=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 5人目 齊藤なぎさ
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
TEXT=斉藤貴志
令和のトップアイドルへと進む=LOVEメンバーの春の私服グラビア連載、5人目で齊藤なぎさの登場です。新曲「CAMEO」でも大谷映美里と共にWセンターを務め、今やグループの顔。精神的な成長も著しいようです。
聴くと心が苦しくなるような
叶わない恋の歌が好きです
――今回の私服はどんなポイントで選んだんですか?
「私は最近、黒と白にハマっているので、モノトーンコーデをしてみました。あと、春なので、寒すぎず暑すぎもしないような服を選びました」。
――お話も春をテーマにうかがいますが、なぎささんが春と聞いて思い浮かぶものというと?
「イコラブ(=LOVE)に入るために、小学校から上がった中学を転校したのが春だったので、お別れのイメージが強いです。でも、イコラブのみんなと出会ったのも春なので、出会いと別れの季節ですかね」。
――転校するときは、何か感動的なことがあったんですか?
「みんなから色紙をもらって泣きました。私はあまり泣かないタイプなんですけど、そのときは感動しました」。
――卒業式でも泣きませんでした?
「小学校の卒業式で、お母さんからの手紙を読んで、すごく涙が出ました。『よく頑張ったね』と書いてあったんですけど、6年間毎日お弁当を作ってくれたり、本当に支えてもらってきたので」。
――学校の話だと、新学期に新しい文房具を買ったりもしてました?
「そうですね。やっぱりかわいいのを使いたかったから、マイメロちゃんのものが多くて。ノートとかは好きなピンク系でした」。
――カバンに何か付けたりも?
「山本彩さんのキーチェーンとかグッズを付けてました。3個までとか規定があったんですけど、私は全部彩さんでした(笑)」。
――春に恒例ですることはありますか?
「イコラブに入る前は、毎年お花見をしていました。公園とか有名なところで場所取りもして、本格的だったんですけど、お花よりごはんを食べたくて(笑)、屋台でいっぱい買ってました。またお母さんと行きたいです」。
――しばらく前には、≠MEの鈴木瞳美さんと大江戸温泉物語に行ったそうですね。
「ひぃちゃんとは仲良しで、『遊びたいね』と言ってくれたので、日にちを決めて『どこに行く?』となって。私がずーっと大江戸温泉物語に行きたかったから、言ったらひぃちゃんがいろいろ調べてくれて、一緒に行きました」。
――なぎささんがカギをなくしたとか。
「ロッカーのカギをなくしたんですけど、ひぃちゃんがカバンの中を探してくれたら、ありました(笑)」。
――瞳美さんとは最初から波長が合ったんですか?
「初めて会ったときはわからなかったんですけど、一緒にごはんを食べたら、めちゃくちゃ話しやすくて。親友みたいに何でも話せる感じで、お泊りもしました」。
――お泊りはイコラブのメンバーとすることも?
「みりにゃ(大谷映美里)のおうちに一回泊まったことがあるくらい」。
――では、好きな春の歌というと?
「SHISHAMOさんがめっちゃ好きで、ずっと聴いているんですけど、『さよならの季節』という曲があって、恋をしている先輩が春に卒業しちゃうんですね。『第3ボタン』という曲ももう会えない感じで、そういうふうに切なくて、心が苦しくなるのがいいです。あと、Flowerさんの『さよなら、アリス』とか『人魚姫』とか『とても深いグリーン』とか、叶わない恋系が好きです」。
――イコラブの新曲「CAMEO」もリリースされます。インパクトのある曲ですね。
「すごくカッコイイ曲調で、強い女性のイメージで、ラップもあって。毎回言ってますけど、今回もイコラブの新たな一面を見てもらえると思います」。
――ラップは苦戦しませんでした?
「無理かなと思っていたんですけど、レコーディングしてみたら、意外と『あっ、いける』となりました」。
――強い女性ぶりも出したんですか?
「私はこの曲の主人公とはかけ離れたタイプですけど、こういう大人になれたらいいなと思いました」。
センターをやって責任感を持てて
また選んでもらえて嬉しかったです
――前作の「ズルいよ ズルいね」ではセンター、今回は大谷映美里さんとのWセンターとなりました。
「聞いたときはすごく嬉しかったです。もちろん単独センターも嬉しかったんですけど、前回学んだことが本当にたくさんあって、今回またセンターに選んでいただいて、みりにゃと『支え合っていこうね』と話しました」。
――1人でやるよりは負担が軽くなった感じもします?
