PICK UP IDOL たこやきレインボー
PHOTO=小澤太一 INTERVIEW=斉藤貴志
たこのように柔軟に荒波を乗り越える!
3rdアルバム「軟体的なボヤージュ」発売
――3rdアルバム「軟体的なボヤージュ」は皆さんの“等身大”と“挑戦”が見られると謳われています。共同生活部屋「たこ虹ハウス」の朝をイメージした「Rise and Shine!」は、等身大ということですよね?
堀「うちらの朝の状況です」。
彩木「かわいく脚色はしてますけど(笑)」。
――「40秒でメイクしな!」は実際にあります?
堀「マジでメイクを急がなアカンときはあります。でも、『早くしなきゃ』なんて感じで起こされたことは一度もないです(笑)」。
――どんな感じで起こされるんですか?
清井「朝は余裕ないんで、とにかく『起きて起きて!』みたいな感じです」。
春名「『もう出るから早く行くで!』とか……」。
堀「低い声で『早く起きよう。目覚まし鳴ってんで』となります」。
――起こすのが誰で、起こされるのは誰なんでしょう?
堀「私は起こされます(笑)」。
根岸「起こしてくれるのは咲希かな?」。
清井「私は目覚ましが鳴ったら、パッと置きます」。
根岸「私も目覚ましが鳴る前に『あれ? 起きちゃった』というときがあります」。
春名「目覚ましが鳴る5分前に起きたりします」。
清井「みんな極端なんで、起きるときはすごく早く起きるんですけど、起きひんときは本当に起きない」。
――起きないことが多いのは……。
堀「最近ちょっとマシになったけど、咲良やな(笑)」。
春名「寝てるというか、ずーっとゴロゴロしているんです。でも、『もう出るで』と言ったら、準備万端」。
根岸「準備してゴロゴロしてるんやな。効率は良いと思う」。
彩木「前日の夜に準備しておいて、朝はゴロゴロして、『行くで』と言われたら『ハイ』って、すぐ対応できます」。
堀「たまに次の日の服を着て、寝てるときもあるもんな」。
彩木「寝坊が多かったときがあって、克服したいと思っていたので、次の日の服を着て、パッと起きてパッと外に出られるようにしています」。
清井「準備が早い」。
堀「可蓮は準備がめっちゃ遅い(笑)」。
根岸「私、冬はタイツを穿くのがなぜか遅いんですよ。遠征が長くて、みんなジャージのときは、誰よりも着替えが早い自信があります。でも、私服でタイツとか小物があると、自分でもワケがわかないくらい遅いです(笑)」。
堀「可蓮は小物をいろいろ付けるからね」。
春名「堀さんは荷物がやたら散乱してます(笑)」。
堀「はい(笑)」。
春名「だから、準備ができているのか、できてへんのかわからへん(笑)」。
堀「準備しようと思ったら、散乱している分、近くに全部あるので、意外と大丈夫です」。
春名「大丈夫じゃないよ(笑)! テーブルの4分の1が堀さんエリアみたいになってるから」。
清井「部屋が何コかあるのに、散らかす人に限って、みんなで過ごすリビングに荷物を置くんですよ(笑)」。
春名「メイクポーチがドン、ならまだわかるけど、メイクポーチの中身を散乱させているんです(笑)」。
堀「最近は自分のカバンの上だけで広げているので、見栄えは悪いんですが、面積は取りません」。
清井「そこは成長したところやな」。
春名「でも、ちゃんとたたもう(笑)」。
――こういうオシャレな曲をやりたかったんですか?
堀「作詞してくださったMioFRANKYさんは、うちらが大好きでカバーさせていただいた安室奈美恵さんの『Hope』を書かれた方で、『私たちの曲を書いてほしい』とお願いしたんです。でも、まさか本当に書いていただけるとは思ってませんでした。私たちのワチャワチャ感がストレートに見えて、めっちゃかわいい曲になりました」。
――「アゲたこノーティーFunk」を提供した今井了介さんも、安室奈美恵さんの「Hero」などを書いてます。
堀「これはどっちかというと挑戦の曲でしたね」。
根岸「めちゃくちゃカッコイイ!」。
春名「今井さんはヒップホップやR&Bのトッププロデューサーで、超本格的なR&Bサウンドにたこ虹(たこやきレインボー)が初挑戦しました。ちょい悪なたこ虹が見られますし、パワフルでソウルフルな歌い方なので、本当にチャレンジやったね」。
根岸「難しかった~」。
彩木「でも、可蓮のラップが輝いてる」。
根岸「うれしいです。本当に今までなかった曲で、どうやって歌おうか、他の曲より考えた気がします」。
――それで、どうやって歌おうと?
