万全な準備をしてから挑みたい。中途半端でやりたくない気持ちはあります」。
――2021年も、そうやって進んでいくんですね。
「一発目が日本武道館で、本当に信じられない気持ちでした。いつかは……と思っていましたけど、こんなに早く立てるとは全然思っていなくて。ちゃんと武道館に立つのにふさわしい人でいたいです」。
大場花菜（おおば・はな）
生年月日：2000年2月4日（20歳）
出身地：埼玉県
血液型：A型
大場花菜 個人Twitter
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2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラーラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」（文化放送 超！A＆G＋／土曜26:00～）が放送中。また、毎月「=PRESS」（弊社刊）を発売中！ 8thシングル「青春“サブリミナル”」が発売中。
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