PICK UP ACTRESS 井本彩花
PHOTO=城方雅孝 INTERVIEW=斉藤貴志
衣装協力=ジョイフル恵利
1月から「女子高生の無駄づかい」に出演
上京してJKライフもエンジョイ中
――去年は高校生になって、京都から上京してきたんですよね?
「はい。中学を卒業して、4月に上京しました」。
――それまでも仕事で東京に来つつ、生活すると変化はありました?
「中学生のときは新幹線でお仕事に通っていたので、その移動時間が省けるのが一番変わったことです。それと、よく歩くようになりました。京都のときは親の車で動くことが多かったので、上京してからは『すごく歩いているな』と日々感じています」。
――部屋はきれいにしているんですか?
「きれいというほどではないですけど、京都のときと変わりません。環境は変わりましたけど、家族全員で引っ越してきたので、本当に快適に暮らしています」。
――そうだったんですか。仕事により打ち込める状況になったんですね。
「お仕事の終了時間が夜8時から10時に延びて、『高校生になったんだな』と感じることができました」。
――JKっぽいこともしているんですか?
「私はJKっぽくないように見られがちですけど(笑)、放課後に予定が空いていたら、友だちと『何か食べに行く?』と言って渋谷に行ったり、ファーストフード店でいろいろお話したりして、『あーっ、これがJKなんだな』と思うことはよくあります」。
――タピオカを飲んだりも?
「はい。タピってます(笑)!」。
――中学時代は勉強も頑張っていたそうですが、高校でも変わりませんか?
「勉強とお仕事の文武両道で頑張ってます。でも、高校に入ったら勉強が一気に難しくなって、ついていくのがやっと……みたいな感じです。テスト前になったら、わかる子に聞いたり、先生に質問しに行ったりしてますけど、この前のテストは最大の危機でした(笑)」。
――去年の仕事では、「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」で、嫉妬や怒りを表に出す役を演じました。いでたちもシルバーとゴールドのコーンロウの髪型にヒップホップファッションで、井本さんのイメージとだいぶ違っていて。
「私は感情があまり表に出ないタイプだと思います。だから演じる上で、感情を出すことを意識しすぎちゃうときもあって、難しかったです」。
――でも、殻は破れたんですか?
「吹っ切れた感じはしました。撮影している途中で『モカってこういう子なんだ』と思うこともあって、本当に勉強になって、また役の幅が広がりました」。
――「感情が表に出ない」とのことですが、心の中では怒っていたりはするんですか?
「それは人間ですからあります。結構小さいことで怒ってしまう感じですけど、すぐ『ああ、そうか』と冷静になって、終わります(笑)」。
――たとえば、どんなことで怒るんですか? 自分のアイスクリームを食べられた、とか?
「それはあるかもしれません。弟が私のお菓子を食べたら、『何で食べたの!?』とか言って(笑)。でも、『まあ、また買えばいいか』みたいになります」。
料理本を買って付箋も貼ったのに
なかなか実行に移せません(笑)
――現在は「オスカル!はなきんリサーチ」のレギュラーMCも務めています。ああいう情報番組のための勉強もしているんですか?
「いやもう、先輩の小芝風花さん、岡田結実さんにお世話になっていて、毎回おいしいものをいただいて、楽しく撮影してます。1日で3~4本撮ることも多いので、いっぱい食べられて、すごく幸せ(笑)。食べることは本当に好きなんです」。
――番組内で大食いチャレンジをしたこともありました。
「4キロの親子丼を半分食べました。完食したかったので悔しかったです(笑)。収録が終わったあと、もっと行けた気がして、『あーっ、食べたかったな……』と思っちゃいました」。
――新年は1月からドラマ「女子高生の無駄づかい」に、マジョこと久条翡翠役で出演します。
「アニメを観て、第一印象は『こんなにキャラの濃い子たちが集まっていたら、毎日本当に楽しいだろうな』と思いました。女子高生の無駄な日々を描いた作品で、『これは本当にする』というところもあって、すごく面白かったです。実写化したらどんな感じになるのか、自分でも楽しみです」。
――アニメを観て、マジョを演じるイメージは掴めました?
「主人公のバカたちと友だちになるきっかけを、妹の琥珀が作ってくれます。それで、バカたちとどんどん仲良くなっていきますけど、マジョの心情は仲良くなる前とは違うと思うので、心の変化や雰囲気とか仕草を大切にしながら演じたいです。アニメのファンの皆さんにも観ていただけたらと思います」。
――マジョはホラーやオカルトが好きなキャラクターですが、井本さんはそっち系は?
「好きではないです(笑)。嫌いでもないですけど、自分から好んで観たいとは思いません」。
――井本さんはマジョとかバカみたいなあだ名はありました?
「学校では下の名前のアヤカで呼ばれています。『はなきんリサーチ』で“いもっちゃん”と呼ばれるようになって、お仕事と高校生活で自分が分かれた感覚があります」。
――では、今年挑みたいことはありますか?
「1月からドラマの撮影があって良いスタートが切れることを大事にして、女優業はもちろん、モデルのお仕事とか、いろいろチャレンジしていきたいです」。
――仕事以外のことでは?
「高校2年生になるので、何かひとつ趣味を増やしたいと考えていて、お料理ができたらいいなと思っています」。
――今はどの程度の腕前なんですか?
「まだ全然できません。お料理の本は買ってあるんです。自分が作りたいメニューのページに付箋を貼ってもいるんですけど、なかなか実行に移せていないのが現状です。高校2年生になって『得意料理は何?』と聞かれたら、『ハンバーグです』とか答えられるようになりたいです(笑)」。
井本彩花(いもと・あやか)
生年月日:2003年10月23日(16歳)
出身地:京都府
血液型:A型
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2017年に「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞。同年にドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)で女優デビュー。ドラマ「あなたには渡さない」(テレビ朝日系)、「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」(テレビ朝日系)などに出演。「オスカル!はなきんリサーチ」(テレビ朝日/金曜25:20~)に出演中。1月24日(金)スタートのドラマ「女子高生の無駄づかい」(テレビ朝日系/金曜23:15~ほか)に出演。
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