Road to Zepp はちみつロケットメンバー分析⑥ 播磨怜奈
PHOTO=吉川綾子 STYLING=米丸友子
HAIR&MAKE=高畑奈月(Kind) TEXT=真貝聡
4月6日にZepp Tokyoでワンマンライブ「H.R.ADVENTURE~はちロケ 春の大冒険!~」を開催する、はちみつロケット。この連載はライブ前に彼女たちを知ってもらおうと始まった企画である。今回、取り上げるのは播磨怜奈。どんな場面でも物怖じしないアグレッシブな姿勢、どんなステージでもしっかり観客の心をつかむ優れたバラエティ力。彼女はいったい何者なのか? 幼少期から現在まで話を聞いみた。またHUSTLE PRESSから「ZeppばちTokyo」(公式パンフレット)の発売が決定! 会場で販売します!
過去のインタビューを遡って読むと、デビュー当時から播磨怜奈の発言は面白かった。Quick Japanで「ももクロに負けないところはどこでしょう?」という質問に「私がいることですかね」と言って、しっかりライターのハートをつかんだ。さらに今回、インタビュー前にアンケートを書いてもらったのだが「好きな四文字熟語は?」、「あなたにとってのアイドルとは?」、「男子だったら誰と付き合いたい?」という質問に自分の名前を書いていたのが印象的だった。「播磨さんの自分を売り込んでいく力はいつから芽生えたんですか」と尋ねると「小学生からありました。小学校の運動会って、みんな同じ服で走りますよね。でも、それだと誰が誰だかわからないじゃないですか。私だけわざわざ太ももまである靴下を穿いて、緑と黒の芋虫みたいな格好をしました。小1からずっと、その姿で運動会に参加してましたね」と播磨はニコニコしながら言ってのけた。
僕が初めてはちロケにインタビューしたときも、播磨は手を高く上げて「ハイハイ! 私、答えます!」という感じで誰よりも積極的だった。その何事にも前のめりな感じは、小さい頃から変わってないという。「私、クラスをまとめる力なんてないんですよ。それなのに学級委員に立候補したり、応援団長もやってました。だから元から出たがりですね」。どうして彼女は、そこまで前に前に進んでいけるのだろう?
「とにかく自分を見てほしいんです。なぜかわからないんですけど、昔は自分がこの世界の主人公だと思っていたんですよ。そういうこともあり、小さい頃から自分を見てほしい欲がひたすら強い。幼稚園の頃なんてかわいく見られたいから、わざわざ早起きして、髪の毛をコテで巻いてから通っていたんです」。
目立ちたいという気持ちは小さい頃から変わらないとしても、ステージ上の彼女はかわいく見られたくてやっている言動には見えない。注目されたいベクトルはどのように変わったのだろう?
「はちロケを結成した当初、自分の名前を検索しても全然出てこなかったのが悔しくて……。だから『播磨怜奈』を検索したら、すぐにヒットするのが最初の目標でした。それがあって自分の知名度を広げようと、最初はガツガツ行ってたんです。そしたら、なぜか自分が前に出れば出るほど笑いが起こることがわかったんです。『自分が有名になること』と『周りから笑いが起こること』のふたつが重なって、今の私ができたと思います」。
そんな播磨について、澪風から話を聞いたことがある。「ライブもリハーサルも、明るくて、楽しくて、全力で……、ずっと播磨怜奈のままなんです。あと私がすごいと思ったのが、ライブとライブの合間に学校の勉強をしてるところ。いつ見ても休んでないんですよ」。このことを播磨に伝えると「何事もちゃんとやりたいのはありますね。ふざけるときは、ちゃんとふざけたい。ライブはきちんと魅せたい。勉強もきちんとやりたい。私、なんでも完璧にやりたい人間なんです。休んでいる時間がもったいないと思っちゃうし、後で『どうして、あそこで怠けたんだろう?』と後悔したくないんです」。自分よりひと回りも年下の彼女に感心していると、まだまだ話しを続けた。
