≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 8人目 鈴木瞳美
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志
連日お届け中の≠MEメンバーの夏の私服グラビア連載。8人目はコーラ大好き、鈴木瞳美の出番となりました。「絵本に出てくる女の子が着ているような服が好き」と言い、今回の大きい襟が付いた服は理想にピッタリだったそうです。
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自分のトンチンカンにビックリして(笑)
一般常識を知らないとダメだと思いました
――瞳美さんはモデルも目指しているだけに、今回の私服はいろいろ持っている中からチョイスしたんですか?
「4月に19歳になって、“ひとり旅をする”と目標を立てたんですね。一発目は江の島あたりに行くつもりで、そのときに合うと思って買った服だったんです。外出自粛で着る機会がなかったんですけど、今回の撮影は“夏っぽく”ということで、ちょうどいいと思って選びました」。
――ひとり旅を19歳の目標にしたのはなぜ?
「心を浄化したかったのと、ひとりでどこかに出掛けるのは大人への一歩かなと。基本ひとりは好きで、ひとりラーメンは普通に行きますし、この前はひとり焼肉もしました。しかも、渋谷の焼肉屋さんの食べ放題で、メンタルが強くなりました(笑)」。
――入るのに勇気は要りました?
「普通に『ひとりです』と入りました。カウンター席もあって、周りの方もそんなに気にしてないと思って、堂々と食べました(笑)。今度はひとりでオシャレなカフェに入ったり、YouTube用にカメラを回しながらひとり旅をしたいです」。
――高校を卒業して19歳にもなると、いろいろ趣向も変わってきます?
「明らかに変わったのが、お買い物に行くなら原宿だったのが、渋谷になりました。中学生の頃は原宿ばかりで、渋谷はひとりで行くには怖いイメージがあったんです。でも最近の買い物は絶対に渋谷だし、表参道にも行けるようになりました」。
――そういう外出の自粛期間は、どう過ごしていたんですか?
「最初の頃はひたすら『あつ森(あつまれ どうぶつの森)』です。ゲームをしている間は全然物欲がなかったんですけど、最後のほうは急に『服が欲しい! コスメが欲しい!』となって、そういうSNSを見ていました。あと、今さら部屋の模様替えをしたくなりました。家具の配置を変えたりするだけでなく、ドアとかを塗り替えたくて」。
――本格的にやろうと。
「私は部屋にいがちなタイプで、落ち着ける場所ですけど、逆に部屋が汚いと、心も前向きにならなくて、マイナスなことを考えてしまって。自粛中は家にいっぱなしで散らかってきちゃったせいで、気持ちもどんよりしてきたので、模様替えをして気分を変えようと思ったんです」。
――どんな部屋にするか、イメージもあったんですか?
「もともとお姫様っぽい家具が好きで、2年くらい前に大きい模様替えをしたとき、ほぼそういう系に買い替えたんです。色は白とピンクで統一して。ただ残念なことに、ドアやクロゼットが茶色で、塗り替えるのはさすがに……と諦めていたんですけど、なぜか最近『できるのでは?』と思い始めました。あと、シャンデリアを付けたくて、お父さんに『欲しい』と頼んでいます。本物だと揺れたら危ないので、それなりでいいんですけど(笑)、姫っぽい部屋にできたら、心が穏やかになりそうです」。
――=LOVEのシングルに収録の「君と僕の歌」のMVを観ても、最近の瞳美さんは見た目的にも洗練されてきていますよね。
「歯の矯正をしてから『よく笑うようになった』と言われます。まさか私が歯を出して笑っている写真が宣材になる日が来るとは、思ってもいませんでした。こういうふうに撮影していただくときも笑顔ができるようになって、何よりファンの方が喜んでくださったのがとても嬉しいです」。
――一方で、リモート収録したYouTubeチャンネルのクイズ大会では、「自由の女神がある都市」という問題で「3カ所に絞った!」と言いながら、パリと答えて不正解。正解のニューヨークはその3カ所にも入ってなかった、というくだりがありました(笑)。
「入ってなかったですね~(笑)。3カ所はパリ、オーストラリア、ヨーロッパだったんです。よくわからなくて、思いついた外国のそれらしい地名ですけど、全然違ってました。YouTubeの企画をやるにつれて、自分のトンチンカンにビックリします(笑)。一般常識を知らないと、さすがにちょっとヤバイので、文字を読むと眠くなる私でも読める本を、ファンの方に薦めてもらっています」。
――自分で興味を持って勉強したいことはないですか?
「タイ語です。お母さんがタイ人で、聴くことはわりとできるんです。たまにお母さんがタイ語で話し掛けてきて、私が日本語で返したりはしているので。話せるようにもなれば、お仕事の幅も広がるかなと思っています」。
――タイに行ったことはあるんですか?
