=LOVE(イコールラブ)短期集中連載 私服でぽん! 音嶋莉沙
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=小山内凛
3カ月に1度をメドに私服を披露してもらう=LOVEの短期集中連載! 令和になって初の「私服でぽん!」がはじまりました。メンバー12人の等身大のかわいさをもっと知ってもらいたいとの思いを込めて、私服グラビアを公開!
4人目は、イコラブ1のアイドル性の持ち主かつイコラブ1の変わり者でもある、りさこと音嶋莉沙! インタビューは「ありがとう平成、こんにちは令和」をテーマにお届け。
AKB48に詳しいクラスメートが勧めてきた
「RIVER」がすごくいい曲で……
――いきなりですが「平成を振り返ろう」ということで、音嶋さん的に印象に残っている平成の出来事をお聞きしたいと思います。
「2016年に起きた熊本地震。私が高校生のころで、まだ福岡に住んでました。それまでは大きな自然災害の経験があまりなかったし、東日本大震災もテレビの画面で悲惨さを目の当たりにしてたんですね。そんなときに突然スマホの警報を久しぶりに聞いて、ものすごく揺れました。もう、めちゃくちゃ怖かったです」。
――机の下に隠れましたか?
「すぐに隠れました。私、ちょっとの揺れでも怖がって隠れるタイプなんですよ。家で寝てるときだったので、かなりびっくりした記憶があります。揺れて、落ち着いて、そしたらまた警報が鳴って揺れて……という繰り返しでした。身をもって体験したあの地震は、今後も絶対に忘れることはないです」。
――ほかには何かありますか?
「AKB48さんがこの世に生まれたこと。私がアイドルを好きになったきっかけがAKB48さんなので。小学5年生くらいのときに学校で流行り始めて、そのときは正直、あまりよく知らなくて……。でも、クラスメートでAKB48に詳しい子が勧めてきて、のちのち調べて曲を聴いた『RIVER』がすごくいい曲で、テレビとかで歌ってるのを見るうちに、だんだん興味が湧いていきました。キラキラしてたんですよね。そのあと6年生になってから、テレビで東日本大震災の復興支援ライブをやっている様子を見て、感動したんです。歌って踊ることで被災した方々に希望を与える姿に胸を打たれてしまって一層好きになり、握手会に参加したりするようになりました」。
――その当時、好きだった曲はなんですか?
「『桜の花びらたち』です。何かのテレビ番組で最後のサビだけ歌詞を変えて歌ってたことがあって、特にそのときの歌詞がめちゃくちゃ好きで……」。
――2010年3月27日に放送された「MUSIC JAPAN『春うた2010』」で、この年に高校を卒業するメンバーへのメッセージを込めて歌詞を変えたそうです。
「それです! その歌詞で歌ったのは数回しかないので、聴くことができないんですよ」。
――「桜の花びらたちが散っても 一緒に過ごした日々を忘れない つらいことに負けそうな時 この木に帰ろう 桜の花びらたちが散っても 瞳を閉じればいつも咲いている 輝いた青春時代は これから生きてく 地図になる」という歌詞ですね。
「うわ〜、めっちゃいい! 」。
――ちなみに、当時の推しメンは?
「最初は大島優子さんがずっと好きでした。でも、卒業されてからは渡辺麻友さん推しになりました」。
ふざけたいとか、パリピになりたいっていう
欲望が湧き出てくるんですよ
――そんな思い出の平成は、もう過ぎ去ってしまいました。
「本当ですよ。悲しいです。古い人になっちゃうのかなって」。
――古い人(笑)。
「書類とかに生年月日を書くときって、『S』と『H』があったじゃないですか。今まではいちばん新しい『H』に堂々と丸を書いてたのに、さらに新しい『R』ができちゃうから……。ひとつ古い『H』に丸を書かなきゃいけないのかあ(笑)。でも、『R』ってかわいいですよね。なんか、丸っこくて」。
――文字がですか?