根岸「仮歌を聴くと『バッドガぁ~ルズ』みたいに語尾がハネ上がっているのがかわいくて、それを表現したいと思って頑張りました。こんなカッコイイ曲でも、かわいい部分があるんです」。
堀「そこだけ人一倍ハネ上げていたもんな」。
根岸「めっちゃハネました」。
――今井さんがディレクションもしてくれたそうですね。どんなことを言われました?
堀「最初のパートから悪い感じが漂ってるじゃないですか。『最悪の悪女が(大阪の)新世界を練り歩く気持ちで』と言われました(笑)」。
春名「エーッ!?」。
堀「今井さんはロスの街をブルーノ・マーズが歩いてる感じをイメージして作ったそうです。『だから、キミたちは新世界を練り歩いて』と言われました。まあ、新世界にそんなに行ってないんですけど(笑)、そういうイメージで歌いました」。
彩木「やっぱりリズムが難しかったです。ラップってリズムに気をつけないと、音がバラバラになるから。あと、『セクシーだけどかわいい女子高生』くらいの歌い方をしました」。
――じゃあ、咲良さんにはピッタリでしたかね(笑)?
彩木「そうですね(笑)。この曲は『人間、誰でも悪いところがあるよ』みたいなことを歌っているので、ちょいワルな気分になれます」。
――皆さん自身の中にも「Naughtyでイケない私」がいるわけですか?
堀「危ない女たちです(笑)」。
春名「それ、やめて。誤解を生むから(笑)」。
――曲の中では「お釣り10円多かったけれど言うの忘れた」などと歌ってますが……。
春名「私だったら返します(笑)」。
彩木「何なら交番に届けます(笑)」。
――皆さんがやった、いけないことと言うと?
春名「サラダのドレッシングをめっちゃ使います(笑)。私、ドレッシングがタプタプなのが好きなんです」。
根岸「わかるわー」。
春名「家で食べるときはもちろん、レストランでもサラダのごまドレッシングは多めにかけます」。
堀「めっちゃちょいのちょいワル(笑)」。
春名「やろ(笑)?」。
堀「かわいいな。咲良はアレやろ? 衣装に小籠包のスープをこぼした」。
彩木「それはアクシデントや。誰がやろうと思ってこぼすねん(笑)」。
春名「キャンペーンの合間に時間があったので、初めて5人で横浜中華街に行ったんです。そこで『小籠包を食べよう』となって……」。
堀「誰かこぼすんじゃないかと思ってました(笑)」。
春名「食べて戻って、『次の収録に行こうか』って、パッと咲良を見たら、服に小籠包のスープの染みが……」。
堀「ドーンと付いてました(笑)」。
――それまで咲良さんは気づいてなかったんですか?
彩木「いや、わかってました」。
根岸「エーッ!? そうなん?」。
清井「わかってたん? だって、『あれ? 何かついてるで』と言ったとき、『えっ……?』みたいな反応してたよね?」。
彩木「違う。あれは『ああ、バレたか……』と思ったの(笑)」。
――バレなければ隠し通すつもりだったんですか(笑)?
