PICK UP ACTRESS 鈴木裕乃
PHOTO=佐賀章広 INTERVIEW=小山内凛
元エビ中の鈴木裕乃がオフィシャルカレンダーを発売
素朴さやピュア度の高いナチュラルな美しさで魅了する!
――今回のカレンダーは、どんなコンセプトで撮影されたんですか?
「『友だちといる私』というコンセプトで撮影しました。友だちといるときのように自然体でいろんな素顔を見せられたらなと思ったので。家でくつろいでて、『ねぇ』って話しかけられたときに『ん?』ってこっちを向いたときの表情とか、少しメイクをして遊びに行こうかなという感じとか……」。
――メイクもかなり振り幅がありますよね。
「そうですね。普段みたいなナチュラルメイクもあれば、大人っぽくしてもらったものもあります」。
――自分的にも、いろんなメイクをしたいなと思っていたんですか?
「普段しないようなメイクにも挑戦してみたいなっていう気持ちはありました。ヘアメイクさんに大人っぽいメイクをしてもらったら、いつもと全然雰囲気が違ったのですごかったです」。
――リップが強いと、普段とは打って変わってかなり大人っぽく見えますね。
「そうですよね。赤リップを塗ってもらったりもしました。自分でメイクするときは、薄い色のリップしかつけないので、新鮮でした」。
――普段はどんな感じのメイクですか?
「よく友だちに『今日メイクしてないでしょ』って言われるくらいナチュラルです(笑)。大学に入ってから初めて自分でメイクをするようになったんですけど、最初に比べたら少しは上達したと思います」。
――むしろ、高校までは自分でメイクしたことがなかったんですか!
「そうなんですよ。それまでは、いつもすっぴんでした。お仕事があるときだけ、ヘアメイクさんにやってもらってたんです」。
――大人っぽいメイクをしてもらったら、大人になった気分になれました?
「すごくなれました!」。
――そのほか、お気に入りのメイクはあります?
「お気に入りは、青いワンピースの衣装で、緑のアイラインを引いてるメイクです。この衣装のときは全体的にナチュラルなメイクなので、そのアイラインがアクセントになっています」。
――お気に入りの衣装はありますか?
「グレーのニットを着てるんですけど、それがかわいくて好きです。プライベートでもニットはよく着ます。まわりから『似合うね』ってよく言われるのは、青い花柄のワンピースみたいな服です」。
――清楚めなワンピースですね。冬はニットを着るとして、夏はプライベートでどんな服装をすることが多いですか?
「大学1年とか2年の頃は膝上のスカートを履いたりしてたけど、3年生になった途端にまわりがみんな落ち着いちゃって、ロング丈のスカートとかジーパンを履くようになったんですよ。だから私も、それに合わせてロング丈のスカートを履くことが多いです。ジーパンはあんまり履かないかな」。
――上は?
「上はいろいろです(笑)」。
――ありがとうございます! そのほか、今回のカレンダーのポイントはありますか?
「えっと……あっ、紫のネイルをしてる写真もあります」。
――紫が好きなんですか?
「そういうわけではないです(笑)。でも、今日の撮影で着た衣装も紫だし、そういえば今日着てきた私服も紫でした」。
――もはや潜在的に紫が好きなのでは?
「実はそうかもしれないです(笑)」。
――普段の私服はどういう系統の色が多いですか?
「白とかグレーとか、モノトーンが多いです」。
――では、ちょっと気が早いかもしれませんが、来年また作るとしたら、どんなカレンダーにしたいですか?
「今回はいろんなメイクに挑戦させてもらったので、今度はいろんな髪型に挑戦したいです。ファッション誌とかでよくあるヘアアレンジみたいなのをやりたい」。
――今、やってみたい髪型は?
「う〜ん……パッとは思い浮かばないです(笑)」。
――失礼しました(笑)。じゃあ、普段はどんな髪型をよくしますか?
「ダウンスタイルのストレートとか、巻いたりとか、ひとつ結びとかです」。
――ツインテールはさすがにやらない?
「ツインテールは本当に似合わないんですよ。昔からほとんどやったことがないと思います」。
――そうなんですね。カレンダーの希望自体はかなり控えめですけど、「海外で撮影したい」とか言っておかなくて大丈夫ですか?
「そうですね! じゃあ、海外でいろんな髪型をしたいです(笑)」。
――行きたい国は?
「ヨーロッパに行きたいです。特にフランス。私、大学でフランス語を専攻してるんですよ」。
――では、フランス語もバッチリ!
「『ボンジュール』くらいなら(笑)」。
20歳の誕生日にコンビニへ行って、
缶チューハイを買って家で飲みました
――現在20歳という節目の年齢ですが、20歳になって、大人の仲間入りをしたなっていう感覚はありました?
