=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 山本杏奈

=LOVE短期集中連載 私服でぽん! 山本杏奈

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志

 
 
3か月に1度をメドに私服を披露してもらう=LOVEの短期集中連載! 令和になって初の「私服でぽん!」がはじまりました。メンバー12人の等身大のかわいさをもっと知ってもらいたいとの思いを込めて、私服グラビアを公開! 2人目は、リーダーとしてグループを引っ張る、あんにゃこと山本杏奈! 毎日SHOWROOM配信をしているので、毎日SHOWROOMで会えるのです! 広島カープが好調なこともあって、終始ニコニコ楽しげでした。インタビューは「ありがとう平成、こんにちは令和」をテーマにお届け。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

平成で最大の出来事はカープの3連覇
アイドル戦国時代で自分が変わりました

 
 

――平成の世の中の出来事で印象的だったことを、三つ挙げてもらえますか?

「広島大好き人間なので、まずカープの3連覇ですね。優勝が決まった瞬間は東京にいても、親に電話して『やったー!』と騒いだり、地元に帰ったときに優勝Tシャツやステッカーとかグッズを買ったりしました」。

――以前の取材でも出ましたが、4年くらい前から急にファンになったんですよね?

「気がついたらガーッとハマってました。試合を観られなくても、絶対スポーツニュースでハイライトを見てからでないと、寝られません(笑)。試合中も経過をアプリで1球1球見ていて、楽屋でも1人で盛り上がっているので、他のメンバーは『また騒いでるよ』って感じです(笑)。チャンスのときに『もう出発するよ』と言われると『ちょっと待って!』となっちゃいますね」。

――球場にも足を運んでいて。

「広島に帰ったら、必ずマツダスタジアムに行きます。グッズは絶対買うし、食べ物もおいしくて、夏はいつも苺氷り(いちごと氷を一緒に削ったかき氷)を食べます。ポップコーンもキャラメルがこってり付いていて、専用のケースを持って行って入れてもらいます。野球だけではなくてテーマパークみたいな感じなので、試合の4時間前に行っても全然楽しめますね」。

――今シーズンは丸選手がFA移籍したにも関わらず、好調に首位争いをしています。

「開幕直後は不調でしたけど、今はいい感じで、私はご機嫌です(笑)。ただ、丸選手がマツダスタジアムで打つと、去年まではただ喜んでいたのが、複雑な気持ちになるようになりました」。

――平成では3連覇しつつ、日本一には至りませんでした。

「今年はぜひ! あと、始球式をやるのが夢です。私が言うのは早いかもしれませんけど、少しずつ近づけるように頑張ります。それから、カープとサンフレッチェのW優勝も見たいです」。

――では、平成の印象的な出来事のふたつめは?

「アイドル戦国時代かな。私は小学5~6年で、ともちんさん(板野友美)から入ってAKB48さんを好きになりました。もともとヒップホップ系のダンスをやっていて、アイドルはブリブリした感じで好きじゃなかったんです。でも、ともちんさんはダンスがカッコいいメンバーだったし、AKB48さんを見ているうちに、かわいい衣装もめっちゃ好きになりました(笑)。中学生になって『Everyday、カチューシャ』くらいからは、生徒手帳にグッズのカードをたくさん入れて、下敷きもともちんさんでした」。

――推しは板野さんひと筋?

「その頃はそうでした。それから大島優子さんや山本彩さんも好きになりました。NMB48さんの一期生さんは大好きです」。

――杏奈さんもアイドルのオーディションをいろいろ受けつつ、なかなか受からない時期があったんですよね?

「はい。48グループさん、46さん……めっちゃ受けました。東京まで来て最終で落ちると本当に悔しくて、泣きながら帰った坂道があるんです。この前、舞台の稽古でたまたまその坂道を通って、同じオーディションを受けていたメンバーと『エモイね』と言ってました。今はそうやって話せますけど、当時は『またダメか……』って、すごく落ち込みました」。

――夜中に泣き明かしたりも?

「ありましたね。ズーンとなって……。アクターズの後輩がデビューしていくのも見ていて、焦りもありました。私は小3からアクターズで歌とダンスをやってきて、アイドルは成長を見せるものだから、最初から『踊れます』みたいな子はいらないのかと、ずっと思ってました。それで『また落ちる』と思いながら、次のオーディションを受けるのも辛かったし……。イコラブのときも手応えは全然なかったです。これでダメならアイドルは諦めるつもりだったので、指原(莉乃)さんに感謝ですね」。

――努力がついに実を結んだんですね。ちなみに、背を伸ばそうと頑張った時期もありました?

「カルシウムの粒みたいなのを、親に言われて飲んでいた時期もありましたけど、無意味でしたね(笑)。165cmとかあったら『モデルをやってみたい』と思えたかもしれないですけど。今148.6㎝で、もう諦めましたけど、155㎝は欲しかったです」。

 
 

令和でもアイドルの時代を
終わらせたくありません!