春名「そっちのほうが『ちょいBad』や(笑)!」。
堀「しかも、まあまあの大きさの染みやったで(笑)」。
彩木「食べていてスープが付いて、『あっ!』となったんですけど、『よし。誰も見てない』と思って、まずお手拭きで拭いて、話しながら消してました(笑)」。
根岸「そうやったの?」。
堀「まったく消えてなかったけど(笑)」。
彩木「隠し通そうとしたけど、アカンかった(笑)」。
――咲希さんは前に、MV撮影中に段ボールの中に隠れていて、スタッフさんを驚かせた……という話がありました。
堀「そういう話で言えば、私は咲希をビックリさせて、泣かせたことがあります(笑)」。
春名「ライブのリハーサル中やな」。
清井「もうイヤや~!」。
堀「バンドの皆さんたちと一緒のリハーサルで、お昼ごはんをみんなバラバラの場所で食べていて、私は自分たちの控え室のカーテンの後ろにいたんです。『咲希が来るかな』と思ってたら、案の定来たのでブワーッと出たら、咲希が見たことがないくらいビックリして、吹っ飛んだんですよ(笑)」。
清井「人生でこんなにビックリしたことがあるか!? というくらいめちゃくちゃ怖くて!」。
堀「ビューッと3mくらい飛んで(笑)、もうめっちゃ泣いてたんです」。
清井「その部屋から飛び出ていきました」。
春名「リハーサル室まで叫び声が聞こえました(笑)」。
堀「咲希が泣いてるもんやから、スタッフさんがみんな『どうした!?』って来たんですけど、私は笑いが止まらなくて……(笑)」。
清井「こっちがずっと泣いてるのに、くるみがゲラゲラ笑ってました」。
堀「『こんな大ごとになるとは……』とおかしかったんです(笑)」。
春名「“ちょい”じゃないワルやね(笑)」。
清井「心臓がビヨーッとなったから」。
春名「たぶんくるみのせいで、咲希の余命が何カ月か縮まったね(笑)」。
清井「絶対そう!」。
堀「ある意味、私が一番ビックリしました(笑)」。
「好きよ」と歌うのをすごく期待されて
ドキドキしてたら感情がこもりました
――レトロチックな「私、ただ恋をしている」は、作詞・作曲の前山田健一さんが「サウンドは1986年あたりを意識した」とコメントしてました。当時を知る世代としては、南野陽子さんなんかが歌ってそうな印象でした。
春名「『♪夕暮れの街角~』的な感じですね?」。
――それは別の人の歌ですけど(笑)。
堀「『まちぶせ』ですね」。
清井「聴いてくれた人は『すごく懐かしい感じがする』と言ってくれます」。
――2000年近辺に生まれた皆さんはどう感じました?
堀「逆に新鮮で『新しくて面白いな』って思いました。どの世代の方も聴きやすい音だと思います」。
清井「音がすんなり耳に入ってきます。私はママの影響で松田聖子さんとかを聴いていたので馴染みました。懐かしい感じもするし、すごく好きな曲です」。
彩木「私はこの曲のベースの音が大好きす。生音で収録してくださったんですよ。タッピングが細かくて、めちゃめちゃカッコイイので、その音に恋しました(笑)」。
堀「内容はパンチが効いてますけどね」。
――イベントで初披露したときは、このタイトルで「私たちの実体験です」と紹介したとか。
彩木「お客さんがザワザワしました(笑)」。
春名「だけど、Dメロでネタばらしがあって……」。
根岸「『アニメのキャラクターに恋をしていた』ということです(笑)」。
堀「でも、本当に私たちの実体験です。私と可蓮と咲良がアニメやゲームへの愛を前山田さんにツラツラ語って、そのまま曲にしてもらいました」。
――咲希さんの『ねえ聞いて 愛してます』とかの台詞がキュン死必至ですね。
堀「そうですよ~。本当にちょいワルですね(笑)」。
清井「でも、結構普通に言いました」。
彩木「レコーディングスタジオはほんまに萌え上がってました(笑)」。
清井「萌え~のほう?」。
彩木「ディレクションしてくださった前山田さんも、座りながら脚を上げて、のけぞってました(笑)」。
根岸「ほんまに見たことないリアクションで、聞いたことのない声を出してました」。
春名「『ヒエーッ!』となってたもん(笑)」。
彩木「みんなも叫んでました」。
――でも、咲希さんは普通に言っていたんですね。
清井「前山田さんの曲には私の台詞が多いんですけど、こんなに長いのは初めてやったので、何か楽しかったです」。
――最後は咲良さんが「好~きよ~」と絶唱してます。
彩木「あそこは前山田さんにめちゃくちゃ期待されて、すごいプレッシャーやなと思ってました」。
春名「前山田さんがレコーディング前にずーっと『最後の“好きよ”はハンパないと思う』と言ってました(笑)」。
彩木「『気持ちを乗せたさくちゃんがバーンと言ってくれるよ』って」。
堀「3文字やけどな」。
彩木「だから、むちゃくちゃ張り切って歌ったら、すごいドキドキして、それで歌詞の気持ちに入ったんか、感情がこもりました」。
――今回のアルバムの収録曲が「輝け!たこ虹CMソング大賞」にも使われています。皆さんが5社の商品にそれぞれ企画とコピーを考えて30秒CMを制作。大喜利形式で構成は全部同じだから、教室から屋上まで走るシーンも毎回撮って大変だったのでは?
