≠ME(ノットイコールミー)連載 私服でポン! 11人目 永田詩央里
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志
木の葉も色づき、≠MEメンバーの秋の私服グラビア連載は残り2人に。11人目となるのは高1の永田詩央里。原色好きで、今回の青いスウェットは原宿を2時間回って見つけたもの。そして、人生初というツインテールを披露してくれました。
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水鉄砲やしゃぼん玉の玩具を買いがちで
駄菓子を食べたいモードにもなります(笑)
――ツインテールは初めてだそうですね。
「そうです。(谷崎)早耶ちゃんにちょっと前から『ツインテールにしてほしい』と言われていたんですけど、自分の中ではピンとこなくて。でも、今日やってみたら、すごく楽しかったです」。
――我ながら似合うと?
「似合うというか、いつもポニーテールで後ろに髪1本だったのが、横に2本あるのが面白いなと思いました(笑)」。
――詩央里さんもツインテールアタックができそう(笑)?
「私には魔法は使えないかもしれません(笑)」。
――ツイッターに「青い水鉄砲をゲットした」と写真付きで上がっていましたが、何に使うんですか?
「駄菓子屋さんに行ったとき、端っこに置いてあるのを見つけて、『いいなー』と思って買っちゃいました。とりあえず使わないんですけど(笑)、水鉄砲やしゃぼん玉が出るおもちゃを溜めがちです」。
――駄菓子屋によく行くんですか?
「はい。ちっちゃい缶ジュースに駄菓子をいっぱい買って、公園で食べるのが好きで、よく行ってます」。
――チョコやポテチより駄菓子?
「そっちも好きですけど、『駄菓子を食べた~い!』みたいなモードがたまに来るので、そういうときに買ってます」。
――特に好きな駄菓子は何ですか?
「口の中でシュワシュワするラムネみたいなのが好きです」。
――あと、「とても観たかった映画が観る直前に上映終了」とのツイートもありました。何の映画だったんですか?
「忌野清志郎さんの『ロックン・ロール・ショー』です。映画というか、ライブ映像を映画館で流す感じでした。DVDも出てますけど、その頃ちょうど忌野清志郎さんを聴き始めたので、上映されてると聞いて『うおーっ!!』となって(笑)。終了間際で、確認して行ったつもりでしたけど、その日に終わってました」。
――前回も「ロックのルーツから聴いている」との話でしたが、日本のロック史のキング、清志郎さんにも行きましたか。RCサクセションから入ったんですか?
「弟が『これ聴いて』みたいなのをいっぱい送ってきて、最初に聴いたのはタイマーズのアルバムだったと思います」。
――また濃いところから(笑)。
「清志郎さんの名前で動画を調べて、出てきたライブ映像も観ました。まだそんなに詳しいわけではない中でも、スタンスというか、生き方というか、何て言えばいいかわかりませんけど、カッコイイなーと感じました」。
――夏前の取材では、高校生になった途端に休校でJKの実感がないとのことでしたが、今はどうですか?
「制服を着て学校に通って、初めて『私は高校生だ』と思ったくらいですね。クラスの皆さんが結構ハッチャケているとういか、明るいキラキラ系の方がたくさんいて、まだ馴染めていません。もっと頑張ろうと思います」。
――詩央里さんこそキラキラしているのでは?
「いえ。人見知りなので、全然話し掛けられないんですよね」。
――7月の無観客ライブでは、ユニットコーナーで「ぐるぐるカーテン」を本田珠由記さんと2人で歌いました。もともと好きな曲だったんですか?
「『ぐるぐるカーテン』はよくMVやメンバーさんが踊っている動画を観て、かわいいなーと思ってました。それを私が、しかも2人で歌うということで、本当にビックリしました」。
――あの曲を2人で……というのは、観ていても驚きでした。本田さんとはいろいろ話したんですか?
「そうですね。セットリストではその後がすごくかわいい『彼女になれますか?』や『君の名は希望』なので、私たちはちゃんとインパクトを残せるか、皆さんの記憶に残るかすごく不安で、みるちゃん(本田)と『ここはどうする?』とか、何回も合わせました」。
――リハーサルからいい感じでした?
