=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 大谷映美里

=LOVE短期集中連載 私服でぽん! 大谷映美里

PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=小山内凛

 
 
3カ月に1度をメドに私服を披露してもらう=LOVEの短期集中連載! 令和になって初の「私服でぽん!」がはじまりました。メンバー12人の等身大のかわいさをもっと知ってもらいたいとの思いを込めて、私服グラビアを公開!
3人目は、みんなのお姉さんでイコラブ1のオシャレ番長、みりにゃこと大谷映美里! インタビューは「ありがとう平成、こんにちは令和」をテーマにお届け。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

行く前はめちゃくちゃお腹を空かせた状態で、
行きの電車の中でモチベーションをあげるんですよ

 
 

――少し前の話になりますが、4月に行なわれた初の東名阪ツアー「今、この船に乗れ!」はいかがでしたか?

「すごく楽しかったです! ずっと全国ツアーをやりたいってみんなで言ってたので、3箇所でしたけど、それが叶ってよかったなって。ただ、2月にやった1stワンマンコンサート(「初めまして、=LOVEです。」)に来ていただいた方が(新曲以外は)ほぼ同じセットリストで、ツアーの全公演に来てくださる方もいたのでハードルを超えられるかずっと不安ではありました。その不安は今でもぬぐい切れてないのが本音です。超えられたのかなって」。

――それこそ、ほぼ同じセットリストという情報は、2月の1stワンマンコンサートのときにすでに発表されましたからね。

「だから、その部分をどうクリアにするかはぶっちゃけ最後まで悩み続けました。もちろん、ツアーを終えて一番の感想は『やりきった!』でしたけどね」。

――それは何よりです。「やりきった」と思える要因はなんでしょう?

「初日はそもそもほぼ同じセットリストとか関係なく、ただただ不安が大きくて……。でも、ステージを重ねるごとに不安はなくなっていって、心からステージ上で笑えていたことが要因だと思います。私自身もそうだし、グループとしても完成度が徐々に上がっていってるのを肌で感じてたので」。

――特によくなっていったのを感じたのは、どの部分ですか?

「MCですね。1stコンサートの昼公演のあとに、プロデューサーの指原(莉乃)さんから『MCがおもしろくない』っていうダメ出しをいただいて、それがずっと引っ掛かったままだったので、ツアー前もそうだし、ツアー中も、何度も脚本を書いてくださった方とメンバー全員でリハーサルをしながら話し合ったんです。結果、具体的にどの部分のMCが……っていうわけではないけど、その成果が表れたんじゃないかなって。だって、1stコンサートのときのライブ映像のMC部分はダメダメすぎていまだに見れてないですけど、ツアー最終日のライブ映像のMC部分は見ることができましたもん!」。

――まさに、努力が成果と自信に繋がった最たる例ですね。もし、またツアーをやるとしたら、どんなツアーにしたいですか?

「今度は3都市だけじゃなく、もっといろんな場所に行きたいです。そして、全公演に来てくださる方も100%楽しめるような演出やセットリストにできたらいいなって。もっと大きな会場だったら、花道を作ってもらったり、ポップアップで跳び上がって登場したりしたい!」。

――いいですね。さて、ちょっと怖い話かもしれないんですけど、4月のツアー、じつはもう1時代前の出来事なんですよ……。

「本当ですね……。そう聞くと、すごく昔のことのように感じます」。

――まだ終わってから2カ月と経っていないのにですよ。そんな平成時代で、大谷さん的に印象に残っている出来事をベスト3方式でお聞きしたいと思います。まずは、第3位から。

「これは公言してるんですけど、私、ラーメンが大好きなんです。高2くらいから好きになりました。特にこってり系のラーメン。背脂が入ってるやつ。その筆頭が二郎系です。ちょうどそれくらいの時期から、世の中で二郎系ラーメンが流行ってたんですね。だから、その『二郎系ラーメンブーム』が第3位です(笑)」。

――たしかに、二郎ラーメン自体はめちゃくちゃ前(創業開始は1968年)からありますが、“二郎系”のラーメン屋さんがたくさんできたのはわりと最近ですもんね。

「そうなんですよ。そもそもこってり系のラーメンが好きになったのは春日亭の油そばなので、二郎系ではないんですけどね(笑)。でも、そこで背脂が効いたラーメンが好きになったことがきっかけで、世界が広がりました。そこから家系、二郎系へと進出したんです。私がひとりでどこかへ行ったり何かをできるようになったのも、ひとりラーメンが最初なので」。

――なるほど。でも、二郎系といったらとにかく量が多いことで有名じゃないですか。食べきれるんですか?

「なんとか。まぁ、多いんですけどね。(笑)だから、行く前はめちゃくちゃお腹を空かせた状態で、行きの電車の中でモチベーションをあげるんですよ」。

――モチベーションを上げるとは?

「例えば千里眼っていうお店に行くとしたら、『千里眼 背脂』のキーワードでTwitterで検索をかけて、ラーメンの画像をたくさん見るんです。それで食欲がそそられて、モチベーションが上がります」。

――二郎系の玄人がここにいます(笑)。

「ただ、食べたあとは食べ過ぎて罪悪感でいっぱいになります(笑)。

――食べ方のこだわりは?