「お酒を飲める年齢になったっていう意味では、ありましたね。『飲みに行こうよ』っていうセリフがあるじゃないですか」。
――セリフ(笑)。
「よくいろんなところで聞くので(笑)。そう言われたときに、ようやく応えられる年齢になりました。お仕事とかでも、年上の方から『まだ20歳じゃないから飲みに行けないね』って言われたり、打ち上げで私だけお酒が飲めなかったりするのがさみしくて……。だから、それはうれしかったですね」。
――「飲みに行こうよ」の誘いに乗れるようになったと。
「飲み会っていうものがどんなものかとか、それまでは全然知らなかったから興味もあったんですよ。大人数の飲み会は『結構です』って感じなんですけど、仲のいい友だちと少人数で飲んだりするのはがすごく楽しいです」。
――初めてお酒を飲んだのは?
「20歳の誕生日です。コンビニへ行って、缶チューハイを買って家で飲みました」。
――かわいい(笑)。
「たしか、誕生日だったのになんかイヤなことがあったんですよね。『せっかく誕生日なのに、なんてついてないんだ』と思って、買いに行った記憶があります」。
――やってられなかったと。
「そんな感じです(笑)」。
――初めてのお酒の味はどうでした?
「一番飲みやすそうなものを選んだので、ほとんどジュースでした」。
――お酒は強いですか?
「たぶん、そんなに強くないです。だから、酔うまで飲んだことはありません。酔ったらめっちゃ泣く人とかめっちゃ笑う人とか、テンションがハイになる人とかいるじゃないですか。一度、そういう気分を味わってみたいなとも思います」。
――なるほど。ちなみに、好きなお酒は?
「甘いお酒です。カクテルとか……」。
――ビールとか焼酎じゃなくてホッとしました。さて、3月には21歳の誕生日を迎えるわけですが、内面的な部分で昔と比べて大人になったなと思う部分はありますか?
「根本的なところは変わってないと思うんですけど、すぐに怒らないようにしようって心がけるようになりました。私、本当にガンコなんですよ。特に家族には、良かれと思ってアドバイスしてくれたことに対しても、イライラしちゃうことがあって……」。
――そうなんですね。わりと温厚なイメージがありますけど……。
「もちろん、表には出しませんが、自分の中でそう感じちゃうんでしょうね。でも、そういうのもいったん全部受け入れて、いろんなことを吸収しようと思えるようになりました」。
――いいことですね。今の自分は、子どもの部分と大人の部分の比率ってどれくらいだと思いますか?
「5:5かな。昔からよく『落ち着いてるね』とは言われてきてたけど、成長できてない部分はまだまだあるので」。
――それはどこでしょう?
「話すのが下手なところです。私、言葉で説明するのがあまりにも下手すぎるんですよ。たとえば大学の友だちに『この問題分からないから教えて!』って言われたら、一生懸命頑張って教えるんですけど、だいたい『うん、分かんない』って言われます。おもしろいことがあったときも、友だちに話そうとしても上手く伝えられなくて『うん、分かんない』って言われるんです(笑)」。
――言語化能力が乏しいんですね。
「残念ながらそこは一向に変わらないので、成長したいです」。
――でも、そういう部分がすごく裕乃ちゃんっぽいところだと思うので、むしろ逆になくさないでほしいです(笑)。
「いや〜、ちゃんとしたいです(笑)。受け答えがしっかりしてるって思われたい」。
――では最後に、2019年の目標をお願いします。
「今年は、今まで以上に、応援してくれる人に感謝を伝えられる1年にしたいなって思います。皆さんの前に出ることで、それができると思ってるので。カレンダーのイベントはもちろん、たとえば映画に出たときの舞台挨拶とかもそうです。そのためにもいろんな作品に出演して、いろんな役に挑戦したいです」。
――どんな役をやってみたい?
「刑事役をやってみたいです。交番勤務ではなくて、事件が起きたときに捜査をするタイプの刑事さん。『相棒』とか、サスペンス系のドラマが大好きなので、そういう作品に巡り会えたらうれしいです」。
鈴木裕乃(すずき・ひろの)
生年月日:1998年3月24日(20歳)
出身地:東京都
血液型:O型
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2014年4月に私立恵比寿中学を卒業後、女優として舞台やドラマなどで活躍。昨年8月より、米国のゲーム会社・Riot Gamesが開発したPC専用オンラインゲーム「League of Legend」のCM「ロルくん登場」に出演中。2月27日(水)に「鈴木裕乃オフィシャルカレンダー2019.4-2020.3」が発売!
詳しい情報は公式HPへ
「鈴木裕乃オフィシャルカレンダー2019.4-2020.3」
詳しい情報はカレンダー特設サイトへ
¥2,200+税