 
 

――今は小柄が個性になってると思います。平成の出来事、あとひとつありますか?

「じゃあ、真面目そうなのを1個。消費税が上がったことにします。私、100均がすごく好きなんです。特にダイソーは広島から始まったお店なので。それで消費税が5%から8%になったら、1円玉の計算が難しくなりました(笑)」。

――消費税5%の頃は計算しやすかったと。

「5、10、15、20、25……はわかるんです。でも8からとなると、わからなくなっちゃう。今度10%になったら、またわかりやすくなりますね」。

――100均はそんなに好きなんですか?

「大好きです! 何でもあるじゃないですか。何時間でもいたい(笑)。SHOWROOMで使うものもだいたいダイソーで買います。後ろに飾るキラキラしたものやハート、ホワイトボードに紙やペン……。この前12時間配信をやって、メンバードッキリをしたんですけど、そのときに使ったビリビリする鉄砲もダイソーで買いました。めっちゃお世話になってます」。

――ちなみに消費税が5%になったのは、杏奈さんが生まれた1997年でした。

「えーっ! そうなんですか?」。

――生まれた年の出来事で、何か知ってることはありますか?

「……何も思い浮かびません。中学の卒業アルバムに3年間の年表が載っていて、前田敦子さんのAKB48卒業が出ていたのは覚えてますけど、1997年のことは何もわかりません」。

――1997年のヒット曲の年間ベスト10があるので、見てもらえますか。知ってる曲はありますか?

「SPEEDさんの『White Love』は知ってます。『ひだまりの詩』(Le Couple)や『Everything』(Mr.Children)も聴いたことがあります。『CAN YOU CELEBRATE?』(安室奈美恵)は結婚式でよくかかりますよね。お母さんが大好きです」。

――映画の「タイタニック」が大ヒットしたのもこの年でした。

「あっ、知ってます。両手を広げて後ろから支えるポーズがありますよね? アクターズ時代にステージでお遊びでやったことがあります」。

――平成のブームには何か乗りませんでした?

「えーっ、何だろう? 最近だと私と音嶋莉沙はすごく世間の流行に乗りたがって、タピオカやチーズハットグを食べたり、映えなスポットに行きますけど。小さい頃はカードゲームのラブandベリーやたまごっちはめっちゃやってました。たまごっちはたぶん私たちの少し前から流行っていて、広島ではもうどこでも売り切れていたんです。それで親戚が岡山に行ったときに買ってきてもらいました」。

――そういうのに熱中していたときもあったと。

「でも、私の小さい頃はやっぱり、アクターズひと筋でしたね。だから、小3から勉強ができなくなっちゃって(笑)」。

――それで漢字も読めなくなったとか(笑)?

「たぶんそういうことですね。最近はステージで読む告知のメモで、“水曜日”とかにも全部ふりがなが振ってあります(笑)。『絶対イジってるでしょう?』という」。

――令和はどんな時代になってほしいですか?

「“ネットなら何でも書いていい精神”はなくなってほしいです。私はそういうのに強いほうですけど、他のアイドルさんや芸能人さんのことを考えると悲しいので。SHOWROOMをやっていて、よくそういうことを思います。あと、平成でアイドルの時代は終わりつつある感じだったじゃないですか。そこを引き留めて、令和でも終わらせたくありません」。

――令和のアイドル界はイコラブが引っ張っていく?

「そうなりたいです。この前、『SACRA MUSIC FES. 2019』に出させていただいて、幕張メッセの360度のステージに感動しましたけど、ほとんどのお客さんがイコラブ以外のアーティストさんのファンの方だったんですね。いつかイコラブの12人だけでこのステージに立って、私たちのファンの方だけで満員にしたいと思いました」。

――杏奈さん個人としての夢はありますか?

「冗談半分で『タピオカ屋さんをやる』とは言ってます(笑)。流行りはあるから、一回ブームは去って、また来るはずなんです。そのときに自分のタピオカ屋さんを売り出すために、今いろいろ飲み比べておいて、おいしいタピオカを開発したいです」。

――カープの選手と結婚してたりして(笑)。

「考えたこともないです(笑)。スポーツ選手はいいと思いますけど、栄養管理をしないといけないのが、私には難しいかな。そもそも広島の友だちには『杏奈は結婚しなさそう』と言われるんです」。

――1人で生きていけそうだから?

「いやいや。1人で生きていきたくはないです(笑)」。
 
 

 
 

 
 

 

 
 
山本杏奈(平成)

 
山本杏奈(令和)

 
 

山本杏奈(やまもと・あんな)

生年月日:1997年11月30日(21歳)
出身地:広島県
血液型:A型

山本杏奈 個人Twitter
 
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2017年4月に指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースアイドルとして結成された=LOVEのメンバー。5thシングル 「探せ ダイヤモンドリリー」が発売中。姉妹グループ≠MEとの合同イベントを8月17日(土)に日比谷野外音楽堂で開催。レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中!
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