ももっと、玉井詩織②(ももいろクローバーZ)

ももっと、玉井詩織②

PHOTO=堀内亮 STYLING=関志保美
HAIR&MAKE=山田典良 INTERVIEW=小島和宏

ウエディングドレス着て
結婚式っていいなぁって

玉井詩織(たまい・しおり)
生年月日:1995年6月4日(21歳)
出身地:神奈川県
血液型:A型

 
 
【CHECK IT】
スターダストプロモーション所属の女性グループ。玉井詩織は黄色担当。2012年には念願の紅白歌合戦に出場。2014年3月には今はなき国立競技場でのライブを敢行。歴史を刻み続けるグループとして現在進行形で活動中。11月には「アメリカ横断ウルトラライブ」を敢行。9月7日にニューシングル『ザ・ゴールデン・ヒストリー』がリリースされた。
 
 
詳しい情報はももいろクローバーZオフィシャルサイト
 
 


 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

もっと、夏休み

 
 
――今年の夏は「夏休み」ってあったんですか?

「うーん……お休みの日はあったけど、がっつりとした夏休みはなかったですね。夏はすぎちゃうけれども、ちょっと遅れた夏休みをもらえるかなって、期待してます(笑)。そうなったら、じっくりと計画を立てないですね」。

――ちなみにオフの日は、なにか夏っぽいことをしたんですか?

「あんまり夏らしいことはできてないな。あっ、そうそう。『桃神祭』の次の日が休みだったので、ディズニーランドに行ったんですよ」。

――えっ、2日間、がっつりとコンサートをやった翌日に? どんだけパワフルなんですか、玉井さん。

「さすがに朝からは行ってないですよ(笑)。友達との都合を合わせていたら、なかなか難しいんですよ。もう働いている子もいるし、最初はアフター5で入ろうと思っていたんですけど、全員が集まれるのが夜7時になったので、じゃあ、3時間だけって」。

――それはそれで贅沢ですけどね。

「しかも、お腹が空いていたから、すぐにご飯を食べに行ったら、1時間半がすぎちゃって、あっ、ヤバい、もうすぐ閉園だよ!って(笑)。それでひとつだけアトラクションに乗って帰ってきた(笑)。ホント、ディズニーランドにご飯を食べに行ったようなもんですよ」。

――ロケーションが豪華な女子会みたいなもんですよね、それ。

「でも、それでもいいかなぁって。昔はアトラクションにたくさん乗れないと、なんか損した気分だったけど、そこは大人になったのかな」。

――『桃神祭』の翌日ってことを考えたら、ほどよい遊び方だったような気がします。

「この話をしてたらね、あーりんが『えっ、私もその日、ディズニーランドに行ってたよ!』って(笑)。あーりんは夕方5時から行ってたみたい。まぁ、私がずっとご飯を食べていたから、会うタイミングがなかったんだろうけど、たまたま、同じ日の同じ時間にあーりんと一緒にディズニーランドにいたんですよ。どこかでスレ違ったら、面白かったんだけどなぁ~(笑)」。
 
 

もっと、桃神祭

 
 
――さて『桃神祭』翌日の話が出ましたけど、肝心の『桃神祭』当日についても振り返ってもらいましょうか。

「楽しかった! 改めて『桃神祭』のパワーの凄さを感じたし、その分『祭りのあとの寂しさ』みたいなものもすごく感じてます。ただ、私は『バカ騒ぎ』がなによりも大好きなので、来年、また『夏のバカ騒ぎ』に戻ることも、すっごく楽しみ!」。

――そうなんですよね。3年間続いた『桃神祭』は今回でとりあえず、ひと区切りということで、来年は『ももクロ夏のバカ騒ぎ』が復活することがアナウンスされました。

「3年ぶりにやるから、本当にどうなるんだろう? どう変わるんだろうって、今から楽しみ!」。

――今年の『桃神祭』では、2月にリリースしたアルバムの楽曲もたくさん歌われました。ドームツアーでは、ひとつの世界観の中で展開された楽曲が、今回は違う形で披露されたんですけど、玉井さんの曲といっても過言ではない『ROCK THE BOAT』は最高潮にカッコよかったです(2日目のみ披露)。

「あはっ! でも『ROCK THE BOAT』は演出もよかったですよね。サブステージに噴水があがって、その周りで踊るみたいな。本当にいままでの私たちの曲にはなかったジャンルだし、カッコいいな、大人になったな、とは思う」。

――玉井さんのセリフもバシッと決まって。

「あれはもうね、あれぐらい大きな会場じゃなくちゃ、恥ずかしくてできないよ(笑)。そういう意味では『桃神祭』向きだったのかもしれない。周りのみなさんがいい演出で助けてくれるんですよ、私たちを」。

――噴水の演出は、いままでのももクロとは違う「水の使い方」でしたね。

「大人の演出ですよ」。

――ただ、その噴水の水がサブステージに溢れてきちゃったら、せっかく大人のムードだったのに、次の曲ではみんなで水遊びをして、子供に戻る、という(笑)。

「あれは楽しかった! なんかね、風向きによって水の落ちる場所が変わるから、たまたまステージの上に溜まっちゃったみたい。最初は戸惑ったけど、もう楽しんじゃえ、みたいな。でも、今年は天気で心配することはまったくなかったし、本当に3年間の『集大成』にふさわしい2日間だったなって思います」。
 
 

もっと、ももたまい婚

 
 
――本当は『ももたまい婚』の感想を聴きたいところなんですが、実はこの取材は『ももたまい婚』の前に行なっている、という(苦笑)。ただ、すでにオープニングで流れる映像や、パンフレット用の写真は撮影しています。

「本当に撮影できてよかった! あれでなんとなくのイメージが掴めたから。冗談抜きで8月下旬の段階で、中身がまったく決まってないからね(苦笑)。あと2週間を切ったのに、セットリストすら固まっていない。見切り発車だったけど、オープニング映像を撮ったことで『あぁ、こういうことだよね!』って、わかってきた」。

――他のメンバーのソロコンサートと比べると、そのあたりのぼんやりした感じが、なんとも「ももたまい」です(笑)。今回は本物の牧師さんも呼んで、ちゃんと結婚式も挙げました。模擬的なものですけど。

「結婚式っていいなぁって思いました。まだ、友達も結婚していないから、結婚式に出たことがないんですけど、あぁ、幸せがいっぱい溢れるんだろうなぁって。もうね、早く結婚したくなっちゃうぐらい(笑)」。

――玉井さんは「新郎」としてタキシードを着てもらうシーンもありました。

「お母さんに写真を見せたら『バカじゃないの?』って大笑いされたよ(苦笑)。私も最初はウエディングドレスを着たいって思ったけど、本当の結婚式では絶対にタキシードは着ないだろうしさ(笑)、本当に貴重な経験! ちゃんとウェディングドレスも着れたし、まだライブ前だけど、ちょっと満足感もあるぐらい(笑)。さぁ、ちゃんと考えなくちゃ、セットリスト(笑)」。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

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