=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 7人目 佐竹のん乃 

=LOVE短期集中連載 私服でぽん! 7人目 佐竹のん乃

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
TEXT=小山内凛

 
 

3カ月に1度をメドに私服を披露してもらう=LOVEの短期集中連載「私服でぽん!」! メンバーの等身大のかわいさをもっと知ってもらいたいとの想いを込めて、今回は春の私服グラビアを公開!
7人目は、同じメンバーである野口衣織のことを愛してやまない、佐竹のん乃。今回は初っ端から、青春すぎる妄想が炸裂します。
 
 

 
 

 
 

 
 

自分が味わえなかったからこそ
いつまでも青春を求め続けるんです

 
 

――佐竹さん的に、「〇〇の春」の〇〇に当てはまるものといえば?

「出会いの春。新しく何かが始まる感じがします。少女マンガによくありそうですよね。高校の入学式で、校庭の桜の木の下に佇む、セーラー服を着た女の子」。

――そのあとどうなるんですか?

「あまりにもきれいなその子に見とれてたら、落し物をしちゃうんですよ。私は入学したばかりの1年生の設定。そしたら、その子が『落としましたよ』って、拾って渡してくれるんです。彼女は黒髪ロングで、どこか気品漂う清楚な雰囲気があって、その瞬間、風で桜がブワーッと舞い上がり、2人の髪がなびいて……。そのときに見た彼女があまりにもきれいで、胸の高鳴りが止まらないんです」。

――たしかに、少女マンガ感がすごい(笑)。

「その子のことが気になったまま入学式を迎えて、生徒会長の挨拶で壇上に上がってきたのがその子だった……みたいな(笑)。ベタ(笑)。恋とかじゃないんですけど、気づいたら憧れの人になっていて、ストーリーが進むにつれてどんどん距離も縮まっていくんです」。

――素敵な妄想ですね。

「学生時代にしか味わうことのできない甘酸っぱさ。青春。高校だけだと3年間、中学を合わせたら6年間ですけど、その短い期間に命を燃やす儚さというか。セミと一緒ですよね。自分が味わえなかったからこそ、いつまでも青春を求め続けるんです。終わらない青春」。

――「終わらない青春」って、曲のタイトルにありそう(笑)。

「たしかに(笑)。私、いつか本当に作詞とか脚本をやってみたいんですよ。小説は一回書こうとしたことがあるんですけど、情景描写が苦手すぎて諦めました。ストーリーは考えられるんですよね。ただ、私には語彙力が足りませんでした」。

――原案や構成を佐竹さんが担当して、実際に書くのは他の人にお願いするとか……。

「それ、いいですね! 絶対いい作品を書ける気がする」。

――楽しみにしています! そんな4月が過ぎると、5月病になったりしますか?

「なりますね。ていうか私、毎日5月病です(笑)。今は、(野口)衣織がいるから頑張れているだけです」。

――まさに「推しのいる世界」ですね(笑)。

「私は生きがいがないと生きられない人なので、衣織に限らず、今までも推しがいるから生きてこられたって感じです。最近は、イコラブ(=LOVE)のメンバーと一緒にいることが楽しいから、それが生きがいになってます。メンバーに会えるから頑張れる」。

――会えない日が続いたら?

「毎日憂鬱ですね。ずっと部屋に引きこもって、暗い部屋で寝てるかな(笑)。人間って、本質的に何かすがるものがないとダメなんですよ。今は、アニメとかマンガをたくさん見るようになりました。マンガはもともと好きだったんですけど、アニメは有名どころぐらいしか押さえてなかったんですよ。でも、ねぇ。好きって言うから……」。

――野口さんが、ですね(笑)。

「はい(笑)。だから私も染まっちゃいました」。

 
 

こうなりたいっていうイメージはあるのに
なかなかそうなれない自分が嫌で

 
 

――6月には、イコラブ史上過去最大キャパシティーのTOKYO DOME CITY HALLでのライブが控えています。

「指原さんのソロコンサートなどで行かせていただいたことがあるんですけど、自分たちがあの会場でライブすることは想像できていなくて。メンバーみんなで、前から『いつかあのステージに立ちたいね』っていう話はしてたのに、いざやるってなったら、全然現実味がないというか。もちろん、やるからには頑張りたいと思います。でも、今のままじゃまだ全然ダメで、もっと成長しなきゃいけないなって」。

――どう成長しなきゃいけないですか?

「私以外のみんなは、ちゃんとできてるんですよ。でも、私だけできてない。大事なときに失敗しちゃったりするから、メンタル面も含めて強くなりたいです」。

――イコラブのライブで、大事なときに失敗したことがある?

「1月のZepp Tokyoでのツアーファイナルとか、ダメダメでした。本当にいろいろ間違えたりしたんですけど、特に私がセンターをやらせていただいてる『推しのいる世界』で、最後に全員でサイリウムを点けるところで、私だけうまく点かなかったんですよ。それに気づかなくて、終わってから舞台袖で『点いてなかったよ』って言われて、めっちゃヘコみました。あとはその日、変に緊張しすぎたせいか、本番が始まって最初のうちからずっとうまく笑えなかったりもして」。

――勝負弱いんですね。

「できない自分が嫌いすぎます。こうなりたいっていうイメージはあるのに、なかなかそうなれない自分が嫌で」。

――例えばどういう部分ですか?

「ダンスだったら、足をめっちゃ上げてるつもりなのに全然上がってなかったり、体が思い通りに動かないんです。あとで踊ってる映像を観たときに、それに気づくことが多くて、毎回、次はこうしようと思って直しても、今度はまた違うところがダメだったりして。それを延々と繰り返してるから、『私、一生ダメなままじゃん』って(笑)。みんなに申し訳ないです。私だけ追いつけていないから」。

――ステージを観ている限りでは、全然そんなことないと思います。

「それはたぶん、できないこの感じで馴染んじゃってるからだと思います(笑)。もっと自分で納得できるようになりたい」。

――自分に厳しいんですね。満足度のMAXを100だとしたら、今はどのくらいですか?

「10くらい(笑)」。

――めちゃくちゃ自己評価が低い(笑)。ちなみに、100の人ってイコラブにいます?

「衣織です。天才だと思う。カリスマ性がすごい。どんどん手の届かない遠い存在になっていっちゃうから、焦ります。どうしよう。もともと素晴らしいスキルを持ってるのに、それでいて彼女は努力を惜しまないので、そういう衣織の姿を見てると自分が情けなくなってくるというか。このままだと私は、本当に衣織と喋ることすら許されない人になってしまうので、そうならないよう頑張りたいです」。

――同じグループのメンバー同士なのに(笑)。TOKYO DOME CITY HALLのライブまでには、10からどのくらいまで上がっていたいですか?

「20を目指したいですけど、現実的には13くらいかな(笑)。いつか武道館とかに立つ日が来る頃に、35くらいにはなっていたいです」。
 
 

 
 

 
 

 
 

佐竹のん乃(さたけ・のんの)

生年月日:1998年11月6日(21歳)
出身地:群馬県
血液型:A型

佐竹のん乃 個人Twitter
 
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2017年4月に代々木アニメーション学院がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「めざせ!プログラミングスター~プロスタ★キッズ大集合~」(BS日テレ/土曜10:30~)、レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 7thシングル「CAMEO」は発売延期発売日未定。
詳しくは=LOVE 公式HPへ
 
 

7thシングル 表題曲「CAMEO」のMVはこちら!

 
 

7thシングル カップリング「君と私の歌」のMVはこちら!

 
 

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