清井「めっちゃ走りましたね」。
彩木「天気の関係もあって『太陽が雲に隠れていたから』とかで、結構何回も撮りました」。
堀「あんなに走ったのは久しぶり。しんどかったです」。
春名「そうなん? おばちゃんやん(笑)」。
彩木「しかも撮影した学校が山のてっぺんにあって、その屋上で撮ったので、めちゃくちゃ寒かったんです」。
清井「近くに海もあって……」。
彩木「海風も強いし。だから、めちゃくちゃ走って、『はい、カット』となったら、みんな寒すぎて叫びながら、また楽屋に走っていきました(笑)」。
堀「ただ走るだけではなく、いろいろな走り方をしたので大変でした」。
――くるみさんが担当した「ジャンカラ」のCMでは、軟体的でおかしな走り方をしてました。目をひんむいたりもしてましたね(笑)。
堀「変顔と軟体的な走り方のWパンチで、インパクト重視でやりました。とにかく動き回らないと、映像で見たら思ったより小さく見えてしまうので。『ほんまに前に進めてるのかな?』と思うくらい変な走り方をして、変顔もちゃんと見えるようにしました。よく見ると、メンバー1人1人が全然違う走り方をしていて、面白いです」。
――可蓮さん担当の「ぷるっシュ!!ゼリー×スパークリング」では、パンをくわえながら走っています。
根岸「食パンなので柔らかくて、くわえて走るとちぎれて落ちちゃうんです。なのに、画的にはパンを揺らしながら走ったほうがいいということだったので、すごく難しかったです」。
――可蓮さんがアニメ好きだから、パンをくわえて走ることにしたんですよね?
根岸「そうなんです。アニメの青春と言ったら、寝坊してパンをくわえながら走るじゃないですか(笑)」。
堀「あわよくば、男の子とぶつかる」。
清井「今回は失恋のストーリーやけど(笑)」。
――咲良さんの「たこ焼道楽わなか」は「謎の新メンバー篇」ということでした。
彩木「わなかさんが大阪のお店で、大阪と言ったらおばちゃんやなと(笑)。なので、おばちゃんが後ろにひっそりといて、『あれ? 誰かおるな』というくらいの感じが面白いと思って、忍び込ませました(笑)」。
――真依さんの「アクネス」は編集で巻き戻したりされてましたが、撮っているときはどんな感じでした?
春名「普通に競歩してました。なかなかシュールな光景でしたよ。シーンとしている中で、みんなが真顔で競歩しているんです(笑)。後から編集の力をお借りして、いろいろイジっていただきました」。
――咲希さんの「クリームコロン」は王道の青春CMになりました。
清井「大喜利でやっていたので、柱になるように普通のを撮りました。だから、一番メンバーの演技力が試されました(笑)」。
――最後の咲希さんの「バカやろう!」も含めて。
堀「切ない表情でしたね」。
清井「ガチで失恋したときのメンバーの表情がわかります」。
――「軟体的なボヤージュ」には、この「CM大賞」のメイキングも収録されます。
清井「めっちゃ面白いです! 私は特にくるみがツボ。変顔しながら軟体的な走りをするのを、撮影中もゲラゲラ笑ってましたけど、それがメイキングでしっかり見られるので、楽しみにしてください」。
――くるみさん的に「やりすぎてしまった」とかは?
堀「いや、全然。関西人としての誇りを持って、笑いに走りました。むしろ、あれをやらせてくれるジャンカラさんは、心が広いなと思いました(笑)」。
――メジャーデビュー前から皆さんと関西の番組をやっていた塚地武雅さん(ドランクドラゴン)が作詞した「あなたとの約束」がリード曲になって、MVも作られました。こっちは卒業した母校に行った設定ですよね?
春名「『みんなで母校に集まって再会して……』というのがテーマです」。
――去年高校を卒業した咲希さんとくるみさんは、実際にそういうことはしました?
堀「母校に行きました!」。
清井「一緒に行ったね」。
――あのMVみたいな感じで?
清井「そうですね。教室で昔の自分の席に座ったりしました」。
堀「先生に来てもらって『朝礼やって』と言ったり、その先生の今の授業を見に行ってOGぶってました(笑)」。
――高校を卒業してから、変わったことはありますか?
