FRESH ACTRESS 井本彩花

FRESH ACTRESS 井本彩花

PHOTO=草刈雅之 INTERVIEW=斉藤貴志

 
 

「国民的美少女コンテスト」グランプリ
「ドクターX」で早くも女優デビュー

 
 

――京都在住なんですよね。

「はい。紅葉がきれいです」。

――中学生の彩花さんが友だちと遊びに行くのはどの辺ですか?

「四条河原町や嵐山に行くことが多いです」。

――東京に来る新幹線では何をしてます?

「寝てま~す(笑)。ごはんをちょっと食べると、自然に眠くなっちゃう感じです。それで東京に近づくと、自然に目が覚めます」。

――8月に「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲って、夏休み明けに登校したときは学校が大騒ぎになったのでは?

「すごかったです。廊下を歩いていたら、あちこちの教室から『おめでとう』『おめでとう』と聞こえてきました」。

――生活の中で変わったことはあります?

「私、よく『Popteen』とか『Seventeen』とか雑誌を読むんですけど、グランプリを獲る前は服のブランドくらいしか見てなかったのが、今はモデルさんのポージングや表情をよく見るようになりました」。


――そういう目で見ると「いいな」と思うモデルさんもできたり?

「『Popteen』だったらみちょぱ(池田美優)さん、『Seventeen』だったら広瀬すずさんが好きかなと思います」。

――彩花さんは成績が学年トップ3に入るほど優秀だそうですが、勉強は引き続き頑張っているんですか?

「学業はおろそかにできません。お仕事との両立は大変ですけど、テストはちゃんと勉強して受けます。本当は1週間前から勉強したかったんですけど、今回は時間がなくて、できるときにやるしかありませんでした」。

――10月に放送された「沸騰ワード10 食べまくる美女SP」では「マグロの赤身に取り憑かれた国民的美少女」としてクローズアップされました。番組内ではくら寿司でいきなりマグロを8皿頼んだりしていましたが、普段は他のネタも食べるんですよね?

「いや、ほぼマグロしか食べません。他のを食べてお腹いっぱいになるよりは、マグロだけのほうがいいです」。

――徹底してますね。量も結構いくんですか?

「お腹に入るときは入ります。『沸騰ワード10』を自分で観たときは『あんなに食べていたんだ、私!』とビックリしました(笑)。すごくお腹が膨れました」。

――そして「ドクターX ~外科医・大門未知子~」9話で女優デビューとなりますが、自分でも観ていたドラマでした?

「観てました。『大門先生、カッコイイな~』って(笑)。もし私が病気になったら、大門先生に治してもらいたいです」。

――他にも、ドラマはよく観ているんですか?

「ハマったのは観る感じです。『コード・ブルー(-ドクターヘリ緊急救命-)』や『5→9 ~私に恋したお坊さん~』はハマりました。結構いろいろなジャンルを観てます」。


――演技は学芸会とかでやったことはありました?

「小学6年生の学習発表会で『走れメロス』をやりました。主役のメロスだったんですけど本当にヘタクソで、台詞は棒読み(笑)。全然できなかったです」。

――その頃から、将来女優になりたいとは思っていたんですよね?

「小学4年生の頃からテレビの世界に興味があって、武井咲さんに憧れて『私もあんなきれいな女優さんになりたいな』と思ってました」。

――グランプリを獲ってからは事務所で演技レッスンを受けているそうですが、手応えはあります?

「台詞の棒読みはなくなってきたと思います(笑)。感情というものがわかってきた感じです。普段、怒ったり泣いたりしないので、最初は本当によくわからなくて『感情って何?』みたいな感じでした」。

――レッスンを受けていて、そういう感情がわかったんですか?

「私、一回レッスン中に泣いてしまったことがあって……。自分が思ったような演技ができなくて、悔しくて泣いたら、『ああ、これが泣くときの感情か』とパッとわかったんです」。

――どんなレッスンをやっていたときに?

「怒る演技のレッスンで、先生に向かって台詞を言うんですけど、先生がいろいろ言い返してくるんです。それに負けないように言い返さないといけないのに私はできなくて、先生に『続けなさい』と言われても演技を続けられなくて、悔しさから泣いてしまいました」。


――そこで悔しいという感情を知ったと。

「はい。胸の辺りが熱くなるのがわかりました」。

――じゃあ、そろそろドラマに出たい頃合いになっていたと?

「いや、ビックリしました。『もうドラマデビュー? 早い!』みたいな感じで……。聞いたときは本当に自分ができるのか、不安でいっぱいでした。いざやってみても、台詞の間の取り方とか難しかったです」。

――演じる九重遥はバレエでプリマを夢見る少女ということで、小1からバレエを習っている彩花さんと重なる面もあったのでは?

「本当に自分と似てるところがありました。バレエで脚が痛くなっても、お母さんには心配させたくないから、自分でどうにかしようと思ったり……」。

――実際に遥みたいにケガで入院したことも?

「そこまではないです。でも、練習しすぎて脚を痛めたことは何度もありました」。

――台詞の練習はお母さんに相手をしてもらっていたり?

「お母さんには絶対見られたくないので(笑)、1人でやってます」。

 
 

難しいシーンがあっても
役になり切るしかないなと

 
 

――特に難しかったシーンというと?

