もっと、大黒柚姫(チームしゃちほこ)①
PHOTO=堀内亮 STYLING=米丸友子
HAIR&MAKE=斉藤弓(kind) INTERVIEW=左藤豊
肩書きだけとは言わせない!
キャプテン(仮)としてみんなを支えたい
大黒柚姫(おおぐろ・ゆずき)
生年月日:1997年7月18日(18歳)
出身地:愛知県
血液型:B型
【CHECK IT】
スターダストプロモーションが手がける名古屋発ユニット。メンバー全員、愛知県在住で、地元を中心に活動。大黒柚姫はむらさきパープル(仮)担当。毎週金曜日「ゆるしゃち」(メ~テレ)が放送中。ニューシングル「Chérie!」が発売中。「5年目5公演5万人ライブ」を発表し、5月21日(土)・22日(日)幕張メッセ、8月31日(水)日本武道館、11月13日(日)横浜アリーナ、2017年3月21日(火)日本ガイシホールでのコンサートを開催。
詳しい情報はチームしゃちほこオフィシャルサイトへ
もっと、社会人!
――高校を卒業して、柚姫さんは「チームしゃちほこ株式会社」に就職したんですよね?
「はい、『チームしゃちほこ株式会社』の社長です!」。
――株式会社の話はのちほどじっくり伺うとして(笑)、“就職”という進路を選んだ理由は?
「大学進学という選択肢もなかったわけではないんですけど、二つのことを同時進行でやることが苦手なんですよね。だったらしゃちほこ一本に絞って全力投球したほうがいいって、家族会議で決まりました」。
――最終的には家族会議だったんだ。
「大学に行ったほうがいいのかな? とも思ったけど、ママとパパに相談したら『一つに絞りなさい』って言われて。確かにそうだよなぁ、って」。
――じゃあ、高校時代は両立に苦労した?
「苦労がなかったことはないですね。宿題とかをコツコツできなくて、ため込んじゃうタイプなんですよ。だから、絞りたいと思いました。学校がなかったら朝も昼もお仕事ができるし、そのほうが自分としてもやりやすいと思ったので」。
――大学に進学したメンバーもいるけど。
「みんなは二つのことを同時にできるし、それに頭もいいから(笑)。だから、両立を頑張ってもらって、柚姫はそれを補うことができたらいいなって思ってます」。
――社会人になって、自覚や責任を感じることはある?
「しゃちほこがなくなったら、柚姫には何もないじゃないですか。学校にも行ってないし。だから、仕事に対する責任感や重みはある。しゃちほことの向き合い方も考えるし、プライベートとなぁなぁにはならないようにしたいです」。
――小さい頃に思い描いていた“大人”や“社会人”に、なれていると思う?
「小さい頃からずっとアイドルになりたかったんですよ。だから、その頃の夢はかなっているのかなって思います。幼稚園や小学生の頃からアイドルさんが大好きで、女の子はたぶんみんな一度はアイドルになりたいって夢見ると思うんですけど、柚姫はそれが他の子よりもかなり強かったから」。
もっと、JK!
――高校3年間を振り返ってみて、率直な感想は?
「楽しかった! 大変だったんですけど、でも行っててよかった!」。
――印象深い思い出はある?
「修学旅行! 沖縄に行ったんですけど、夜、仲のいい友達で1部屋に集まってガールズトークをしたりして、すごく楽しかった!」。
――具体的にどんな話をしたの?
「テレビの話とかかな? みんなドラマや映画がめちゃくちゃ好きな子たちだったから、『この映画、面白かったよ!』みたいな情報の共有をしてた。休み時間もだいたいそんな話ばっかりで、恋バナは全然なかった(笑)」。
――ガールズトークって、恋愛トークのイメージがあるけど…。
「ですよね~。私も最初はそんな話をするのかなって思ってたけど、結局全然しなかった(笑)。あとは、バイトしてる子のバイト先の話とか」。
――高校でやり残したことはある?