「トッピングはいつも『ニンニク あぶら』。だから、マスクは必需品です(笑)」。

――たしかに(笑)。では、大谷さんイチ推しの二郎系ラーメンを教えてください。

「最近はなかなか行けてないんですけど、千葉にある雷本店っていうお店。二郎系好きな人には超有名店ですね。大きくて分厚いチャーシューが特徴です。ぜひ行ってみてください♪」。

 
 

ふと思うときがあるんですよね、最近。
「私はなんのために生きてるんだろう?」って

 
 

――続いて、印象に残っている平成の出来事第2位の発表をお願いします。

「2位は、サンリオのキャラクターのシナモロール(シナモン)の誕生です。私が幼稚園のころだと思います、たぶん」。

――そうですね。誕生は2002年(平成14年)です。

「物心ついたときにはもう好きになってて、気づいたらシナモンだらけの日常でした。幼稚園のスモックや上履きに、ママにシナモンの絵を描いてもらったりしてましたね。それが自慢でした」。

――幼稚園中の人気者じゃないですか!

「いや、物静かで全然しゃべらない子だったので、人気者ではなかったです(笑)。ただ、それを見てみんなが盛り上がってくれてたので、マウントを取った気になってました」。

――マウントを取る幼稚園児って、どんなですか(笑)。

「フフフ。マウントといえば、≠MEのおぎはな(尾木波菜)ちゃんもシナモンがかなり好きみたいなので、負けられないです……!」。

――尾木さんにもマウント取りに行きましょう。

「えっと、幼稚園か小学生のころなんですけど、シナモンに手紙を書いて、サンリオピューロランドに送ったんですよ。そしたら、シナモンからお返事が来て、それから何通か手紙を書いて送り合うっていう文通をしてました。しかも、お手紙とは別にバレンタインプレゼントを渡しにピューロランドに行ったら、その次の手紙で『クッキーおいしかったよ』って書いてあったんです」。

――それはめちゃくちゃ強いエピソードですね!

「もう、シナモンが生まれたときからずっと好きなので(笑)。少し前にシナモンの誕生日を記念してリュックと等身大のぬいぐるみが発売されたので、それもすぐに買いました!」。

――好きさが十二分に伝わってきました。では、印象に残っている平成の出来事第1位を!

「これも公言してるんですが、私がアイドルになりたいと思ったきっかけは、『きらりん☆レボリューション』の主人公の月島きらりちゃん。だから、第1位は『きらりん☆レボリューション』のマンガが『ちゃお』で連載開始したことです」。

――その当時アニメがめちゃくちゃ流行っていましたが、原作はマンガだったんですね。

「そうなんです。当時『ちゃお』をずっと読んでて、新連載として『きらりん☆レボリューション』のマンガがスタートしたんですけど、その時点でもうきらりちゃんのことが大好きになったんですよ。それがアニメ化することになり、現役アイドルの久住小春さんがきらりちゃんの声優を担当することになって……。きらりちゃんの実写として実際に歌って踊る久住小春さんを見て、さらにアイドルへの憧れが強くなりました」。

――「きらりん☆レボリューション」なくして、今の大谷さんはいないと。

「本当にそうです。きらりちゃんと出会わなかったら、私は今ごろアイドルをやってなかったんじゃないかな」。

――月島きらりさまさまですね……。さて、そんなこんなで令和元年になってからもう1カ月が経ちました。新しい時代への希望をお聞きしたいと思うんですが、「こんな時代になってほしい」みたいな願いはありますか?

「今よりもSNSにとらわれない時代になってほしいです。でも、無理かなぁ。ふと思うときがあるんですよね、最近。『私はなんのために生きてるんだろう?』って」。

――急に哲学的な話に(笑)。

「なんか、SNSを更新するためにあれをやろう、これをやろうって考えたりしてると、『私は何をしてるんだろう?』っていう気持ちになることがあって(笑)。でも、SNSがあるからこそ私たちが活躍できてる部分も大いにあるし、SNSのおかげでいろんな情報を手に入れることができてるので、ありがたい思いも強いんですけどね」。

――それこそSNSでのアンチコメントなんかは、SNSがこれほどまでに発達しているからこその問題ですよね。

「そうなんですよ。匿名だからこそ、なんでも書けちゃうじゃないですか。優しい人が増えたらいいのにっていつも思います。実際に目で見て感じたことが正しいとされる世界になればいいなって」。

――それでも、おそらく今後もより一層SNSは発達し続けるでしょう。

「そうですよね。でも、そんな時代だからこそ『SNSがすべてじゃないんだよ!」と、声を大にして伝えたいです(笑)」。
 
 

 
 

 
 

 

 
 
大谷映美里(平成)

 
大谷映美里(令和)

 
 

大谷映美里(おおたに・えみり)

生年月日:1998年3月 15日(21歳)
出身地:東京都
血液型:O型
大谷映美里 個人Twitter
 
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2017年4月に指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースアイドルとして結成された=LOVEのメンバー。5thシングル 「探せ ダイヤモンドリリー」が発売中。姉妹グループ≠MEとの合同イベントを8月17日(土)に日比谷野外音楽堂で開催。レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中!
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