「高校生になったらビックリするくらい勉強がわかるようになって、そこから時間の使い方を考えるようになりましたね。『合間をぬって頑張ったら点数が上がるんじゃないかな?』って思ったんです。だから、一瞬たりとも時間を無駄にしたくないんです」。僕の脳裏にひとつの疑問が浮かんだ。ここまで話してテストの点数が低いってオチもありうるなと。それなら振りが効いていると思い「学校のテストで何点をとったら落ち込みますか?」と聞いてみたら、「80点台だったら落ち込みます」と嫌味なく答えた。
播磨の場合は天然で笑いをとっているわけじゃなくて、賢い人があえて笑われる側に立っている。「その真面目さは、99の岡村隆史さんみたいですね」と彼女に言ってみた。すると「え、嬉しい! 岡村さんってすごい努力家ですよね。しかも面白いときは本当に面白いし! あの……私、さっき『ちゃんとふざける』と言ったじゃないですか。あれって岡村さんの言葉なんですよ。『ちゃんとふざけるから意味があるんだ』という言葉を聞いてすごいなと思ったから、私もそうなりたいと思ってるんです。だからすごく嬉しいです!」。今後トーク番組に出ても、彼女ならバンバンお茶の間を沸かしてくれるにちがいない。その日が楽しみでしかたがない。
播磨怜奈(はりま・れいな)
生年月日:2002年2月13日(17歳)
出身地:神奈川県
血液型:A型
【CHECK IT】
はちみつロケットのメンバー。4thシングル「忠犬ハチ公」が発売中! 4月6日(土)にZepp Tokyoにて、はちみつロケット初Zeppワンマンライブ「H.R ADVENTURE ~はちロケ 春の大冒険!~」を開催。毎週月曜20時から、WEB配信番組「はちみつロケットのはちカラ丼」を放送中。
詳しい情報ははちみつロケット 公式サイトへ
4thシングル「忠犬ハチ公」のMVはこちら!
「ZeppばちTokyo」(公式パンフレット)発売決定!
フレッシュガール情報サイト「HUSTLE PRESS」から、4月6日(土)にZepp Tokyoにて行われる、はちみつロケット初Zeppワンマンライブ「H.R ADVENTURE ~はちロケ 春の大冒険!~」の公式パンフレットを販売!
HUSTLE PRESS WEB SHOPでも購入可能ですが……、4月6日(土)に会場でも販売! 8Pの小冊子(両観音開き)に(15種類の中から)生写真が1枚ランダムでついています。またZepp Tokyo会場限定として、パンフレットの中にも彼女たちの〝感謝の気持ち〟が直筆で入ったものを投入。送料もかからないし、Zepp Tokyoで買うのがお得です(編集長が自ら売り場に立つ可能性が大)! 会場に来られない方のためにHUSTLE PRESS WEB SHOPでも販売いたしますが……、会場(Zepp Tokyo)で買った方がお得です。
8P(両観音開きA4サイズリーフレット)の記念すべきパンフレット。
もれなくメンバー全7名の中から、生写真1枚もらえます。
全15種類(7名×2種類、SP1種類)。
各メンバーごとに各パターン10枚ずつ直筆サイン入りも投入されています。直筆生写真投入数は15種類×10枚=150枚となります。
偽造防止のため、直筆サイン入り生写真の裏面には、剥がすと壊れてしまう「証明ホログラムシール」が貼られております。
誰のどのカットが出るかは、買って開けてからのお楽しみです!
【付録】
生写真全15種類(7名×2種類、SP1種類)の中からランダムで1枚封入。
【生写真登場メンバー】
はちみつロケットメンバー7名
雨宮かのん、公野舞華、塚本颯来、華山志歩、播磨怜奈、澪風、森青葉
HUSTLE PRESS WEB SHOPから、4月8日(月)より発送開始!
完全限定販売となりますので、なくなり次第終了となります。商品の特性上、増刷は致しませんので、ご了承ください。
販売予約を3月25日(月)から開始いたします。
申し込み順に4月8日(月)を基準日とし、順次発送いたします。
商品が一斉に皆さんのお手元に届くわけではありません。地方によっては商品の到着が遅れる場合がございますが、ご了承ください。