けやき坂46 かけのぼるまでまてない! 加藤史帆
PHOTO=堀内亮 STYLING=松島美紀(MARU)
HAIR&MAKE=チエ(Kind) INTERVIEW=斉藤貴志
キラキラどっち?
今回のターゲット
加藤史帆
さぁ、ひらがなけやきの二巡目に突入! どっちが好きか? あの企画をけやき坂46のメンバーにも実施いたします。企画名は「キラキラどっち?」。どっちの髪型が好きか? グラビアではガラッと雰囲気の違う髪型で登場します。インタビューでは“キラキラ”をテーマに語ってもらいます。再び一番手となるのは加藤史帆。グループきってのお姉さん系美人ですが……。
――“キラキラ”と聞いて思い浮かぶものは何でしょう?
「石森(虹花)さんの瞳? 今、パッと浮かびました。お会いしたとき、『めっちゃ目がキラキラしている!』と思ったんです。どうしていつもキラキラできるんだろう……。私もキラキラしたいです」。
――史帆さんだってキラキラしてますよ。
「えーっ! 私はしてないですよ。目の輝きが欲しいです。一時、目に潤いを与えればキラキラするかと思って、すっごく目薬を入れたんです(笑)。尋常じゃないくらいに」。
――1時間おきに、とか?
「いやもう、10分おきに(笑)。授業中とか机に目薬をセットしておいて、『よし、今だ!』みたいな。あまり効果がなくて、最近はほぼ諦めてますけど(笑)」。
――キラキラした思い出はありますか?
「小・中学生時代はあまり記憶になくて。高校時代は楽しかったです。初めてバイトして、メイクをちゃんとするようになって、友だちも増えて。たくさん遊んで、青春でキラキラしていたと思います。自分でバイトしたお金で友だちと遠出もできるようになったから、大きな遊園地にも行きました」。
――友だちを自分から作ったんですか?
「いや、自分からは行きません。人見知りなので、仲良くなりたいと思っても遠くから見ているだけ。高校は明るい子が多くて、向こうから話し掛けてくれたり、友だちの友だちを紹介してくれたんです」。
――放課後に友だちと遊んだりも?
「ありました。原宿とかで“高校生あるある”みたいなことをいっぱいしました。竹下通りに行って、スタバで飲んで、語って……。そんなことを毎週のようにやって、本当に青春してましたね。バイトも鬼のようにやって、たくさん頑張ってました」。
――どんなバイトをしていたんですか?
「コンビニです。3年間、同じお店でずーっと」。
――「いらっしゃいませ」って?
「はい。学校終わりにも、土・日にも、とにかくいっぱいやってました」。
――接客が向いていて?
「いや、向いてないです。たくさん怒られました。コミュ障だし、人見知りだし。だから『やめたい』と伝えることもできず、他のお店に応募する勇気もなくて。それで結局、同じお店でやっていたんです」。
――なぜ向いてないバイトをやろうと?
「家から近かったので(笑)」。
――「怒られた」というのは、どんなことで?
「声が小さい、しゃべり方が遅い、行動が鈍い。常にボーッとしていて『自分で仕事を探してやりなさい!』とか、毎日怒られていました」。
――それで自分が変わって……という話ですか?
「あまり改善されませんでした(笑)。慣れてきて、声は少し出るようになりましたけど」。
――じゃあ、バイトではキラキラしてなかった?
「でも、そんな風に怒られながらバイトを頑張っている自分は偉いなって(笑)。遊ぶにもお洋服を買うにも、お金は必要じゃないですか。携帯代も自分で払っていたので」。
――それは確かに偉いですね。
「美容院にも行くし、お化粧が大好きなので、コスメも自分で買ってました」。
――貯金は?
「できないんですよ~。引き出したら全部使っちゃうんですよ~ (笑)」。
――さっき出た遊園地に行くのも好きなんですか?
「テーマパークが大好きなんです。現実逃避したいから(笑)。お金を貯めるのが苦手で、大阪には1回しか行ったことないんですけど、夢の国に行ってワーッとしてくるのが楽しくて」。
――絶叫系は?
「まあ乗りますけど、あまり速いのや高いのは好きなわけではないです。1回乗ったら、何時間か休憩します(笑)」。
――では、今までの人生で自分がキラキラしていた瞬間というと?
「高校生のとき、制服を着ている自分は輝いていたと思います。やっぱり高校生は最強だと思うんですよ。JKというだけで力が漲るんです」。
――それは現役のとき、自覚していたんですか?
