やっぱり、西内まりや②

2016年 5月 30日

PHOTO＝堀内亮　STYLING＝田中ルミ
HAIR＆MAKE＝paku☆chan　INTERVIEW＝田井庸介

西内まりや（にしうち・まりや）
生年月日：1993年12月24日（22歳）
出身地：福岡県
血液型：A型

【CHECK IT】
2007年よりローティーン向けファッション雑誌「ニコラ」でモデルデビュー。2008年にはドラマ「正義の味方」（日本テレビ系）で女優デビュー。2010年にティーン向けファッション誌「Seventeen」の専属モデルに。2013年には「山田くんと7人の魔女」（フジテレビ系）で地上波の連ドラ初主演。また2014年に「LOVE EVOLUTION」で歌手デビューを果たし、日本レコード大賞最優秀新人賞、日本有線大賞新人賞を受賞。2015年には「ホテルコンシェルジュ」（TBS系）でプライム帯の連ドラ初主演、さらに同年、映画「レインツリーの国」で映画初出演。5thシングル「Chu Chu / HellO」をリリース。今秋10月1日（土）には初主演映画「CUTIE HONEY -TEARS-」が公開。

やっぱり、活発キャラ

――モデルさんや音楽活動に加えて、女優さんとしてもご活躍！　秋には初主演映画の「CUTIE HONEY -TEARS-」も公開ですね。

「女優さんなんて呼ばれるのは気恥ずかしいくらい未熟なんですが…。ドラマや映画作品に関わるって、そこへ自分を預けちゃうことだと思っているんですよ。自分以外の名前になって、自分以外の人生を生きて、自分では伝えられないメッセージを伝えて……。監督、脚本、俳優、その他多くの方が協力してできあがるものなので、私自身をその作品にどれだけゆだねられるかが勝負、みたいな。撮影中はひたすらカメラの前でお芝居するのみなんですが、作品が公開されたり放送されたりして、いろんな方々に『ドラマ観たよ』『たくさんエネルギーもらったよ』『仕事辛かったけどがんばれた』みたいな言葉をもらえたときは、すっごく嬉しいし、やってよかったなあ、って思いますね。お芝居のやり甲斐は、そういう瞬間に感じます」。

――女優さんもモデルさん同様、作られた西内まりや像的な面があるのかもしれませんが、世間のイメージとのギャップを感じることはあります？

「親しい人や地元の友だちには『最近やっとまりやらしくなってきた』『本来のまりやがだんだん出てきた』って言われるんです。それくらい、周りの人が抱いていたイメージと『Seventeen』などのイメージが違ってたらしいんですよ。かわいい服を着て、かわいい表情で、かわいくポーズをとる私を、友人たちは『あれは本当のまりやじゃない』『まりやがあんなことしたら、こっちが恥ずかしくなる』って（笑）」。

――こっちが恥ずかしくなる!?

「小さい頃から活発で、スポーツばかりやってて、合唱コンクールのときなんか黒板の前に立って『男子、声小っちゃい！』って怒鳴ったりするような子だったから、結構アクティブな女子だったのは確か（笑）。親にも同じようなことを言われるので、モデルのときのイメージとはほど遠かったんだと思います（笑）」。

やっぱり、ドライブ

――最近、始めたことなどありますか？

「タクシーや車移動に慣れてくると、本当に歩かなくなって運動する機会がどんどん減っていくんですよね。だから、歩かないまでも自転車移動を心がけようって、最近お仕事先へも自転車で向かったりするんです。とはいっても、電動アシスト付きなんですが（汗）。ただ、アシスト機能もできるだけ弱い設定にして……。まぁ、上り坂になると、強い設定にしたくなる誘惑といつも戦ってます（笑）」。

――車も運転するんですか？

「ドライブ、好きです！　車の中で音楽をかけたり、ひとりで熱唱したり（笑）。ずっと親と住んでて、ひとり暮らしの経験もないので、自動車に乗ったときのひとりの空間は大切だったりするんですよね。たまに自分の世界に入り過ぎて、窓開けたまま大声で歌って、信号待ちの人の視線に『わっ、恥ずかしい！』みたいなことも（笑）。自転車に乗ってるときもつい歌っちゃうので、これから少し気をつけます」。

――車の運転は得意だったり？

「箱根くらいまでなら、親を乗せて温泉行ったりするんですよ。親もドライブが好きで、小さい頃から運転する姿を助手席で見てたので。最近は駐車もこなれてきましたよ。ただ、慣れ始めた頃にミラーを思い切りぶつけて、ブランブランにしちゃったことあるけど（笑）」。