PICK UP IDOL ロッカジャポニカ

2018年 7月 31日

PHOTO＝佐賀章広　INTERVIEW＝小山内凛

待望の4thシングル「最the高」リリース！
メンバー全員のミドルネームも大決定!?

――4thシングルの「最the高」は、タイトルだけを見るとテンポが早くて元気めなアゲ曲を想像しますが、実際はミドルテンポでエモみ溢れるメロディーラインが特徴の曲です。

平瀬「私たちも、タイトルを見たときはアゲ曲だと思ってました（笑）」。

内山「オトモダチ（ロッカジャポニカのファンの総称）もそうだったらしく、タオル曲を想像してたみたいです」。

椎名「でも実際に曲を聴くと、アゲアゲな感じの『最高！いえ〜い！』っていう感じの“最the高”じゃなくて、心の中でグッと噛み締めながら思うほうの“最the高”なんです」。

内藤「最初にタイトルを見たときは、『おう、いぇ〜い』ってなりました」。

椎名「どんな感情かわかんない（笑）」。

内藤「『これがタイトルなのか！』っていう感情かな」。

高井「るんぱん（内藤）がよく使ってる言葉だからね。『最the高』って」。

――そもそも、“最the高”ってネット用語ですよね。

高井「ネット用語ってなに？」。

平瀬「ネットで使われてる用語のことだよ」。

高井「なるほど！」。

――その説明でわかったんですね（笑）。るんぱんがよく使うんですか？

内藤「使ってますね。ブログとかによく書きます」。

内山「だから最初、るんぱんが作詞したのかと思いました」。

内藤「私も思った。『私、いつの間に曲作ってたんだろう？』って（笑）」。

――ファンの人も、“内藤曲”だと思いそうですね。

内藤「まだ作詞・作曲とかの情報が出る前は、特典会でファンの人に『私が作詞したんだよ』って言ってました（笑）。そうすると、『すごいじゃん！』って言ってもらえるんです」。

――大嘘つきじゃないですか（笑）。

内藤「あはは。最近は3B juniorで歌詞を書いてるメンバーもいるから、信じてくれる人もいるんです。最後に『嘘ですよ〜』って言おうとするけど、だいたい言う前に『次、お願いしまーす』って移動になるから、嘘ついたままなことが多いんですよ（笑）」。

内山「本当にただの嘘つきじゃん（笑）」。

内藤「いや〜、言えるときは言ってたけどね。まぁ、もう違うことはバレたから（笑）」。

――“最the高”は、なぜそんなによく使ってたんですか？

内藤「理由とかは特にないんですけど……」。

高井「ロジャポ（ロッカジャポニカ）の中で、イマドキの言葉をいちばん知ってるのがるんぱんなんです。ただの“最高”よりも、“最the高”のほうがイマドキっぽいじゃないですか」。

内藤「なんか私がイマドキになりたい人みたいじゃん。やめてよ（笑）。普段、友だちと使ってる言葉を、そのままブログでも使ってた感じです」。

――意味としては“最高”も“最the高”も同じですもんね。単に今、“最the高”っていう言い方が流行っているだけで。

高井「嬉しいな。同じグループにそんな流行の最先端を走ってる人がいて（棒読み）」。

平瀬「るんぱんから教えてもらうまで、そんなことば知らなかった」。

内山「“最and高”とかも聞くよね」。

平瀬「え、じゃあ“最or高”はないの？」。

椎名「“最”か“高”のどっちかになっちゃうじゃん（笑）」。

内藤「いいね、“最or高”。流行らせようよ」。

――流行るかどうかはひとまず置いておきましょう（笑）。では、この曲の“最the高”なところはどこでしょう？

高井「“最高”って思う瞬間は一瞬だけど、一瞬で終わったその“最高”の時間を思い出してる時間も“最高”だし、それからまた次の新しい“最高”がやってきて、やがて全部が大きな“最高”の思い出になるっていう“最the高”な意味が込められてます」。

平瀬「なんかカッコいい！」。

椎名「まとまっちゃったね」。

高井「最初なのにまとめちゃってごめん」。

内山「っていう感じです!!」。

――そう言わずに、自分の好きなところでもいいので、他にもあれば教えてください（笑）。

内山「今回、初めてガチなラップに挑戦したんですよ。ラップの歌詞だけラッパーさんに作詞してもらったんです。ゴリゴリのラップをうっちーず（内山・内藤）の2人で歌ってるから、そこも“最the高”です」。

