欅坂46 駆け上るまで待てない! 平手友梨奈
PHOTO=堀内亮 STYLING=米丸友子
HAIR&MAKE=伊藤吉範 INTERVIEW=西中賢治
欅坂46 駆け上るまで待てない!
今回のターゲット
平手友梨奈
欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」でセンターを務めた、“てち”こと平手友梨奈。かつてバスケでセンターポジションとして活躍するなど、運動神経は抜群。心理テストでも「アイドル適性1位」と判定された、可能性の塊である。
しかし、忘れてはいけない。彼女はまだ中学3年生の14歳だということを……! そんな彼女のまだまだあどけない姿と、“恋バナ”を公開する。
ちなみに、欅坂46加入当時は160cmだった身長も、今や164cmになり、「まだ伸びてる感じがします」とのこと。無敵のセンター、一体どこまで大きくなるんだ!?
――この連載では、毎回、休日のメンバーさんの様子を「24時間時計」で教えてもらっているわけですが……。
平手「え〜。どうしよう。私、ほんとにつまんない一日なんですよ。……これ、つまんないですよね?」。
――はっきり言うと、つまらなすぎて聞きどころがないですね……。寝る前に2時間も「ふとんの中」という項目があるのは、何なんですか?
平手「私、布団の中にいるのが大好きなんですよ〜。夏でもクーラーをつけて布団の中にもぐってます。だいたい、スマホをいじってるだけなんですけど」。
――基本的にゴロゴロしてるんですね。朝、起きてからも「起床」「ごはん」とざっくりしすぎなんですが、朝食はお米派ですか? パン派ですか?
平手「絶対にお米派です」。
――理想の朝ごはんは?
平手「理想? う〜ん……。バイキングがいいです! めっちゃ豪華なバイキングで、和食と洋食をどっちも食べてみたいです。私、一度だけ東京のホテルですんごくおいしいバイキングを食べたことがあるんですよ」。
――旅行で東京に来たんですか?
平手「はい。小6の時に」。
――名所を回ったり?
平手「あ〜、スカイツリーも行きましたね。でも、どこに行っても人が多くて、人酔いしました」。
――じゃあ、平手さんが面白く感じたことは?
平手「グルメ……(笑)。その旅行が、いろんなホテルのご飯を食べるっていうツアーだったんですよ。だから、おいしいものをいっぱい食べました! 一番おいしかったのは、どっかのホテルのピザでした」。
――昔から食に対する興味がハンパなかったんですね。午後からの「録画した番組&映画をみる」とは?
平手「とりあえず、お笑い番組とかバラエティは片っ端から録画して、観れる時に観てるんです。『アメトーーク』に『ロンドンハーツ』に『しゃべくり007』に、たまにやってる『ENGEIグランドスラム』とか」。
――平手さんはお笑い好きですもんね。欅坂46の冠番組『欅って、書けない?』でも、初登場の時から芸人さんのネタを披露していたし、最近はラジオ『こちら有楽町星空放送局』(通称『こち星』)でも、千鳥の大悟さんのモノマネに挑戦していました。
平手「えーっ! 聴いてもらってるんですか!? 私のモノマネ、どうでした!?」。
――正直、正解がわからないんですよ(苦笑)。僕のお笑いの知識は、ほとんど欅坂46メンバーのモノマネから得たものなので。
平手「そっかぁ。似てると思うんですけどね〜。千鳥さんは、最近『アメトーーク』にめっちゃ出てるので、見てください! あと、ロンドンブーツの淳さんがラジオで私のことを語ってくださったみたいなんです。『番組に呼びたい』っておっしゃっていただけたので、いつか淳さんのラジオに出たいです!」。
――ちなみに、『こち星』ではメインパーソナリティを務めていますが、いつも自分のトークの自己採点が異常に低いのはなぜ?