「あります。でも、最後に行ったのが小学1年生のときで、最近は全然。お姉ちゃんがタイに住んでいて、私の活動を応援してくれているんです。だから、次はお仕事で行けたら。いつかノイミー(≠ME)でタイのフェスに出たり、ライブができたらいいなと思っています」。
あんず飴はお祭りでしか買えないから
10本とか食べてドン引きされます(笑)
――夏の思い出というと、どんなことが浮かびますか?
「福島の『(スパリゾート)ハワイアンズ』という室内にも屋外にもプールがある広いところに、たまに家族と車で行ってました。2年前にスライダーで降りてきたら溺れて、首からぶら下げていた携帯がどこかにいっちゃって、1人でプールで焦っていた思い出があります(笑)」。
――携帯は見つかったんですか?
「見つかりました。係員さんが探してくれて『ありがとうございます』という。小学生の頃に家族で『サマーランド』に行ったときは、お腹が痛くなってしまって。冷えたからだと思ってラーメンを食べたんですけど、治らなくて、お父さんが救護室に言いに行ってくれました。人がたくさん遊んでいる中を車イスに乗って連れていかれて、すごく恥ずかしかったのを覚えています」。
――地味な思い出話が出てきました(笑)。
「そういう思い出ばかりで(笑)。でも、お祭りにも行って、あんず飴を食べます。すももの周りに水飴が付いているのが大好きで、一度のお祭りで多いと10本くらい食べるんですよ(笑)。夏祭りや初詣のときしか買えないので、ここぞとばかり大量に食べて、いつも友だちにドン引きされます(笑)」。
――それこそ、お腹が痛くなりません?
「全然です。いくらでも食べられちゃう。あんず飴を食べにお祭りに行くようなものです(笑)。1個200円とかですけど、せっかくのお祭りだから奮発して、イカゲソやキュウリとひたすらローテーションします(笑)」。
――夏は大好きなコーラを飲む量も増えますか?
「確かに増えますね。夏はビンのコーラ1択。暑いとより体に染みるので、冬の2倍は飲みます。家ではお水を飲むように心掛けてますけど、友だちと遊びに行ったときや焼肉を食べるとき、ピザとかチキンとかアメリカンな食事のときは、絶対コーラを飲みます」。
――基本、夏は好きな季節?
「1年の中で春の次に好きです。春は誕生日があるし新しく始まることが多いのがいいんですけど、夏はフェスが多くて楽しい。アイドルとしては一番大事な、濃い季節だと思います」。
――夏の野外ライブは暑くて大変だったりもするでしょうけど。
「去年、日比谷野音で『24 girls』をやったので、何でもできると思っています。練習から24人バージョンの立ち位置を覚えるのが大変で、あっち行ったり、こっち行ったり、どっちにはけて衣装を着替えるとか、いろいろあった上に、正直暑すぎて倒れそうなくらいでした」。
――夏バテ対策でしていることはありますか?
「踊る前はいっぱい水分を摂って、必ずお米を食べます。踊るから痩せるだろうと思って、いっぱい食べたら太っちゃうし、食べないと倒れちゃう。その調整が難しいところです」。
――タイの血を引いていると、暑さに強かったりはしません?
「いえ、めっちゃ暑がりです(笑)。6月に入りたてからクーラーをガンガンつけました。寒ければ着ればいいけど、暑くて脱いだら日焼けしちゃう。そこが夏は厄介ですね。日焼けは本当に気をつけるように言われていて、今はあまり外に出てないので、たぶん人生で一番白いです。指原(莉乃)さんにお薦めいただいた日傘を、早く売り切れるということだったので2月に買って、今日初めて使いました」。
――そんなこんなで、瞳美さんは10代最後の1年に入りました。
「もう社会人という括りになっても、まだ10代で、子どもっぽくいられるのは最後だから楽しみたい。落ち着いたら、10代のうちに海外旅行も行きたいです」。
――仕事関係だと、どんなことに力を入れようと?
「もともとモデル志望で芸能界に入って、最近Ank Rougeさんのモデルをやらせていただいて、本当に信じられません。ノイミーをやりながら、そういうお仕事もたくさん経験したくて。演技もまだできるかわかりませんけど、いつかはやれたらと思っていますし、個人として大きくなれるように19歳を頑張りたいです」。
鈴木瞳美(すずき・ひとみ)
生年月日:2001年4月13日(19歳)
出身地:東京都
血液型:B型
鈴木瞳美 個人Twitter
【CHECK IT】
2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。=LOVEの7thシングル「CAMEO」のカップリングに≠MEの新曲「君と僕の歌」を収録。7月25日(土)無観客LIVE「次に会えた時 何を話そうかな」の開催が決定!
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