欅坂46 駆け上るまで待てない! 原田葵
PHOTO=長野博文 STYLING=米丸友子
HAIR&MAKE=伊藤吉範 INTERVIEW=西中賢治
欅坂46 駆け上るまで待てない!
今回のターゲット
原田葵
欅坂46の最年少……のようにも見えるような見えないような気もする、原田葵ちゃん(注:幼く見えますが最年少ではありません)。まさに“美少女”と呼ぶにふさわしい正統派の美貌と、小動物のような愛らしさをあわせ持つ、逸材感ありありな女の子である。“みんなのかわいい妹”から“国民的美少女”へと覚醒する日は、近い。
――ということで、今回も、過去に「私がキラキラしていた瞬間」をお聞きしたいと思います。
「え〜、キラキラした瞬間ですか? う〜ん、中学に入った頃ですかね。毎日わくわくしていて、勉強も部活もすごい楽しかったんです」。
――原田さんは、小学生のときから勉強を頑張っていましたもんね。好きな教科は?
「地理とか歴史とか、社会科系です。もともとは算数がすごく好きだったんですけど、中学に入ってから授業が数学に変わると、『解けた!』っていう開放感があんまり感じられなくなって、好きじゃなくなりました(笑)。でも、社会は覚えれば覚えるほど成績が伸びるじゃないですか。それが楽しくて、家でも社会科をよく勉強してました」。
――暗記ものが好きなんですね。ちなみに、覚えた中で一番難しい言葉は?
「『スリジャヤワルダナプラコッテ』。口にするだけで気持ちいい!」。
――あの、どっかの首都でしたっけ……?
「スリジャヤワルダナプラコッテは、スリランカの首都です。こういうのを覚えると、達成感があるんです。あと、歴史は『このときこの事件が起きたから、のちにこうなった』とか知るのが面白くて、授業を聞くのも大好きです」。
――さすが、『欅って、書けない?』の学力テストでも、1、2位と僅差の3位につけたインテリメンバーだけはあります。部活は何をやってたんですか?
「英語クラブです。英語の歌を覚えてミュージカルを上演する部活でした。もともと、バレエを4歳のころからやってたから、踊るのが好きで入りました」。
――どんな作品を発表してたんですか?
「『アニー』とか、『サウンド・オブ・ミュージック』とか、ディズニー系のミュージカルです。文化祭とか新歓のときに発表してました」。
――一番、印象的だった舞台は?
「中2のときに、初めて最上級生として作った作品です。部内発表だったんですけど、部員が一学年に20人くらいいるような部活だったから、けっこう部内でもめたんですよ。私は部長の子と仲が良かったから、よく相談を受けたりしてました。大変だったけど、そのぶん『やってよかったな』って思いました」。
――なるほど。では、今後、欅坂46のメンバーとしてどういう風に輝いていきたいですか?
「グループに欠かせない人になりたいっていうか……。『欅坂46』って聞いた時に、名前が思い浮かぶようなメンバーになりたいです。そのためには、ダンスも歌ももっとうまくなりたいし、いつかモデル活動もしたいなって思います」。
――いろいろがんばらなきゃいけないことがありますね。
「そうなんです。だから、今はとにかく目の前にあることを頑張ろうって思ってて。生放送とかがある日は、放送が終わったらすぐお母さんに『私、ちゃんと生きてた? 死んでなかった?』って聞いてるんです」。
――それはどういう意味ですか?
「お母さんは、昔からよく『気持ちがこもってないと顔に出る』って言ってるんです。今、できる最大限のことをしてれば、顔が“生きてる”んですけど、気持ちが入ってなければ“死んでる”っていう意味なんですよ。うちの弟もそういうことに鋭くて、『お姉ちゃん死んでたよ』とか言われたりもします。生意気ですよね(笑)。でも、家族がそうやっていつもはっきり言ってくれるから、私もちゃんと生きてるパフォーマンスをしようって心がけてます」。
原田葵(はらだ・あおい)
ニックネーム:あおい、あーちゃん
生年月日:2000年5月7日(16歳)
出身地:東京都
血液型:AB型
欅坂46(けやきざか ふぉーてぃーしっくす)
【CHECK IT】
乃木坂46につづく”坂道シリーズ”第二弾として結成されたグループ。2ndシングル「世界には愛しかない」が絶賛発売中。それにともなう握手会も開催。冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京)が毎週日曜日24:35~放送中。毎週土曜日24:20~「徳山大五郎を誰が殺したか?」(テレビ東京)が放送中。毎週月曜日25:29~「KEYABINGO!」(日本テレビ)が放送中。ニッポン放送にて初のラジオレギュラー番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」(毎週金曜日24:20~)がオンエアー中。
詳しい情報は欅坂46公式サイト
2ndシングル「世界には愛しかない」MVはこちら!