もっと、咲良菜緒(チームしゃちほこ)①
PHOTO=河野英喜 MOVIE=名児耶洋
STYLING=米丸友子 HAIR&MAKE=飛田卓司(カインド) INTERVIEW=雨森大
マリッジブルーJK最後の時
JKブルーにご用心!?
咲良菜緒(さくら・なお)
生年月日:1997年9月10日(18歳)
出身地:愛知県
血液型:A型
【CHECK IT】
スターダストプロモーションが手掛ける名古屋発ユニット。メンバー全員名古屋在住で、現役女子高生6人組。地元を中心に活動。人気もすでに全国区! 咲良菜緒はマリッジブルー(青)担当。毎週金曜日「ゆるしゃち」(メ~テレ)が放送中。3月12日(土)には「JK卒業ライブ」を地元・名古屋の名古屋市国際展示場ポートメッセなごや2号館にて開催。また日本を縦断するLIVE「名古屋から北へ南へ!」を開催。3月27日(日)は地元・名古屋の愛・地球博記念公園、4月17日(日)北海道・Zepp Sapporo、4月29日(金・祝)福岡・北九州ソレイユホールにて開催! 先日の「2016乙女祭り」で「5年目5公演5万人ライブ」を発表! 5月21日(土)、22日(日)幕張メッセ、8月31日(水)日本武道館、11月13日(日)横浜アリーナ、
2017年3月21日(火)日本ガイシホールでのコンサートが発表に!
詳しい情報はチームしゃちほこオフィシャルサイト
――今日は「清楚な女子大生」をテーマにした撮影でしたが、なおちゃんも今春から大学生になるんですよね。大学に進学しようと思ったのはどうして?
「そもそも大学に行く人生だと思っていたんですよ。チームしゃちほこの活動をはじめる前から、自分のなかで『大学に進学しない』という選択肢がなくて」。
――中学生のときから決めていたんですね。
「実際、しゃちほこの活動が忙しくなって、『本当に通えるのかな?』っていう多少の迷いもあったけど、大学進学するつもりで高校も行ったし、そこで行かなかったらもったいない、と思って。しゃちほこの活動をやりながら、ちゃんと勉強はしていたし」。
――両立していたんですね。大学で学びたいことがあった?
「もともと理系がよかったけど、そっちの分野だと活動しながら通うのは難しかったので、それとはべつに自分の興味のあることを第2候補、第3候補と考えていって、そのなかから選んで決めました。教養も身につけたかったし、もっと視野を広げたかったので」。
もっと、JK!
――女子高生じゃなくなる寂しさはある?
「すごくありますよ。実際、大学がどんな感じなのかまだわからないけど、高校生のときみたいにクラスっていう団体で生活することがなくなるし。あと、学校の規則も少なくなって、自由になると思うんですよ。それがイヤで」。
――え? どうしてですか? 自由のほうがいいような気もするけど……。
「自由なことはいいんだけど、ある程度のルールがあって、そのなかで生活するほうが楽しかったのかな、って。校則があったほうが個性を出せたりもする気もするし。学校生活のなかの話ですけど。なんでもできちゃうと、それが当たり前になるから」。
――クラスメイトと行く卒業旅行の「総監督」に選ばれたんですよね?
「そうなんですよ。クラスの友だちとあそびで『しおり』を作ることになって。幹事は別のコがやるんだけど、私が総監督になって(笑)。2月と3月に行ってきます」。
――2回も行くんですか?
「うん。仲良しのグループがふたつあるので、両方のグループで卒業旅行に行くんですよ。最初は『北海道に行こう』って言ってたんだけど、やっぱり寒いからやめることにして。結局、大阪を観光して、ユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行って、帰りに京都に寄ることにしました」。
――京都ではなにをするんですか?
「まだ決めてないけど、ユニバではじけて疲れているだろうから、京都ではまったりしよう、と思ってます。あと、おいしい物を食べたい。和食とか抹茶のデザート!」。
――もう一組のほうは?
「そっちは東京観光です。ディズニーに行ったり」。
――JK最後の思い出を作るわけですね。
「最後といいつつ、なんだかんで年に1回みんなで遊んだりしているので(笑)。でも、やっぱりJKとそうじゃないのは違うから。あと、体操服をもう着られないのがさみしい。だから、みんなで体操服を着てスポッチャに行って、『最後の体育をやろう!』って話しています。”3年○組 咲良”って書いてあるジャージだけど(笑)。どうせパジャマになるし、みんなで着る機会もなくなるだろうから」。
――後輩から「咲良先輩のボタンをください!」とか「制服ください!」って言われない?
「ないない(笑)。帰宅部だから後輩もいないし。でも、言われたとしてもあげない。だって、大事な思い出がつまった制服だもん」。
――高校、好きだったんですね。
「大好きだった。だから、卒業はさみしいかも……」。
もっと、大人に!
――なおちゃんは元々大人っぽいけど、18歳になって「もっと大人らしくなりたい」という思いはある?
「ぶっちゃけ、大人になりたくないと思ってるんですよ。小学校6年生のときから『歳とりたくないな〜』って言ってるんですよ」。
――大人のほうが楽しいそう、って思わない?
「う〜ん、あんまり魅力を感じない。だって、むしろ大人のほうが縛られているように見えるから。社会のしがらみとかに。まわりの大人たちが夜中までお仕事をしてるのを見て、すごい大変そうだなぁ〜って思うし(笑)」。
――はやく大人になりたい、という願望はないんですね。
「20歳になっていろんなことができるようになって、世界が広がっていくのはいいかもしれないけど、ポジション的には子どものほうがいいかな。今くらいの年齢がいちばん楽かも」。
――たしかに、若さや可愛げで許されている部分が、許されなくなってきますよね。
「それがイヤなんですよ。自己責任になってくるし。ひとりでなんでもできる人には憧れるけど、歳をとることがさみしい」。
――じゃあ、気が利く女性になりたい、とかは?
「もっと人に優しくなりたい……って、この間、思った」。
――この間?
「べつに誰かを傷つけたわけじゃないけど、自分のメールの文面を見ると、すごいそっけなくて。自分ではそんなつもりはなかったのに、『はい』とか『了解』みたいな一言だと、適当に返しているように見られるし、冷たい人に思われるみたいで。だから、顔文字をつけるようにしました(笑)」。
もっと、女子力!
――美容やコスメなど、女子力を磨きたいって思う?
「大学生になったら、みんな学校にメイクをして来るだろうから、やばいな……と思っています。オシャレにも気を遣わなきゃいけないし」。
――高校ではメイクしてなかった?
「うん。でも、まわりの友だちが遊ぶときにメイクをしているんですよ。いつも学校でしか会わないのであんまり気づかなかったけど、学校帰りにメイクしてるから、『え?』ってビックリして。だから、最近、メイクさんと連絡して、いろんなコスメの情報を聞いているんです」。
――自分でメイクはできるんですか?
「できないです。なんとなくはわかるけど、実際に自分でやるとなると上手にできなくて。普段、プロのメイクさんがやってくれるのと同じようにはできない」。
――まぁ、プロみたいにはできないですよね。
「でも、そうしないと自分のなか『上手くでできてない』『いつもの顔じゃない!』って思っちゃうから。だったらそんなにメイクしなくてもいいかな、って。だからスッピンを可愛くする方向で!」。
――料理は?
「できたほうがいいとは思うけど、それは花嫁修業でいいかな。まだいいや。もし結婚しそうな人が現れたら、料理の勉強をします!」。
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