堀「学生時代は勉強が本分じゃないですか。それがなくなったのは、ちょっと寂しいです。12年続けてきたことが、いきなりなくなったので」。
――学生だった頃は好きでやっていたわけでもないんでしょうけど。
堀「そうなんですよね。でも、宿題とか久しぶりにやりたくなっちゃいました」。
春名「出そうか(笑)?」。
堀「ぜひ。……って、ちょっと悪意を感じる(笑)」。
清井「私は半年後に20歳になるので、急に寂しくなってきました。まだ10代のままでいたいです」。
――真依さんと可蓮さんはもうすぐ卒業ですね。
春名「高校で今できることは全部やっておこうと思って、友だちと食堂に行ったり、校内を歩き回ったりしてます。まだプリクラを撮れてないので、最後にみんなで遊びに行きたいな~」。
根岸「学割が使えるうちに、いっぱい映画を観に行かなきゃ」。
春名「高校生は1000円やからな」。
根岸「卒業したら高くなっちゃいますね」。
――そして、咲良さんはラストJKに。
彩木「まだ余裕があります。この人たちができなかったことを、代わりにやりたいと思います(笑)」。
根岸「うちら、マクドに行ったりとか、だいたいやってるけどね」。
彩木「学校帰りにプリクラを撮ったり、食堂に行ったり、いろいろしたいです」。
――東京の女子高生だと、放課後に原宿に行ったりするみたいですが……。
彩木「ああ、東京ではそれなんか」。
春名「いいなー。東京の高校生」。
――関西にもそういうスポットはあるんですよね?
清井「天王寺とか梅田とか……」。
堀「難波とか……」。
根岸「でも、オシャレではないな」。
春名「オシャレよー! 関西もオシャレよー!」。
堀「オシャレやで。でも原宿とか言われると、憧れはあります」。
根岸「原宿いいよなー。学校帰りに絶対行きたいところやねん」。
――でも、関西には関西の青春があるでしょうから。
堀「咲良は今のうちに食堂のおばちゃんに顔を覚えてもらって、『いつもの!』と言うまでの基盤を作っておかないと」。
彩木「何なの、それ(笑)?」。
堀「卒業までには、食券を買わなくても済むように」。
根岸「お金だけポイッと(笑)」。
――たこやきレインボーも青春ですよね?
根岸「このアルバムの制作も頑張ってきました」。
彩木「私は作詞もしました。ごはんが食べられなくなるくらい、めちゃめちゃ悩みながら」。
堀「ちょっと待たせてしまった分、『これだけ頑張ったよ』というのが伝わればいいなと思います」。
たこやきレインボー
ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、TEAM SHACHIなどを送り出したスターダストプラネットに所属する、関西出身の5人組グループ。2012年9月に結成。2013年9月に1stシングル「オーバー・ザ・たこやきレインボー」を関西地区限定でリリース。2016年4月にシングル「ナナイロダンス」でメジャーデビュー。同年12月に1stアルバム「まいど!おおきに!」をリリース。甲子園球場での単独ライブが目標。
【CHECK IT】
1年ぶり3枚目となるアルバム「軟体的なボヤージュ」を2月27日(水)に発売。メンバーが制作段階から携わり、作家陣は前作に続く前山田健一、CMJK、Jeff Miyaharaらに加え、今井了介、気志團らも参加。塚地武雅(ドランクドラゴン)やメンバーの彩木咲良の初めての作詞曲も収録。東阪Zepp 4daysワンマンツアー「軟体的なボヤージュ~あなたとの約束~」を開催。4月27日(土)・28日(日)Zepp Namba、5月3日(金)・4日(土)Zepp DiverCity(TOKYO)。8月25日(日)に大阪城音楽堂で、2年ぶりとなる夏の野外ワンマンライブ「オオサカアイドルフェスティバル2019」を開催。
詳しくはたこやきレインボー 公式サイトへ
堀くるみ(ほり・くるみ)
生年月日:1999年12月18日(19歳)
出身地:兵庫県
血液型:O型
清井咲希(きよい・さき)
生年月日:1999年8月5日(19歳)
出身地:大阪府
血液型:B型
根岸可蓮(ねぎし・かれん)
生年月日:2000年11月18日(18歳)
出身地:和歌山県
血液型:O型
春名真依(はるな・まい)
生年月日:2001年1月5日(18歳)
出身地:大阪府
血液型:A型
彩木咲良(あやき・さくら)
生年月日:2002年3月26日(16歳)
出身地:兵庫県
血液型:B型
「軟体的なボヤージュ」
TYPE-A(CD+Blu-ray) ¥4500(税込)
TYPE-B(CD+DVD) ¥4200(税込)
TYPE-C(CD) ¥3000(税込)