「最後に4行くらいの長めの台詞を言うんですけど、そこは噛まずに言えて良かったです。台詞はすぐ覚えられました。(取材日時点で)これから撮るシーンで家で練習してもうまくできないところは、もう『役になり切るしかない!』と思っています」。

――主演の米倉涼子さんは彩花さんについて、「堂々と台詞を言って、すごくしっかりしていて……」とコメントされています。

「堂々と……しているんですかね(笑)? 緊張はあまりしません」。

――おーっ。初めてのドラマの現場なのに?

「普通に平常心でいます。ずっとバレエをやってきたからかもしれません」。

――「国民的美少女コンテスト」のときも緊張はしませんでした?

「舞台に出る直前は緊張しましたけど、それまでは本当にいつも通りで、ごはんも普通に食べられました」。


――初ドラマでも戸惑うことはなく?

「演じるのは一回きりなのかとずーっと思っていたら、いきなり本番を撮るんじゃなくて、ドライ、テスト……ってやってから、本番も何回も撮るのは驚きました」。

――待ち時間も多いですよね?

「結構多いです。待っているときは1人で台本を読んで、台詞を確認したりしています」。

――役の気持ちのままでいるように?

「はい。あまりしゃべらないで『集中!』みたいな感じです。でも、米倉さんたちと話したりもしました」。

――大先輩と話すときも緊張はしませんか?

「しないです。お話しできて、すごくうれしいです。米倉さんもバレエをやってらっしゃったので、バレエの話とかをしました。現場に行くときは米倉さんたちと会えることも楽しみしています」。

――バレエのシーンはもう撮ったんですか?

「撮りました。いろいろな角度から撮って20回以上踊りましたけど、そこは本当に普段通りで、緊張は全然しませんでした。ぜひ観ていただきたいです」。

――そして、女優デビューの次は歌手デビューですか?

「しません! 歌手デビュー、いたしません(笑)!」。

――「国民的美少女コンテスト」のグランプリ特典には“歌手デビュー”もありましたが……。

「いたしません(笑)!」。

――歌唱審査で「負けないで」を歌ったときの映像が流れるのは、やめてほしい感じですか(笑)?

「いや、『もう仕方ないかな』と思いながら観ています(笑)」。

――歌を聴くのは好きなんですか?

「聴くのは本当に好きなんです。歌うのは苦手ですけど(笑)」。

――どんな音楽を聴いてます?

「SPICY CHOCOLATEさんとか絢香さんとか、いろいろ聴いてます。乃木坂46さん、欅坂46さんも好きです。曲では乃木坂46さんの『サヨナラの意味』が一番好きかもしれません。あとは『インフルエンサー』とか、欅坂46さんの『不協和音』とか……。乃木坂46さんはモデルをやってらっしゃる方も多くて、髪型やメイクも勉強になります」。


――他にハマりものとかはありますか?

「最近は『ポケ森』という『どうぶつの森』のスマホアプリをよくやっています。『どうぶつの森』はDSでやってたんですけど、ソフトをなくしちゃって……。スマホでできるようになったから『やった!』みたいな感じで、今すごくハマってます」。

――血液型はA型ということで。

「はい。でも、全然几帳面じゃないんですよ、私。部屋もきれいじゃなくて『片付けなさい!』とすごく言われますけど、そのままのほうがいいと思うんです。きれいになっちゃうと、かえって気持ち悪い感じがします(笑)」。

――何かが散らかっているんですか?

「机の上に本とかめっちゃ散らかっていて、勉強ができない状態なんです(笑)。だからリビングでやっていて、怒られます(笑)」。

――部屋に何かが飾ってあったりは?

「武井咲さんと2人で表紙になった雑誌を飾ってます。それは宝物ですね」。

――ぬいぐるみやキャラクターグッズは置いてないんですか?

「そういうのは集めてなくて、女の子らしい感じではないです(笑)」。

――クリスマスに盛り上がったりは?

「あまり盛り上がらないかもしれません(笑)」。

――お正月はどう過ごすんですか?

「熊本にいるおじいちゃん、おばあちゃんちに行ったら、朝早く7時くらいに起きて、梅こぶ茶を飲む習慣があります」。

――へーっ。初詣に行ったりも?

「行かないんです。私は行きたいんですけど……」。

――どんなことをお願いしたいんですか?

「武井咲さんみたいな女優さんになりたいので、『夢が実現しますように』とお願いしたいです」。


――差し当たって来年やってみたいことは?

「さわやか系の飲料水とかのCMに出たいです。頑張ります」。

――そういう夢を叶えるために、日々努力していることはあります?

「夜ごはんは腹八分目で止めてます。前は満腹になるまで食べていたんですけど、そこは抑えて、今はごはんはお茶碗に半分くらいです」。

――スマートでダイエットの必要はなさそうですが……。

「いやー、油断すると顔に出ちゃうので……」。

――夜中にお腹が鳴って、つい冷蔵庫を開けちゃったりはしません?

「しないです。お腹が空いたら寝ちゃいます(笑)」。

 
 


 
 

井本彩花(いもと・あやか)

生年月日:2003年10月23日(14歳)
出身地:京都府
血液型:A型
 
【CHECK IT】
2017年8月に「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で応募総数80,150人の中からグランプリを獲得。10月に「沸騰ワード10 食べまくる美女SP」(日本テレビ系)に出演。12月7日(木)放送の「ドクターX ~外科医・大門未知子~」9話(テレビ朝日系/21時~)に出演して女優デビューする。
詳しい情報は公式HP
 
 

「ドクターX ~外科医・大門未知子~」

詳しい情報は公式HP
 

 

直筆サイン入り自撮りチェキ応募はコチラ⇒