【モデルプレス】ももいろクローバーZが、歌手の松崎しげるに恩返しをした。 9月6日・“松崎しげるの日”（9．6＝クロ、日本記念日協会認定）、幕張メッセ国際展示場にて、今年ソロデビュー45周年を迎えた松崎主催の「黒フェス～白黒歌合戦～」が開催。ミュージシャンを中心に若手からベテランまでさまざまなジャンルのアーティスト15組（松崎を除く）が出演し、約6000人の観客を熱狂させた。

黒い衣装に身を包み登場したももクロ。普段はももクロのライブに松崎がサプライズ登場していることに対し、リーダーの百田夏菜子は、「いつも本当にお世話になっています。少しでも恩返しできるように頑張ります！」と意気込みを語り、『黒い週末』『サラバ、愛しき悲しみたちよ』を熱唱した。バラードの人気曲『キミノアト』では松崎とコラボレーション。松崎は「この曲が好きで、自分のアルバムにも入れちゃったんだよな。でも、今日（のアレンジ）は半音高いよ。オレ頑張った！」と笑顔で話した。

歌だけでなく、笑いでも会場を包み込む

イベントの前半では、竜馬四重奏によるオープニングアクトに続き、大友康平、ゴスペラーズ、葉加瀬太郎がそれぞれ会場を魅了。さらにお互いを“マツ”“西やん”と呼び合うほど親しい間柄である西田敏行も出演。松崎は、「ハートの温かさでこの人にかなう人間はいません。この先輩の背中は大きいですね。まあ、腹もデカイですけど（笑）」と西田に敬意を表しながら会場を笑わせた。

後半にはスターダストレビュー、清水ミチコ、SuG、大橋純子、LE VELVETS、Silent Sirenが登場。コロッケは「五木ロボットひろし」などで笑いをさらいつつ、笑いなしの本気ネタとして松山千春の「恋」を歌いあげた。

旧友に名曲を捧ぐ

TRF、安室奈美恵などのメドレーをプレイしたDJ KOOに続き、大トリとして松崎自身が登場。『Can’t take my eyes off of you』『夢で逢えたら』を熱唱した後、「昭和から平成に時代は変わりました。時代が変わっても名曲は受け継がれます。僕がデビューしてから一番いっぱい仕事をした尾崎紀世彦…キヨのためにも歌います。『また逢う日まで』！」と旧友の名曲を歌いあげた。

『愛のメモリー』では、葉加瀬とのコラボも実現し、ラストは出演者全員で同曲のサビを歌唱。「来年もやりたいなっていう気持ちが湧いてきています。ひとりでもやります」と、次回開催を予感させつつ、7時間弱に及ぶイベントの幕が下りた。（modelpress編集部）



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