≠ME(ノットイコールミー)短期集中連載 私服でポン! 4人目 河口夏音

≠ME短期集中連載 私服でポン! 4人目 河口夏音

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 

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=LOVEの姉妹グループで結成1年ながら、逸材揃いと話題の≠ME(ノイミー)。メンバーが春の私服グラビアを披露する連載に、河口夏音の出番が来ました。王道の美少女ながら実は変わり者という噂の18歳。お気に入りのNICE CLAUPの服にレースの靴を合わせたコーデで登場です。
 
 

 
 

 
 

 
 

携帯を1カ月に4回忘れたりして
「おかしな子」と言われます(笑)

 
 

――私服グラビアに挑戦してもらいましたが、普段からオシャレですか?

「服は好きでツイッター用の写真を撮るときはバッチリキメますけど、レッスンに行くときとかはめっちゃ適当です(笑)。Tシャツの上にパーカー1枚だったりして、すっぴん率はノイミーでトップを争うくらい高いです」。

――3月で高校を卒業しましたが、学校生活にはどんな思い出がありますか?

「体育祭で私のクラスが入ったチームが優勝しました。私は長なわとか全員参加の種目に出ただけで、特に活躍はしてませんけど、応援を頑張りました(笑)」。

――運動神経は良いんですか?

「普通です。50m走が8秒くらい。小・中ではバスケをやってました」。

――ポジションは?

「フォワードです。でもヘタクソで、試合にはそんなに出てなくて、応援を頑張ってました(笑)」。

――高校ではバスケを続けなかったんですか?

「はい。もともと中学でもやるつもりはなかったんです。バスケ部に入った友だちが多くて、私も流されて入りました(笑)。高校では帰宅部です」。

――それでアイドルのオーディションを受けるように?

「そうだったと思います。もともと小4くらいのときにAKB48さんが周りですごく流行っていて、私も好きになって、そのままいろいろなアイドルさんのファンになりました」。

――推しは誰だったんですか?

「最初はともちん(板野友美)さん。その後が小嶋真子さんで、HKT48さんを好きになってからは村重杏奈さん。顔がどタイプでひと目惚れでしたけど、面白いところも良いなと思いました」。

――夏音さんも清楚な美少女イメージながら、お披露目からすごいへン顔を披露したりもしてました。ギャップがあるタイプですか?

「自分ではわかりませんけど、周りからは『おかしな子』と言われます(笑)」。

――たとえば、どんなことをしたときに?

「日常でいろいろありすぎて……。定期公演のリハーサルでレッスン着を忘れてしまって、それっぽい服をメンバーから借りたんですけど、持っていたのが本田珠由記ちゃんに永田詩央里ちゃんという背の低い2人で、着たらピチピチになっちゃって(笑)。お腹を出しながら踊っていました」。

――忘れ物はしがちなんですか?

「バスケ部のとき、試合にユニフォームとバッシュを忘れて行ったことがあります(笑)。先輩の昔のシューズを持ってきていただいたんですけど、お母さんにめっちゃ怒られました」。

――どうして試合にユニフォームとシューズを忘れるのか(笑)。

「普通に家に忘れてました(笑)。携帯もよく忘れます。学校の机の中に置いて、そのまま……というのがよくあるパターンで、1カ月に4回忘れたことがあって、すごく不便な思いをしました(笑)」。

――ノイミーの活動が始まって1年が経ちましたが、特に印象深いことというと?

「TIFで初めてパフォーマンスをしたとき、めちゃくちゃ悔しかった記憶があります。練習したのに上手くできなくて、楽屋に戻って泣いてしまって……。他のみんなも結構泣いてましたけど、その悔しさをバネに頑張ろうという気持ちが沸き上がりました」。

――その後、どんなふうに頑張ったんですか?

「歌が苦手なので、お風呂に携帯を持っていって、音楽を聴きながら歌って、音程を合わせたりしています。イコラブ(=LOVE)さんの曲で自分のパートを練習したり。私は長風呂で、2~3時間くらい余裕で入っているので(笑)」。

――じゃあ、お風呂では歌以外にもいろいろしているんですか?

「携帯で動画を観たり、脚のマッサージをめっちゃやっています」。

――のぼせたり、寝落ちしたりはしません?

「2~3時間が普通になっちゃったので、そういうのはなくなりました。毎回手がシワシワになるくらい(笑)。あと、家族が私のお風呂が長いとわかっているから、『先に入らないとヤバい』となって、いつも私が最後になります(笑)」。

――歌のことだと、カラオケにも行きますか?

「行きます。1人だと上手く歌えるように頑張って、友だちと行くときはとにかく盛り上がる感じで、気持ちが違います」。

――どんな曲を歌うんですか?

「アイドルばかりですね。聴くのもほとんどがアイドルだから、他の方の曲はあまりわからなくて。友だちは流行りのバンドの曲を歌ったりしているので、趣味が合わないというか。『この曲は知らないだろうな』と思いながら、好きなアイドルの曲をひたすら歌っています(笑)」。

――アイドルの曲の中でも、自分の定番はありますか?

「『メロンジュース』と『しぇからしか!』はだいたい歌います。一番盛り上がるので」。

――「メロンジュース」は頭を振って歌うんですか?