「そうです。『S』も丸々しててかわいいです。でも、『H』はカクカクしててかわいくないかな」。
――結果、「R」でいいということで?
「大丈夫です!」。
――それは何よりです(笑)。令和になった瞬間って、何をしていましたか?
「(野口)衣織や(齋藤)樹愛羅や(佐々木)舞香と一緒にいて、みんなでジャンプしました。あ、舞香だけ変わる瞬間はジャンプしてなかったかな。テレビでニュースを観てて、カウントダウンが始まったんですよ。カウントダウンされると、人間の本能的に跳びたくなるというか、ふざけたいとか、パリピになりたいっていう欲望が湧き出てくるんですよ。私は特に。だから、まるで大晦日の年越しかっていうくらいジャンプしました!」。
――渋谷のスクランブル交差点なんかも、すごかったみたいですね。
「見ました。年越しくらいの勢いで騒いでましたよね。みんなパリピだなぁ」。
――新たな時代を迎えて1カ月が経ちましたが、調子はどうですか?
「普通です。よくもなく、悪くもなく。でも最近、5枚目のシングル(探せ ダイヤモンドリリー)が発売されてから個別握手会がまた始まって、私に会いに来てくれる人がいることのありがたさをあらためてすごく感じました。個別握手会って毎週あるわけではなくて、前の4thシングルのときから結構期間も空いてたので。1対1でファンの方とお話しすることは大切さだなって、しみじみと実感しました」。
――すごくいいことだと思います。
「あとは5thシングル絡みの話だと、カップリングでイコラブとしては新境地を開けたんじゃないかなと思います。『いらない ツインテール』っていう曲ですね。楽曲はヘビメタ系の曲調で、MVはビジュアル系バンドみたいなメイクと衣装だったんですよ。ダンスも曲に合わせたヘビメタチックなダンスで、こういうのもありなんだって思いました」。
――たしかに、新たな一面を見ることができた感じはします。
「私自身はぶっちゃけカッコいい感じがあまり得意じゃないし、そういうメイクや衣装は似合わないなぁとは思ってたんですね。でも、ライブで披露したときにパフォーマンスを褒めてもらえることがあって……。リリースイベントとかだと、かわいらしい『探せ ダイヤモンドリリー』のあとに『いらない ツインテール』をやることが多かったんですけど、一切笑わず睨んだりしながらキレッキレのダンスを踊ってたら、『高低差にドキッとした』ってファンの方に言われたんですよ。それはすごく嬉しかったです」。
――ギャップ萌えっていうやつですね。では最後に、「令和はこんな時代になってほしい」という希望を聞きたいと思います。
「アイドルブームはこのままずっと続いてほしいです。切実に。それでいて、『アイドルは笑顔で歌って踊るだけ』っていう偏見が少しでもなくなればいいなって。アイドルの生きる道が、今以上に広がる時代になってほしいですね。もちろん、それには自分の努力も必要なんですけど」。
――生きやすい世の中になってほしいと。
「あとは大きな自然災害がなく、国同士の争いとかもない時代になってほしいです」。
――国同士の争いがなくなるためには、どうすればいいと思いますか?
「それは困った! う〜ん……国の文化の違いとか、教育方針の違いもあるから……」。
――音嶋さんが外務大臣になるのはどうでしょうか?
「無理です! というか日本だけの問題じゃないですし、偉い人に頑張ってもらいましょう!」。
音嶋莉沙(おとしま・りさ)
生年月日:1998年8月11日(20歳)
出身地:福岡県
血液型:B型
音嶋莉沙 個人Twitter
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃×代々木アニメーション学院プロデュースアイドルとして結成された=LOVEのメンバー。5thシングル 「探せ ダイヤモンドリリー」が発売中。姉妹グループ≠MEとの合同イベントを8月17日(土)に日比谷野外音楽堂で開催。レギュラーラジオ番組「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中!
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