篠山紀信 「laugh&smile」平手友梨奈①

篠山紀信「laugh&smile」平手友梨奈

STYLING=原朱美 HAIR&MAKE=伊藤吉範
INTERVIEW=西中賢治

話題のグループ「欅坂46」から、ピュアな最年少メンバーが初登板!

平手友梨奈(ひらて・ゆりな)
生年月日:2001年6月25日(14歳)
出身地:愛知県
血液型:O型
 
 
【CHECK IT】
乃木坂46につづく“坂道シリーズ”第二弾として結成されたグループ、欅坂46の最年少メンバー。2015年8月にお披露目されて以来、ステージデビューに向けてレッスンを重ねている。2016年1月30日(土)、国立代々木第一体育館で行われる「ALL LIVE NIPPON Vol.4」に出演が決定!
 
 
詳しい情報は欅坂46公式サイト
 
 


 
 

 
 

 
 

 
 

キラキラしたアイドルは、自分と“真逆”

 
 

――撮影おつかれさまでした! 緊張しましたか?
「はいっ。最初のほうはちょっとだけ緊張しました。でも、私よりスタッフさんのほうが緊張してました。『すごいカメラマンさんだから』って」。

――わかります(笑)。新人が篠山紀信さんに撮ってもらえる機会なんて、なかなかないんですよ。でも、平手さんは途中からすごく楽しそうにしてたね。
「ふふふ。クツを脱いで池に足を入れたとき、『ひゃー、冷たい!』って思ったら、自然と笑えてきちゃって。周りで遊んでたちっちゃい子たちにつられて、私もいっぱい笑っちゃいました」。

――芝生の上を転がっているカットは、子供たちが遊んでるのを真似してやったんだよね。
「はい。最初は、『衣装が汚れそうだし、大丈夫かな?』って思ったんですけど、やってみたらすごく楽しかったです。子供に手をふったら、無視して逃げられちゃったんですけど(笑)」。

――今日は、平手さんが欅坂46に入った理由を聞きたいと思っています。もともとアイドルが好きだったんですか?
「う〜ん。アイドルが好きっていうよりも、そのときに流行っている曲をよく聴いたりはしてました。AKB48さんの『ポニーテールとシュシュ』とか」。

――「ポニーテールとシュシュ」は、2011年にリリースされたので、小学4年生のころですね。当時の平手さんから見て、アイドルってどんな風に見えましたか?
「キラキラしてて、かわいいなーって。自分と“真逆”だなって思いました」。

――真逆なんですか?
「はい。私、人見知りで目立つタイプじゃなくて。小学校でも中学校でも、クラスの中では暗いタイプでした。そんな自分を変えたくて、欅坂46のオーディションを受けたんです」。

――なるほど。小さいころからそういうタイプだったの?
「それが、ぜんぜん違ったんです! 小っちゃいころは、『トトロのメイちゃんみたいだね』って言われてました。メイちゃんみたいに髪をふたつ結びにして、いつもすっごい大声で走り回ってたから『うるさい』ってよく言われてました(笑)」。

――いつから内気なタイプになったの?
「小学校に入って、すぐです。なんか、人と関わるのがめんどくさくなっちゃって……。いつも一人でいました」。

――普通の女の子だと、休み時間も友達と一緒にトイレに行ったりしますよね。
「そういうときも、いつも一人でした。小学校も中学校も、ずーっとそんな感じで」。

――こうして話していると、そんなに内気なタイプだと思えないですが……。よく話してくれるし。
「あ、学校では暗かっただけで、ホントは明るいんです(笑)。家に帰るといつもすっごい元気で、歌ったり踊ったりするのが大好きでした。今ふりかえると、欅坂46のオーディションを受けた理由も、『私だって、ステージに立てばキラキラできるんだ』っていうところを見せたかったからだと思います」。

 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

涙にぬれた、たった一人の友達との別れ

 
 

――オーディションでは、THE ALFEEの「星空のディスタンス」を歌ったそうですね。どうしてこの曲を選んだんですか?
「『MUSIC FAIR』で、乃木坂46さんとTHE ALFEEさんがコラボをしていて、『いい曲だな〜』って思ったんです。テンポがよくて歌いやすそうだったし」。

――会場にいたおじさんたちが、全員「おっ」とどよめいたそうですよ(笑)。14歳の女の子にしては、渋すぎるチョイスなので。
「えー、そうなんですか!? でも、緊張して頭が真っ白になって、歌詞が飛んじゃったんです。最初の1行目からあとは、ずっと『ラララ』で通しました。だから、『完全に落ちたな』って思ってたんですけど……」。

――意外にも受かって、どんな気分でしたか?
「もう、驚きしかなかったです! 兄がオーディション会場の外で待っていてくれたので、すぐに電話で報告しました。その前にYahoo!ニュースで知ったそうなんですけど(笑)」。

――平手さんは、オーディションに合格後、実家から東京の寮に引っ越したんですよね。実家を離れるのはつらくなかった?
「友達とは、すごく泣きました。一人だけ、保育園のころからすごく仲のいい子がいたんです。小学校も中学校も、その子としかほとんど喋らなかったくらい仲がよくて。だから、東京に来る前に何回も会って、思い出づくりをしました」。

――どんなことをしたんですか?
「二人でご飯を食べに行ったり、写真をいっぱい撮ったり。最後は、手紙を書いてその子の家に渡しに行ったんです。そしたら、目を真っ赤にして出てきて……。たぶん、涙を見せないように、あわてて拭いてお別れしてくれたんだと思います」。

――いい話ですね……。その子からは、どんな言葉をもらいましたか?
「一言、『がんばれ』って。さっぱりしてるんです(笑)。AB型だから、変わってて。今でもずっと連絡を取ってるんですけど、いつも『がんばれ』しか言われないです(笑)」。

 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 


  
直筆サイン入り自撮りチェキ応募はコチラ⇒