平瀬「最初のイントロから、いきなり私のフェイクが入るんです。ずっとそういうのをやってみたかったから嬉しい！」。

内山「たしかにあそこは“最the高”だね。めっちゃカッコいい」。

椎名「私は、全体的に昔風でおしゃれなところが“最the高”だなって思います。曲調もそうだし、MVもフィルムカメラっぽく撮ってたり……。こういう雰囲気の曲が好きです。ノリながら聴けるし落ち着いて聴くこともできるから、人それぞれの聴き方ができていいなって思います」。

――るったん（椎名）はどうやって聴きます？

椎名「歌詞をしっかり聴きたい派なので、私は落ち着いて聴きます」。

――るんぱんあたりは体を揺らしながら聴いてそうです。

内藤「ノリノリですね。手とかも入っちゃいます」。

ライブ中にメンバーと目が合うと
幸せな気持ちになります

――続いて、最近あった“最the高”な出来事や、自分が“最the高”だと思う瞬間を聞きたいです。

高井「週末のライブがすっごく楽しくて、そのあと平日の月曜っていう現実世界に引き戻されて学校の授業を受けてると、授業中にもライブを思い出しちゃうことがよくあるんですよ。その時間はたまらなく“最the高”です」。

平瀬「私もライブが終わってからのことなんですけど、ライブのあった日の夜寝るときに、『今日も楽しかったな〜』って思い返しながら寝ると、ライブの夢を見るんです。それが“最the高”！」。

内山「ライブの夢を見れるの!?」。

――見たい夢を見ることができるって、たしかにすごいですね。

平瀬「自分でもすごいなって思ったのは、5月のツアーファイナルの渋谷・CLUB QUATTROの次の日、学校の授業中にちょっとうたた寝をしちゃったんですけど、寝て起きてを10回くらい繰り返して、その10回とも全部QUATTROのライブの夢を見たんですよ。細かい内容までは覚えてないけど。しかも毎回違う夢。私の脳みそは、いったいどうなってるんだろうって思いました（笑）」。

椎名「登場人物は？」。

平瀬「メンバー全員が出てくるときもあれば、あみぽん（内山）だけのときもあったり、いろいろかな」。

内山「なんかお邪魔しちゃってすみません（笑）。私はライブ中にメンバーと目が合うときに“最the高”だなって思います。『教歌SHOCK!』の“教歌サークル”のときとか、ふとしたときでもライブ中に目が合うと幸せな気持ちになる。それで振りを間違えちゃうこともあります（笑）」。

内藤「ちぃ（高井）が、ライブ中に私と目が合って突然ウィンクしてくる曲があるんですよ。そのあと正面を向くんですけど、完全に気持ち悪い顔でニヤケてるから、終わったあとの特典会とかでファンの方に『なんでいつもあそこでニヤケてるの？』って言われます」。

内山「え、どこ？」。

高井「『Dreaming Road』の2番のサビの直前かな。もともと2人で顔を合わせる振りがあって、テンションが上がるとウィンクしちゃうんだよね。で、るんぱんも私も振りを間違える（笑）」。

内藤「テンパるテンパる。かわいい子に急にウィンクされたら戸惑うじゃないですか。それです」。

平瀬「1番は、私とるったんがそのパートだよね」。

椎名「うん。でも、私たちはまじまじと真剣な顔で見合ってる」。

――同じ振りでも1番と2番でそういう違いがあったりするんですね。
“内the藤”さんの“最the高”な瞬間は？

内藤「それいいですね。芸名にしようかな」。

内山「呼びづらいからやめて〜」。

平瀬「“内or藤”にしなよ」。

高井「“内”か“藤”のどっちか（笑）」。

内藤「やだ〜（笑）。ライブが終わって帰って、お風呂に入ってベッドに入って寝ようとするじゃないですか。でも、アドレナリンがずっと出てるから、ハイになって全然寝れないんですよ。そういうときに、ベッドに入りながらその日にあったことを思い出してひとりでへへって笑ったり、犬に話しかけたりしてる時間が“最the高”です」。