「もっと、学校帰りに友達とご飯に行ったりしたかった。しゃちほこのメンバーと遊ぶことも多いけど、高校の友達とももっといっぱい遊びたかったなぁ~」。
――メンバーとは今も一緒だけど、高校の友達は卒業しちゃうとなかなか会えなくなるもんね。
「うん。あっ、つい先日レッスンの帰りに偶然高校の友達と会ったんですよ。久々に会えて、心にじ~んと来た…」。
――久々って言っても、まだ卒業して1か月ちょっとだけどね。
「アハハ! でも、ずっと高校で会ってたのが、卒業してまったく会わなくなったわけだから。…いや、卒業してからも会って遊んだわ」。
――会ってるじゃん(笑)。卒業式はやっぱり泣いた?
「いや、全然。普通(笑)。卒業しても集まれるし、今もナガシマに行こうとか、ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行こうって計画してます。ただ、みんなもお仕事があったりするから、みんなの予定が合う日を調整中ですね」。
もっと、映画!
――高校時代は友達とドラマや映画の情報交換をよくしてたって言ってたけど、柚姫さんもドラマや映画は好きなんだ。
「好きですね。どちらかというと、映画をよく観ます。メンバーとも行くし、友達や妹と行ったりもします。一人映画はまだないですけど」。
――最近観た中で、面白かった映画は?
「ちゆ(伊藤千由李)と、『黒崎くんの言いなりになんてならない』を観に行きました。めっちゃ面白かった!」。
――面白かったの? キュンキュンしたとかじゃなくて?
「私とちゆがズレてるのかも知れないんですけど、全然キュンキュンしなくて(笑)! 笑えるシーンもあったから、コメディー映画を観るみたいに笑ってました。ちゆとはよく映画を観に行きますね」。
――(編集長)「黒崎くんの~」に出てくる黒王子と白王子だったら、どっちがいいですか?
「う~ん…。でも、ちゆと『黒王子のほうがいいよね?』って話はしました。白王子は優しいけど、ちょっとつまらないかなって」。
――(編集長)じゃあ、柚姫さんはMなのかな…?
「え~? まぁ、Sではないと思います。でも女の子は基本みんなそうだよ!?」。
――(編集長)いやいや、Sの女の子もいますよ? 僕はMで、女の子に突き放されるのが好きだし…。
「イヤだ~~(笑)!! じゃあ、(咲良)菜緒をオススメしますよ」。
――(編集長)僕、咲良さん大好きです。
「アハハハハ!!」。
もっと、キャプテン(仮)!
――4月からラジオ(CBCラジオ「チームしゃちほこ ごぶれいしました!」)のレギュラーになりましたね。
「ずっとしゃべるのが苦手だったんですよ。2年くらい前まではMCでも全然しゃべれなくて…。日本語も苦手だし、言葉もあまり知らないし。でも逆に、苦手だからこそこれはチャンスだと思っていて、ラジオのお仕事を通じて表現力を身に付けていけたらいいなって思っています」。
――しゃべるのが苦手? でも、普段は普通にしゃべってるよね?
「一連の流れを説明したりするのが苦手なんです。だから、告知も結構苦手で…」。
――キャプテン(仮)だったら、告知をすることも多いと思うんだけど…。
「う~ん、苦手なんですよねぇ。ただ誕生日が一番早いだけの、肩書きだけのキャプテン(仮)だから…。でも、みんな大学に行って大変だと思うから、そういう部分は柚姫が積極的にやって、みんなの肩の荷を少しでも軽くできるようになりたい」。
――柚姫さんが描く理想のキャプテン像は、みんなを後ろから支えるタイプなのかな?
「そう。先頭に立って引っ張っていくというよりは、後ろからみんなを支えて、何かあった時は助けてあげられるようなキャプテンになりたいです。助けられるか分からないけど…、でも助けたい! みんなが大学に通う4年間は、柚姫が縁の下の力持ちみたいな感じでみんなを支えられるように頑張りたいです!」。
ちょっぴり大人っぽいニューシングル「Chérie!」のMVはこちら!