平手「う〜ん。一番は、自分のフリートークの部分。いつもうまく話せてないというか……。言いたいことだけブワーッと言っちゃうんです」。
――いや、フリートークから曲紹介、メンバーとの掛け合いに至るまで、よくあんなにしっかり喋れるなと感心してますけどね。
平手「え〜。ぜんぜんダメですよ……。メンバーの“素”もぜんぜん引き出せてないし。みんな、メンバー同士でいるときはもっと面白いんです。その面白さを引き出せないのが、すごくもったいないな〜って思います」。
――じゃあ、平手さんが『こち星』をやっていて、楽しかった瞬間は?
平手「恋愛相談! 初めて恋愛相談のお便りが来た時は、もう、何も気にせずに思いっきり話しました。あの時だけは自己採点で120点です(笑)」。
――恋愛相談って、「好きな人とクラスが分かれちゃった」というお悩みに対して、平手さんがアドバイスを送った回ですよね。「相手も気になってるはず」「連絡先を知ってたら、連絡してみて」と、真剣に答えていて……。
平手「わー(赤面)。私もさすがにあの部分だけは、自分で放送を聴けなかったんですよ。恥ずかしくて(笑)。だって、私が話してる時、ブースの外で聞いてた志田(愛佳)が、めっちゃ笑ってたんです! ……私の恋愛相談、どうですか?」。
――いや、具体的でいいと思いますよ。それ以上に、恋バナに盛り上がっている様子が中学生感満載で、最高でしたけど(笑)。
平手「そこなんです! みんな、私が何か言うと『中学生のくせに』ってバカにしてくるんです! 真剣に答えてるのにっ」。
――まあまあ(笑)。これで休日の24時間時計のお話は終わっちゃったわけですが、これから頑張りたいことって何ですか?
平手「演技です。最近、お芝居の勉強をもっとしたいなって思ってるんです。『サイレントマジョリティー』のMVを撮った時に、私、すごく落ち込んじゃったんですよね……。もう、誰が見ても落ち込んでる状態になっちゃって、ゆっかー(菅井友香)が背中をポンポンしてくれたんですけど」。
――どうして落ち込んだんですか?
平手「う〜ん。自分の表現力のなさに、というか。歌とお芝居はまた違うんですけど、個人PVでもお芝居っぽいことをやらせていただいたし、演技で何かを伝えられる人になりたいなって思います」。
――7月から欅坂46の初主演ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』もスタートしますね。平手さんとしては、演技でどんな役をやってみたいですか?
平手「明るい子の役とか、いじめっ子とか……。あ! 犯人役や悪役もやってみたいです! 楽しそう! でも、私は映像でも写真でも、『クールな表情して』とか『ミステリアスに』って言われることが多いんです。……そういうイメージなんですか?」。
――見た目だけで言うと、立ち姿がきれいな上に、理性的な印象を受けるから、クールな役をさせたくなる気持ちは分かりますね。ちなみに、恋愛ドラマに出ることになったら、どうします?
平手「いいですね〜(笑顔)。たとえば、私に好きな人がいて、でもその人は他の子と付き合ってて〜。私は片思いなんですけど、彼は私の気持ちに気づいてるんですよ〜。それで、くっつくのかくっつかないのかっていう微妙な距離感で〜〜〜。……あ! またマネージャーさんに笑われた! なんで私が恋バナをしたら、みんな笑うんですかー!」。
平手友梨奈(ひらて・ゆりな)
生年月日:2001年6月25日(14歳)
出身地:愛知県
血液型:O型
欅坂46(けやきざか ふぉーてぃーしっくす)
【CHECK IT】
乃木坂46につづく”坂道シリーズ”第二弾として結成されたグループ。8月10日(水)に2ndシングル発売決定。7月から初の連続ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」(テレビ東京)がスタート。初の冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京)が毎週日曜日24:35~放送中。ニッポン放送にて初のラジオレギュラー番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」(毎週金曜日24:20~)に出演中。デビューシングル「サイレントマジョリティー」が発売中。それにともない初の握手会も実施中。
詳しい情報は欅坂46公式サイト
期間限定で公開中のデビューシングル「サイレントマジョリティー」MVはこちら!