「はい。逆に大学生になってからは、いろいろ衰えてきました(笑)。体力とか、キャピキャピ感とか。お休みでも動きたいとか外に出たいとか、まったく思わなくなって、家にいたいです(笑)」。
――体力が落ちたと感じるときも?
「すごくあります。大学までの道のりでも息切れしちゃうし(笑)。高校時代は歩くことが大好きで、今も好きですけど、体が……(笑)」。
――階段を上るのもキツかったり?
「もうダメです。エスカレーターがあれば速攻乗って、『ハァーッ……』と止まっています」。
――街で女子高生を見ると、どんなことを感じます?
「元気が出ます。電車とかでJKを見て、エネルギーをもらっています。『短いスカートで寒そう。でも、いいなぁ……』みたいな感じで」。
――史帆さんも1年前は、そんなJKだったんですよね?
「そうでした。寒さとか全然感じてなくて、キラキラしてました」。
――ひらがなけやきの一員になった今のほうが、よりキラキラしてますって。
「ああ……。去年の漢字欅さんのワンマンライブにひらがなけやきも参加させてもらって、ステージに上がって踊っているときは、何かすごく楽しかったです。もしかしたらキラキラしていたかもしれません」。
――自分でそのときの映像は観ました?
「観ました。めっちゃ笑顔で、ちょっとキラキラしていたかもしれません(笑)」。
――キラキラを発していると感じた人はいます?
「漢字欅さんのキラキラオーラはハンパないです! 初めて対面したとき、『ああ……。ハーッ……』とため息が出ました。お人形さんみたいにかわいくて、ビックリしました」。
――特に誰かが……というのもありました?
「やっぱり、さっき言った石森さんの瞳のキラキラはすごかったです」。
――ひらがなけやきでも、特にキラキラを感じるメンバーはいます?
「佐々木美玲ちゃんはいつも明るくて、辛いときも笑顔で、ダンスも歌もすっごい上手で、一番キラキラしていると思います」。
――史帆さんは乃木坂46の秋元真夏さんリスペクトなんですよね?
「そうなんですよ! 秋元さんは“THEアイドル”のキラキラって感じですね。握手会で挨拶させてもらったとき、私を知ってくれていて名前を呼んでもらえて! もう本っ当にうれしくて、夢みたいで、トイレでチョー号泣してました」。
――自分も真夏さんみたいになりたい、ということですか?
「なりたいです!」。
――史帆さんはタイプとしては、真夏さんのようなかわいい系というより、白石麻衣さんのようなきれい系ではないですかね?
「いや、私、きれいじゃないですよ! 本当に! きれいになりたいんですけど。だから、顔やせをめっちゃ頑張っています。小顔矯正に行くと『ちょっと小さくなったかも』って、心が満たされます」。
――心が満たされるといえば、大学の図書館もそうなんですか? よくブログに出てきますが……。
「図書館は大好きです。私の聖地です。静かで落ち着くので、ずっといます。フタがしまる飲み物は持ち込みOKなので、飲みながらたそがれています(笑)」。
――勉強しているわけではなく?
「はい。してないです(笑)。人間観察はしてますけど。でもレポートがあってヤバイときは、さすがにやります」。
――何はともあれ、ちょっとネガティブな発言も出ましたが、上昇志向はあるんですよね? ひらがなけやきで一番キラキラしたい、とか。
「そうなりたいです! 『握手会でナマ加藤史帆を見たらキラキラしていた』と言われるぐらいに。今は言われないので焦っています。だから、今年は絶対にきれいになります! かわいいときれいを兼ね備えた人になりたいです」。
加藤史帆(かとう・しほ)
ニックネーム:かとし
生年月日:1998年2月2日(19歳)
出身地:東京都
血液型:A型
けやき坂46(ひらがなけやき)
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乃木坂46につづく“坂道シリーズ”第二弾として結成された欅坂46の新グループ。別称・ひらがなけやき。オリジナル曲「誰よりも高く跳べ!」が収録された欅坂46の3rdシングル「二人セゾン」が絶賛発売中。それにともなう握手会も開催。4月5日(水)に4thシングルが発売決定! 冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京/日曜24:35~)、「KEYABINGO!2」(日本テレビ/月曜25:29~)が放送中。初のラジオレギュラー番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」(ニッポン放送/金曜24:20~)がオンエアー中。
詳しい情報は欅坂46公式サイト