「比べられるものではないですけど、1人でセンターをやらせていただいてから、責任感を持つことができました。みりにゃと一緒だと、すごく心強いとは思います」。
――振りは難しく感じました?
「そうですね。自分の中で慣れない動きがあって。私はあまりダンスが得意というわけではないので、首を動かしたり、ニュアンスを付けないといけない動きがちょっと苦手で、そういうところはすごく苦労しました」。
――一方、なぎささんは高校2年生に進級しました。勉強も相変わらず頑張っているんですか?
「はい。高校で勉強が難しくなって大変ですけど、両立は大事なので。冬のツアー中もテスト勉強をしていて、追試もなく、英語と国語は点数が良かったです」。
――頭が良いと評判のなぎささんですが、苦手科目もあるんですか?
「数学がとにかく無理です。もう数字が出てくるだけで嫌(笑)。2次方程式とかやっているんですけど、何かよくわかりません」。
――新年度に頑張りたいことはありますか?
「特にないんですけど……。頑張って宝くじを当てたいです(笑)」。
――どう頑張れば宝くじが当たるのかわかりませんが(笑)、もし3億円が当たったら、どうします?
「1億円で家を建てて、1億円はお母さんにあげて、残りの1億円はこれからの人生の食費として確保しておきます(笑)」。
――どんな家を建てますか?
「いい立地に大きめの一軒家を建てたいです。北海道とか広いところにも憧れますね。プールやテニスコートも付けたいし、家で映画を観られるスクリーン部屋みたいなところも作りたいです。あと、今はワンちゃんが1匹いるので、あと4~5匹、飼いたいです」。
――1億円はお母さんにあげるんですね。
「あげます。それはもう約束しているので」。
――当たったのが1億円だったら?
「家は買いません。3000万をお母さんに渡して、5000万を食費にします。何だ、このゲスい話(笑)。でも、食は大事ですから」。
――一気につかっちゃったりはしないんですね。
「そうですね。将来のこともあるから、貯金すると思います」。
――さすが堅実。くじ運は良いほうなんですか?
「良くないです。当たったことがありません(笑)」。
――ビンゴ大会とかでも?
「ないです。お姉ちゃんはすごくて、毎回何か当てます。地元のお祭りで1等賞を当てて、6年くらい前で賞品は忘れちゃいましたけど、最近もビンゴ大会で2位を当てました。でも、2位の賞品の中でどれになるかの抽選では、5万円券とか旅行券もあったのに、ジュースを作るミキサーになってしまいました(笑)」。
――なぎささんはこの春、家ではどう過ごしているんですか?
「ドラマしか観てないかもしれません(笑)。あとは携帯ゲームをするくらいです」。
――ドラマ好きなんでしたっけ?
「はい。海外ドラマや恋愛モノが好きです。今までの人生で好きだったのは、『コンフィデンスマンJP』に『ライアーゲーム』に『リーガル・ハイ』に……」。
――恋愛モノが出てきません(笑)。
「どんでん返し系も好きなんです。あとは『コード・ブルー』、『全開ガール』、『ラスト・フレンズ』……。最近だと『恋はつづくよどこまでも』が好きでした」。
――あれはバリバリの恋愛モノでしたね。やっぱり佐藤健さんが演じた天堂先生がカッコイイと?
「天堂担でした(笑)。ドSなのにツンデレの人は好きなんです。ツンだけでは嫌。デレられないと困る(笑)」。
――じゃあ、後半の天堂先生はピッタリでしたかね?
「でも、たぶん私は面倒くさがりなので、イメージとしては、もっと甘やかしてくれる年上の人がいいです(笑)」。
――ドラマも歌と同じく、叶わない恋系が好きとか?
「ドラマだと叶うほうがいいです。お互い相手に片想いをしていると思っていたら、実は両想いだった……みたいな感じが好きです(笑)」。
齊藤なぎさ(さいとう・なぎさ)
生年月日:2003年7月6日(16歳)
出身地:神奈川県
血液型:AB型
齊藤なぎさ 個人Twitter
【CHECK IT】
2017年4月に代々木アニメーション学院がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「めざせ!プログラミングスター~プロスタ★キッズ大集合~」(BS日テレ/土曜10:30~)、レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 7thシングル「CAMEO」は発売延期発売日未定。
詳しくは=LOVE 公式HPへ
7thシングル 表題曲「CAMEO」のMVはこちら!
7thシングル カップリング「君と私の歌」のMVはこちら!