「頭を振って暴れるように踊ってます(笑)。『しぇからしか!』も全力で踊って大声で歌うので、周りの友だちは一緒に盛り上がってくれる子と引く子に分かれます(笑)」。

――それくらい激しく踊っているんですね(笑)。

「結構ヤバイです。公開はできません。ファンの方には見せられないです(笑)」。

 
 

心霊体験をしているから怖さに慣れて
おばけ屋敷に1人で入ったりもします

 
 

――やっぱり夏音さんは見た目とギャップがあるんですかね?

「どうなんだろう? すごく人見知りで、最初はおとなしいんですけど、慣れてきたら楽しく話すようになります。ノイミーのメンバーはみんな良い子で、仲良くなるのは早かったです」。

――オーディションのときから仲良くなったメンバーもいますか?

「谷崎早耶ちゃんにちょっと話し掛けてもらったくらいです。私は受験番号が前のほうで、最終オーディションも早めに終わって、『どんなことをしたの?』と聞かれた記憶があります。受かったメンバーは番号がわりと後ろのほうに固まっていて、『隣りがこの子だった』みたいな話を聞くと、『いいなー』と思ったりもしました」。

――ノイミーではMV撮影も楽しくできました?

「最初の『≠ME』のときは何が何だかわからなくて、ドキドキしました。ローファーが新品で硬かったんですよ。足が痛くなって、みんなカットになったら脱いでました」。

――陸上部で走るシーンでは、一番カメラ寄りのレーンで抜かれていました。

「あの走るシーンではほっぺがすごく揺れていて(笑)、最初はすごく恥ずかしかったんです。でも、そこが私の見どころということで、ぜひ注目してほしいです」。

――「君の音だったんだ」では吹奏楽部の役でした。

「初めてトランペットを吹きました。ちょっとだけ練習して、思ったより音は簡単に出ましたけど、指を動かして音を変えるのが難しくて。本当の吹奏楽部の方と一緒に撮影して、すごいなと思いました。私も小さい頃にピアノをやっていたんですけど」。

――オフの話だと、ツイッターで「家にいる時のほとんどはソファでダラダラ」と書いていたことがありました。

「配信で映画が観られるサイトの会員になっていて、観ながらダラダラしています(笑)。映画はめっちゃ好きで、ホラーやファンタジーをよく観ます」。

――どんなホラーを?

「『IT』は最初のも続編も観ました。ただ怖いだけではなくて、物語性やいろいろな展開があるのが面白かったです。『死霊館』と『アナベル』のシリーズも3~4作観ていて、海外のホラードラマにもハマってます」。

――怖い場面も大丈夫なんですか?

「実際に心霊体験を結構したので慣れちゃって、そこまで怖いという感情が芽生えなくなりました」。

――慣れるほど心霊体験をしたんですか(笑)?

「昔、家で怪奇現象が起こっていました。スイッチを押してないのに、電気がいきなり点いたり消えたり。あと、小さい頃にお花畑で、奥のほうから女の人がずっとこっちのほうを見ていたんですけど、お母さんに話したら『誰もいなかったよ』と言われたのも、ぼんやり覚えています」。

――おおっ。ガチなやつですか……。

「おばけ屋敷もよく1人で行きますけど、全然大丈夫です。雰囲気を味わいたくて入って、何が来ても無反応(笑)。普通に笑っているくらいです」。

――それにしても、おばけ屋敷って1人で入るものですか(笑)?

「友だちと遊園地に行くと、みんなはジェットコースターに乗るんですけど、私は苦手なので、『じゃあ、1人でおばけ屋敷に行ってきます』となるんです」。

――ジェットコースターはダメなんですか?

「浮遊感が苦手で、ちょっと落ちるくらいで怯えて泣くので、それ以上に怖いのに乗ったら、自分がどうなるかわかりません(笑)」。

――ノイミーに入って1年で、自分が変わったと思う部分はありますか?

「最初の頃は本当に人見知りでコミュ力もなくて、握手会がすごく不安でした。『やるぞ!』って頑張る感じでしたけど、何度かやって、たくさんの人と話すうちに、楽しいと思えるようになりました。ファンの方の顔と名前がわかってきて、『また来てくれた』とか考える余裕ができて、最初よりは話せるようになったと思います」。

――では、今後身に付けたいことは?

「英会話を習いたいなと思っています。高校では英語が一番苦労した教科でしたけど、学校の勉強とは違うので、コミュニケーションを取れる英語力を身に付けたいです」。

――英語を話せるようになりたいと思ったきっかけがあったんですか?

「去年、ロンドン旅行に行ったとき、お店とかで全然会話ができなくて。この前も新宿御苑が開いてなくて、外国人の方に『いつ開くの?』と質問されたんですけど、うまく伝わらず、携帯でホームページを見せることしかできませんでした。そういうときに『ちゃんと話せたら良かったな』と思いました」。

――これからノイミーで海外遠征があるかもしれませんしね。

「海外ライブもしたいので、今は全然ダメですけど、頑張ってペラペラになっておきたいです」。
 
 

 
 

 
 

 
 

河口夏音(かわぐち・なつね)

生年月日:2001年7月29日(18歳)
出身地:広島県
血液型:AB型
河口夏音 個人Twitter
 
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。4月29日(水)に発売される=LOVEの7thシングル「CAMEO」のカップリングに≠MEの新曲を収録。
詳しくは≠ME 公式HPへ

 
 

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