「それが、間奏中に2人で台詞をしゃべるところとか、全然うまくいかなくて。あと、練習から緊張しすぎて振りが飛んじゃったり、歌詞があやふやになっちゃったり、散々だったんです。でも、本番では2人とも楽しめて、あっという間でした」。
友だちを誘い慣れなくて1人行動が多くて
秋は静かな公園でゆっくり過ごしたいです
――今回は秋をテーマに語ってもらってますが、パッと浮かぶものはありますか?
「“衣替え”ですかね? みんなの制服がガラッと変わるイメージが大きいです。中学のとき、『あの子、長袖のジャケットが似合ってかわいいな』とか、密かに思っていたので(笑)」。
――スポーツの秋という感じは?
「スポーツには本当に縁がないです。中学では秋にクラスマッチというのがあったんですけど……そう言えば、私、運動委員でした(笑)」。
――スポーツが好きで運動委員になったわけではなく?
「楽そうだと思って入った気がします(笑)。中2だったので、言われたことを全部『ハイ!』ってやる感じでしたけど、クラスマッチの準備をするのは楽しかったです。審判とかもやりました」。
――試合には出たんですか?
「バレーボールに出て頑張りました。頑張れば人並みにはできるくらいでしたけど、バスケットは何度やってもできなくて、テニスはもう少しうまくできて……。ボールが大きくなるほど、扱えなくなっちゃうのかもしれません(笑)」。
――なるほど(笑)。ドッジボールはやりました?
「小学生の頃にドッジボール大会があって、投げるのは本当にヘタクソでしたけど、逃げるのはすっごい得意で、最後まで残ってました。私が残っていると、『あいつがまだいるぞ。当てろ当てろ!』みたいな感じでした」。
――集中的に狙われると怖くないですか?
「怖かったんですけど、逃げるのが楽しくて(笑)。鬼ごっこも追い掛けるのは苦手で、逃げ足は速かった気がします」。
――走るのは得意だったと?
「遅いんですけど、カーブとかでいい感じに速く行ったりしてました(笑)」。
――読書の秋に関しては、前回の取材で「本が積ん読状態」とのことでしたが、その後は?
「積ん読のままです(笑)。でも最近、植草甚一さんという方のエッセイを読んでいます」。
――これまた70年代に人気だった評論家ですが、どう知ったんですか?
「ドレスコーズの志磨(遼平)さんがラジオかブログで紹介していて、私も読みたいと思って、本屋さんで見つけました。まだ最初のほうしか読めてませんけど、すごく興味深いです。海外の文化について書かれていて、『ああ、そうなんだ!』みたいな発見があります」。
――秋にお出掛けするなら、行きたいところはありますか?
「紅葉がきれいなので、公園とか落ち着いたところに行って、1人でゆっくり過ごしたいです」。
――最初に駄菓子の話もありましたが、「1人でゆっくり」が好きなんですか?
「1人行動が多いかもしれません。友だちを自分から誘うのに慣れてなくて、1人で行くことになるときもあるし、最初から1人でまったりしたいときもあります」。
――そういうのも気ままでいいですよね。
「いつも季節の変わり目に『有意義な時間を過ごそう』と思うんですけど、よく時間を無駄にしていて。今年の秋こそ、やりたいことをやったり、行きたいところに行って、思い出を残したいです」。
――どんなことをやりたいと?
「景色を見ながらたくさんお散歩をしたり、好きな町を歩いてみたいです」。
――東京で好きな街はできました?
「見つかりました。大きな本屋さんの1階に雑貨屋さんがあって、そこで売っているものは他のお店では全然見ません。店内を回っていると楽しいです」。
――何か買ったんですか?
「便箋の中に封筒が入っていて、その封筒を開くと、短編の読み物が書いてあるんです。贈り物用みたいでしたけど、自分で買って読みました。“昨日からの手紙”みたいなテーマの物語で楽しかったです」。
――それにしても、詩央里さんの好みは全般的に、JKらしからぬ感じですね(笑)。
「でも、たまに原宿とかに行って服を見たりもします(笑)」。
永田詩央里(ながた・しおり)
生年月日:2004年4月2日(16歳)
出身地:広島県
血液型:A型
永田詩央里 個人Twitter
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2019年2月に、=LOVEに続く指原莉乃プロデュースのアイドルグループ第2弾として結成された≠MEのメンバー。=LOVEの7thシングル「CAMEO」のカップリングに≠MEの新曲「君と僕の歌」を収録。10月24日(土)=LOVE ≠MEスペシャルコンサート 「24girls 2020」を開催!
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