ももっと、有安杏果②(ももいろクローバーZ)
PHOTO=堀内亮 STYLING=関志保美
HAIR&MAKE=伊達ともえ(Kind) INTERVIEW=小島和宏
今回のVol.0.5は1へと繋がる
〝橋〟だと思っています
有安杏果(ありやす・ももか)
生年月日:1995年3月15日(21歳)
出身地:埼玉県
血液型:A型
【CHECK IT】
スターダストプロモーション所属の女性グループ。有安杏果は緑色担当。2012年には念願の紅白歌合戦に出場。2014年3月には今はなき国立競技場でのライブを敢行。歴史を刻み続けるグループとして現在進行形で活動中。7月3日に横浜アリーナでのソロコンサート『ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.0』を大成功させた有安は、11月26日(土)に大分・ビーコンプラザにて追加公演を開催する。弊社よりももいろクローバーZカレンダー2017が11月30日(水)に発売。
購入は弊社のWEB SHOPから
詳しい情報はももいろクローバーZオフィシャルサイト
ももっと、トレーニングジム
――横浜アリーナでのソロコンサートの前に、体力作りのためにトレーニングジムに通いはじめた、と言っていましたけど、まだ続いているんですか?
「まだ通ってますよ。ソロコンのあと、ちょっと行けていなかったんだけど、また通いはじめてます」。
――やっぱり効果はあるんですか?
「あのね、今年の夏にみんながライブのあとにすごく疲れているときがあったの。そのとき『あれっ、私、全然疲れてない!』って。そう思ったときに、あぁ、これがジム通いの成果なのかもしれないなって。まぁ、わかんないけどね」。
――どんなトレーニングをやっているんですか?
「マシンで走ります。でも、それが辛いときってあるじゃないですか? そういうときって、いつも音楽を聴きながら走ってるから『よしっ、この曲が終わるまでは!』って、曲ごとに区切るとがんばれるの。あぁ、私って曲に助けられながら走ってるなって」。
――ちなみに自分のソロ曲を聴いたりはしないんですか?
「ソロコンの前にはセットリスト順に聴きながらやったりしますよ。こっそり体力面で予行練習をしてます(笑)」。
ももっと、オフの過ごし方
――最近は忙しいとは思うんですけど、もし、オフができたら、どうやって過ごしていますか?
「まず『明日はオフだ』と思ったら朝まで起きてますね。寝ないです。普段は『明日は何時に起きなくちゃいけないから、今日は何時に寝よう』とかあるじゃないですか? その『何時に起きなくちゃいけない』がないんですよ! だから、自分がやりたいことを気が済むまで、疲れ果てるまでやりますね。で、朝まで起きているから、だいたい昼過ぎまで寝てます」。
――まぁ、オフですからね。何時まで寝ててもOKですよ。
「でもね、昼過ぎに起きると『ヤバい、せっかくの休日が!』ってなって、慌てて家を出るんですよ。もったいないじゃないですか? だから、買い物に行ったりしますね。午後から」。
――普通は「明日は休みだから」って、計画を立てると思うんですよ。朝まで起きていないで。いつもはものすごく計画的じゃないですか。有安さんは。
「本当だよね。でも、オフのときは毎回、こんな感じ。たまに友達とご飯食べようよって約束するじゃないですか? そんなときでもランチの約束だけは絶対にできない。だって、その時間帯、確実に寝ているから(笑)」。
ももっと、曲作り
――ソロコンサートに向けて、また曲作りに励んでいましたね。
「はい。でも、私、天才じゃないから、すごく時間がかかるんですよ。本当はオフの日に作ればいいのに、なぜかオフの日はできない。そもそも家にいると、まったく出てこないんですよ。外に出ないとアイデアが降りてこない。道を歩きながら、とか」。
――家でできないと、たしかにオフにはできませんね。
「あと歌詞は何度も何度も直しますね。レコーディングの前日まで『本当にこれでいいのかな?』って悩んで、レコーディング当日に『すいません。訂正します』って(苦笑)」。
――でも、結果、いい作品が出来上がれば、それでいいじゃないですか。
「以前と比べたら、歌詞が降りてくるようになったかな。インストの曲とか聴いていると、勝手に歌詞をつけたくなるんですよ(笑)。本当に天才じゃないから、どんどん言葉が出てくるわけじゃないけど、自分の気持ちがどんどん出てくるんですよ」。
――創作意欲がさらに強くなってきたのかもしれないですね。別府での『ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.0.5』に向けて。
「そうですね。今回の新曲には、本当に想いをこめているから」。
ももっと、ソロコン
――11月26日に大分県・別府のビーコンプラザビーコンプラザでソロコンサート『ココロノセンリツ ~Feel a heartbeat~ Vol.0.5』が開催されます。横浜アリーナの追加公演ということになります。
「前回、横アリでやらせてもらって、いろんな人から『ものすごくよかったよ』って言っていただけたんですけど、本当にはじめての挑戦だったから、他に比べる基準になるものがなかったじゃないですか? でも、今回は横アリでのソロコンが基準になるわけで、それはちょっと怖いですね」。
――たしかにその評判をきいて、会場にやってくるお客さんもいるでしょうからね。
「私はいつか『ココロノセンリツ Vol.1』をやりたいんですよ。そして、Vol.2、3と続けていきたい。でも、今回の『Vol.0.5』をハズしてしまったら『Vol.1』につながらないじゃないですか?」。
――まぁ、ステップアップしたいところですよね。
「だから今回の『Vol.0.5』は『0』から『1』へと繋がる『橋』だと思っています。その『橋』をしっかりとかけたい」。
――今回は大分での開催となります。
「4月に熊本と大分で大きな地震があったから、やっぱりジッとはしていられないんですよ。私は歌でなにかを伝えるためにソロコンをはじめたわけだから、今回の『Vol.0.5』で初披露する新曲には、その思いが詰まっているので、ぜひ聴いてもらいたいし、しっかりとしたソロコンサートにしたいですね。もちろん、私1人ではなにもできないので、お客さんと一緒になって作っていきたいです」。