高井「内藤家のワンちゃんも大変だね……」。

――るったんはどうですか？

内山「え、ある（笑）？」。

椎名「失礼な（笑）」。

高井「いつも冷静だからわかんないよね」。

椎名「でもやっぱり、ゲームをしてるときかな。今は、音楽ゲームとスプラトゥーンと荒野行動をよくやります」。

――るったんらしいですね。では、“最the高”のように、みんなの苗字と名前の間に言葉を入れてミドルネームを考えましょう。“内山・○○○・あみ”みたいな感じです。

内山「元祖は“平瀬・パニエ・美里”だよね。なんかのときに言ってた気がする」。

椎名「言ってた言ってた（笑）」。

高井「やっぱり“平瀬・サニー・美里”じゃない？」。

内藤「それは初めて聞いたんだけど……」。

高井「初めて言った（笑）。ほら、ロジャポの太陽だから」。

平瀬「そういうことね。う〜ん、やっぱりパニエかな。いちばんしっぱりくるのは」。

内藤「“しっぱり”ってなに（笑）」。

平瀬「“しっかり”と“やっぱり”が一緒になっちゃった」。

内山「それがいちばんいいよ。“平瀬・シッパリ・美里”で！」。

――そんな感じでじゃんじゃん決めていきましょう！

高井「あみぽんはあれじゃん、スクエア。顔が丸いから」。

――スクエアは四角です（笑）。

内山「四角にしてくれてありがとう（笑）」。

高井「そっか。じゃあサークルだ」。

平瀬「あんまりしっぱり来ないね」。

内山「逆に、ちぃは何が合うかな」。

平瀬「“高井・スレンダー・千帆”」。

高井「スレンダーって何？」。

平瀬「細くてスタイルがいいってことだよ」。

高井「なるほど〜。スレンダーってなんかブラックサンダーみたい」。

内山・内藤・平瀬・椎名「……（しばし無言が続く）」。

内山「“高井・ブラックサンダー・千帆”で（笑）」。

高井「やだ、腹黒いみたいじゃん！　まぁでもおいしいから好きだけどね。ブラックサンダー」。

平瀬「じゃあホワイトサンダー（白いブラックサンダー）は？　たしかそういうお菓子もあったよね？」。

――あります、あります。

高井「黒でいいです。髪の毛黒いし」。

椎名「そこなんだ（笑）」。

高井「るったんがホワイトサンダーで“椎名・ホワイトサンダー・るか”！」。

内山「対にしたいんだ（笑）」。

椎名「北海道出身だからってこと？」。

高井「そうそう。あと、天使は白いから」。

椎名「そ、そっか。姉妹だもんね。うんうん」。

――すさまじい対応力です（笑）。

椎名「ってことはちぃと同じ感性を持ってないといけないから……頑張らないと」。

高井「るんぱんは何サンダーだろう？」。

内藤「サンダー縛りはもうやめて〜（笑）」。

平瀬「るんぱんはもう“内or藤”でよくない？」。

内藤「“内”か“藤”のどっちかね（笑）」。

――ラストはリーダー・あみぽん！

高井「カッコいいのがいいよね」。

内山「サークル以外でお願いします！」。

平瀬「サークル、まる、内山、まる……」。

高井「うちやまる？」。

椎名「五郎丸みたい〜（笑）」。

――イタリア人っぽく“ウチヤマ・ル・アミ”とかはどうでしょう？

平瀬「カッコいい！」。

内藤「内屋丸あみ（笑）」。

内山「それはそれで古風な感じでいいかも」。

――無事に全員決まりましたね！

内山「じゃあこれからはこれで活動していこうと思います！　活動に支障が出たらHUSTLE PRESSさんのせいにします（笑）！」。

ロッカジャポニカ

3B junior（スリービージュニア）総勢26名の中から飛び出したアイドルユニットで、内山あみ、内藤るな、椎名るか、高井千帆、平瀬美里の5人組。「ROCK A JAPONICA」という名前の通り、JAPONICA(日本固有の)をROCKする（揺り動かす、刺激する、感動させる）という意味が込められている。2016年1月27日にシングル「ワールドピース」でメジャーデビュー。2017年1月より“武者修行”という形で、3B juniorから一時的に離れロッカジャポニカ単独での活動に専念している。

【CHECK IT】
8月1日に4thシングル「最the高」をリリース。8月4日（土）、5日（日）にお台場・青海周辺エリアにて行われる「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」に出演。また、8月26日（日）に横浜アリーナにて行われる「@JAM EXPO 2018」に出演。ラジオ番組「目指せてっぺん！しゃべろっかジャポニカ！」（FM NACK5／日曜16：45～「カメレオンパーティー」内）に出演中。
詳しくはロッカジャポニカ公式サイトへ